気温はまあ数字的にはそんなに高くはなかったのですが、日差しが心地良くて体感は暖かく感じた本日のやんばるです。
明日は二十四節気の大寒ですが、明日から比較的暖かな日が週末にかけて続きそうです。
ただ雨模様になるようなので、体感的には微妙な感じになりそう。
金曜・土曜の降水確率が100パーセントだったりしますし…。
風は北東。概ね晴れ。
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少し古いですが、20年ほど前のある調査によると、日本の成人女性の約8割が毎日、あるいはほぼ毎日口紅をさしているのだとか。
10年ほど前の調査でも、口紅はポイントメイクでトップだったのだそう。
今はどうなのでしょうか。おうち時間が多そうな最近では、メイクそのものを毎日しなくなったという方が少し増えているかもしれませんね…。
口紅は『紅』という字が含まれるくらいですから、そもそも赤いもの。口紅のことを『ルージュ』とも言いますが、これはフランス語で『赤』を意味する言葉です。
一説によると、約7万年前に悪魔などが口や耳などの穴から進入してこないように、赤色の物を塗るという習慣があり、それが口紅の始まりだと言われているのだとか。
でもそれだと、耳紅とかがメイクとして残っていてもよさそうに思えたりしますけど…。
チンパンジーのメスは発情期にお尻が赤みを増し、大きく膨らんでいくのだそう。つまり妊娠のしやすさをそういうサインにしてオスに伝えていて、オスの方もそのお尻を見て興奮するのだそうです。
人間の女性はチンパンジーのメスと違って、妊娠しやすい時期であることをアピールしたりはしませんね。しかし人間の女性にも妊娠しやすい時期というのは定期的にあり、そのときには女性ホルモンのエストロゲンのレベルが上昇するのだとか。それによって皮膚の下の血流が増すことにより、やわらかく皮膚の色がよくわかる部分が、赤みを帯び膨らむのだそう。例えば唇だとか。そういうわけで、人間の女性が赤い口紅をつけるのは、排卵期にあるという状態をまねている、すなわち性成熟しているというメッセージの意味がある。とまあこれは生物学的な学説の一つ。
男性の方はどうかというと、ある大学の実験によると、魅力的な女子学生のモノクロ写真を撮り、写真の周りを赤・白・グレー・緑で囲う加工を施していろいろな組み合わせで男子学生に見せたところ、どの組み合わせでも赤の方が魅力的だと評価したのだとか。
赤い口紅には人間の男性も魅了されるようです。でも赤が魔除けならば、容易にチューは出来ないようにも思えますが…。
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さて…
〈ハゼ科ハゼ亜科ベニハゼ属ベニハゼ Trimma caesiura 20年11月27日 沖縄島安和〉
画像は幼魚。
実は小さすぎて、出会ったときには生物だという以外よく解りませんでした。
150ミリレンズで最短まで寄って初めて、『ああ、ハゼか』と思いながら撮影しました…。
学名種小名は『青緑色の尾』の意。
この子は幼すぎて、尾部はまだ透明ですね…。