Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

石花色は…(フトユビシャコ属の1種)

2016-11-04 19:00:13 | エビ・カニ類

日差しは十分にパワフルでしたけど、ヒンヤリした風も十分に強かった…って感じの本日のやんばるです。

まあそれでも夏日なんですけどね…。

明日は風が弱まりそうなので、ポカポカな天気になるのではないでしょうか。

風は北西。晴れ。

〈フトユビシャコ科フトユビシャコ属の1種 Gonodactylus sp. 16年9月21日 沖縄島安和〉

シャコの和名は、シャクナゲが由来なのだそう。

ツツジ科ツツジ属のあのシャクナゲのことです。

まあ、シャコ科シャコ属シャコの話ですが。

茹でると紫褐色になるところからだとか。

つまりそれがシャクナゲの花の色のようだということ。

実際に江戸時代には、シャクナギ(シャクナゲ)と呼ばれていたのだそう。

シャクナゲは、石楠花・石南花、あるいは石花と書くそうで、その石花(シャクカ)がシャコに変じたのだとか。

そういえば…

シャクナゲといえば、『夏の思い出』

夏が来~れば思い出す~♪ で始まる歌のことですよ。

『しゃくなげ色にたそがれる はるかな尾瀬 遠い空』

という歌詞がありますよね。

シャクナゲの色は、夏の夕暮れ空の色でもあるのですね。

そう思うと、ちょっとセンチメンタルな気分も感じたりするかも…?

シャコを見たとき、どちらを思い出します?

寿司ネタのシャクナギ色?

それとも、夏の黄昏の空の色?

〈同種 同一個体 同日 同ポイント〉

 

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