Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

その目が閉じられることはない(フタスジハゼ)

2016-11-01 18:28:15 | ハゼ科

今日から11月ですね。

それに合わせるように北風が強まり、一気に秋が深まった感じのやんばるです。

本日11月1日は、ワンワンワンで犬の日なのだということは知ってましたが、紅茶の日でもあるのだそう。

その昔、大黒屋光太夫がロシアの女帝から紅茶を贈られた日なのだとか。

移動中のラジオがいってました。

あるいは今日は、寿司の日でもあるそう。これは朝のテレビがいってました。

さらには、今日は年賀状について考える日でもあるのだそう。

これはカメラ量販店のダイレクトメールで知りました。

そうか、年賀所のことを考えないとなぁ…。

風は北~北西。くもり。

〈ハゼ科ハゼ亜科オキナワハゼ属フタスジハゼ Callogobius sclateri 16年9月21日 沖縄島安和〉

木魚とは、仏具であり楽器の一種でもあります。

お経を読むときに鳴らし、リズムを整えます。そしてもう一つ、眠気を覚ますという役割もありますね。

さて、なぜ木魚が魚を模しているのかというと、眠るときも目を閉じない魚は、かつて眠らないのだと信じられていたからなのだそう。

魚は眠らないのでしょうか?

魚類の睡眠は、原始睡眠なのだとか。

原始睡眠は、覚醒時と睡眠時の脳波に明確な違いが見られないのだそう。

だから眠るというよりは、体を休めるという感じなのだそう。

さらにはマグロのように原始睡眠中も泳ぎ続けるものもいますから、睡眠と呼ぶのは微妙な感じもしたり…。

何にしても、フグ類等の一部の例外を除いて魚には瞼がありませんので、眠りを表す最もオーソドックスな動作である『目を閉じる』ということがないわけです。

彼らは目を閉じません。

生まれてから、死ぬまで、そしてそれ以後も……。

〈同種 同一個体 同日 同ポイント〉

で、画像をよくよくご覧あれ。

何か違和感を感じますか?

実は二枚の画像は共に、生体写真ではないのです。

南無…。

 

 

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