湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

公益と私益

2016-04-30 18:45:43 | Weblog
熊本の震災で驚いたのが
新幹線と高速道路の復旧の早さです

もう、復旧してるんですから!

日本の建設業者は批判されることも多々あります
しかし、自然災害の多い日本にあっては
彼らが必要不可欠の存在であることも事実です
しかも、地域密着の存在でなければなりません

ここに、産業の持つ社会的存在としての意味があります

”社会に必要とされる産業とは何か?”

いろいろ考えさせられわけです

産業は、ほとんどのケースで、民間企業が支えています
ところで、民間企業の存続の条件は、当然ながら、利益を生むことです
つまり、金儲けができなければ民間企業は存続できません
しかし、その私的な金儲けの道具が
社会にとっては、必要不可欠でもあるのです

こうした事実から明らかになることは

”公益と私益は、矛盾するものではない”

という真理です

私企業の営利追求を悪いことのように言う人がいます
そこで、よく考えて欲しいことは
そもそも

”公益に反した営利追求があり得るであろうか?”

ということです

一見私利私欲の追求にしか見えない営利企業の行為も
よく見れば、公益に適っているわけです
多くの産業が、直接間接の違いはあっても、詰まるところ
人々の衣食住をまかない、医療や教育のために存在するのです

合法的に、公明正大に商売をしている限り
わざわざ社会的意義や公益を意識しなくとも
自由市場のもとで、人々から選ばれる商品やサービスを提供しているかぎり
企業は、立派に、社会貢献をしているのです







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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-04-30 20:36:10
人々から選んで頂ける商品やサービス提供していきましょう。
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Unknown (ゴン)
2016-05-02 06:26:00
同感です。
会社がなくなれば、そこに携わる多くの人とその家族に多大な影響を与えてしまいます。
返信する

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