Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

色鯉(テヌウニシキウミウシ)

2020-05-05 19:00:11 | ウミウシ

気持ちのいい陽光、南からの湿った風、気温もぐんぐん上昇して夏日になった本日のやんばるです。

前線を伴う低気圧が接近中のようで、真夜中過ぎには強雨になり明日の午前中まで引きずりそうですが、週末にかけてそれ以外に雨アイコンは見当たりません。

そして夏日が続きそうな予報です。

風は南。晴れ。

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『紅白』、『大正三色』、『昭和三色』は御三家と言われ、その他にも『浅黄』、『秋翠』、『べっ甲』、『写り物』、『五色』、『黄金』、『孔雀』等々があるのだとか。

これ、錦鯉の品種です。錦鯉とは観賞用に改良したコイの総称ですね。色鮮やかな体色を錦にたとえています。様々な色糸を用いて織り出された絹織物のように美しいということなのでしょう。

『生きた宝石』、『泳ぐ芸術品』とも呼ばれたりするのだとか。

普通の黒色の鯉を真鯉、それ以外の鯉を色鯉と呼び、その中で赤い鯉を緋鯉、そして色彩や斑点などの体色を改良されたものが錦鯉で、約130種類の品種があるのだそう。

19世紀に新潟県から始まったとされる錦鯉は、1914年の東京博覧会でその関心が日本中に爆発的に広まったのだとか。その後輸送技術が進歩すると海外にも輸出されるようになったのだそう。香港や欧州に多く輸出されているのだそうです。

1匹2億円以上で取引されることもあるのだそうですよ…。

僕が幼少の頃、実家の庭の池にも錦鯉がいたけど、あれはいくらくらいだったのかなぁ…。

今日はこどもの日。いろんな場所で真鯉や緋鯉が泳いでいるのでしょうか。

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さて…

〈イロウミウシ科ニシキウミウシ属テヌウニシキウミウシ Ceratosoma tenue 20年3月6日 沖縄島安和〉

学名種小名は『薄い・細い』の意。

細長い本種の体型からでしょうか。

錦鯉みたいに本種の体色も変異に富み、様々な体色や模様の個体がいます。

画像の個体は錦鯉なら『黄金』という感じでしょうか。

 

 

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