Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

文月(キホシスズメダイ)

2016-07-01 19:11:11 | スズメダイ科

7月になっても相変わらずというか、7月だから当然というか…、灼熱~な感じになってますやんばるです。

台風がひとつも発生しないうちに7月になってしまったなぁ…。

さて、昨日沖縄地方の1ヶ月予報が発表されました。

それによると、高温・多雨・日照少なめな1ヶ月になるのだそう。

具体的には、1~7日はカンカン照り。8~14日は雨交じり。15~月末はまたカンカン照りになるのだとか。

で、8~14のタイミングに台風の発生が合えば、沖縄地方に接近するかも…だそう。

これは太平洋高気圧の張り出しの関係で。

windytyでその辺りを探ってみると、5~6日頃に南の海上で台風が発生して、7~8日頃に先島地方から台湾へ、そこから北上して朝鮮半島へ、という予想になってたりしてました。

まあ、現時点では熱帯低気圧も発生していませんが…。

風は南東~南。晴天。

〈スズメダイ科スズメダイ亜科キホシスズメダイ Chromis flavomaculata 16年5月11日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

学名種小名は『黄色い斑点のある』の意。

和名のきほし(黄星)も同じ由来なのでしょう。

その斑点は、鱗1枚1枚にあるのだそう。

『キホシスズメダイ ウロコ』で検索すると、黄色い点が鱗の1枚1枚にあるけれど、標本にしないとわからない。

という文章があちらにもこちらにも散乱しているのですが……。

これって、黄色斑点が細かすぎるから、標本にしてじっくり見ないとわからないということなのでしょうか。

それとも生きている内は黄色斑点は目立たず、標本に固定するとはっきりと現れるということなのでしょうか。

どちらにしても生きているときには見えない星を、見えない黄色の星を纏っているということですね。

星といえば……

高原の空の正午の太陽は、かなり黄色っぽいのだとか。

けれど天空の青色が色みに影響していて、実際には白(白昼色)に感じられるのだそう。

こちらも見えない黄色…とか思ってみたり。

 

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