Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

しのぶれど…(シノビイロウミウシ属の一種)

2018-08-13 19:40:54 | ウミウシ

不安定な空模様で、局地的な雨に何度も出会った本日のやんばるです。

台風14号は、予想通りあっさりとした感じで去って行きました。

水温が少々下がりましたが、その他のコンディションはもう普通な感じになってます。

台風15号・16号と立て続けに発生していますが、これらからの直接的な影響はなさそう。

でも明日の予想天気図には、沖縄島の近海に新たな熱帯低気圧が現れてます。台風になるかなぁ…。

どちらにしても東シナ海を北上していきそうです。

風は東~南東。晴れときどき強雨。

■■

少し前、忍者の年収が話題になってました。何でも945万円なのだとかで、かなりの高所得ですね。

しかしこの情報の発信元は忍者の里伊賀市とかではなく、それどころか日本ですらなかったのだそう。

発信元は海の向こうのアメリカのラジオ番組なのだとか。その番組の中で、日本の忍者の年収は約23,000ドル~85,000ドルと紹介されたのだそう。日本円にすると約256万円~945万円です。

この話がいつの間にか『伊賀市の市長が年収945万円なのに忍者が不足していると発言した』となって、インターネットで上で話題になったよう。

どこでどうなって伊賀市が出てきたのでしょうね…。実際に伊賀市に問い合わせの電話がかかってきたのだとか。

まあ、年収945万円なら魅力的な職業だと思えますもんね。

忍者は『忍び』とも呼ばれます。忍ぶ者という意味ですよね。

『忍ぶ』は『つらいことをがまんする。じっとこらえる。耐える』を意味する言葉。あるいは『自分の存在や行動を人に気づかれないようにする。外から見えないようにして身を置く。隠れる』の意味も。

忍者の『忍ぶ』は、きっと後者の意味からのでしょうね。

同じ意味の『忍ぶ』でも、百人一首にはこんな歌が…

「しのぶれど 色に出にけり わが恋は ものや思うと 人の問うまで」

こちらは、忍ぼうとしているのに忍びきれないという和歌です。

■■

さて…

〈イロウミウシ科シノビイロウミウシ属の一種 Thorunna sp. 18年7月6日 沖縄島新里〉

シノビイロ…から、前述の和歌が浮かんだりしたわけです…。

 


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