湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

妻が退院、藤沢市民病院の問題

2013-07-23 15:05:30 | Weblog
今日、妻が退院しました

藤沢市民病院の対応は、以前よりも良くなっていました
救急も、入院も、窓口の対応も・・・

しかしながら、変なところも、残っています

まず、病院に着いた直後のことです
何も食べられず、トイレ以外は立つこともない妻を病院に運ぶにあたり
あえて救急車は呼ばず、自家用車で運ぶのですから
私は、その旨を事前に病院に連絡しました

にもかかわらず
病院は妻を待合室の椅子に座らせたまま、いつまでも待たせました
私が、この点を抗議すると
受付の若い男性は、にやにや笑いながら

「ベッドが一杯ですから」

・・・などと、人を小馬鹿にしたような対応です

私は、妻の状況を事前に説明したうえで来院したことを強調しました
すると、やっとのこと、職員が現れ、妻が書き込んだ調査票を受け取ると
すぐ、妻を病室に入れてくれました

ここでも嫌な思いをしました
まだ学生のような若い女医が妻の妊娠の可能性を聞くのです

はっきり否定しているにもかかわらず、何度もしつこく聞くのです
若いカップルならいざしらず、5人の子供を産み育てた中年夫婦に対し
あまりにも無礼で無神経な態度です

レントゲン撮影が胎児に与える影響を心配していることは承知している
妊娠初期には、当事者に自覚が無いことも・・・
それらを全て承知の上で、私は妻の妊娠の可能性を否定しているのだと
私はこの女医に説明しなければなりませんでした

この若い女医は、他の点でも
患者に対する思いやりや謙虚さがまるで感じられませんでした

幸い
妻の入院生活は、同室の人も良い人で、気分の良いものだったようです
私も気持ち良く妻を退院させるつもりでした、ところが・・・

時間の指定されている退院の窓口に、時間通りに行くと
まだ請求書が出来ていないから15分待てと言います
15分後に請求書をもらうと
それを持って別の場所にある会計の窓口で支払いを済ませます
その次に、会計の窓口でもらう領収書を再び退院の窓口に持って行きます
そこで今度は、退院許可証をもらいます
その退院許可証を病棟のナースステーションに提出して
はじめて、具体的な退院の段取りとなります

病室の妻は、着替えも荷作りも終わらせて待っていました
私達はすぐにナースステーションに向かいました
ところが、すぐに手続きをしてくれず
なんど聞いても

「ちょっと、待って下さい」

と言うばかりです
そして、待合室でテレビを見ていろといいます
テレビを見ていても、なかなか看護婦は来ません・・・

強く抗議すると、看護婦は、やっと来て
妻の腕に巻いてあるテープをハサミで切り、預かっていた診察券を妻に渡しました
作業は、たったそれだけです、ほんの数秒で済むことでした

こんな作業のために、全粥しか食べられぬ患者を、廊下で待たせる理由はあるのでしょうか?
仕事を休んだり、脱け出して来ている患者の私の立場など、まったく無視しています
時間まで指定していながら、自分達の都合しか考えない病院関係者です
彼らの尊大や傲慢は一朝一夕には治らぬもののようです

残念なのは、少数の人が印象を悪くしていることです
多くの医師や看護婦、その他スタッフは、真面目で優しい人達だということです
藤沢市民病院の大多数のスタッフは、そのような人々です
病院全体の印象も、以前より良くなっています

少数の人々の無自覚な行動が、患者や家族にとっては悪い印象となってしまいます
藤沢市民病院の改革は、もっともっと進めなければいけません
もし、病院関係者が、このブログをお読みでしたら
私の、その気持ちを御理解いただきたと思います













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2 コメント

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google検索で辿り着きました (本日入院する知人がいます)
2018-02-23 11:46:04
本日から、知人が藤沢市民病院に入院するので「藤沢市民病院 入院」でgoogle検索をしたら、このブログに辿り着きました。

ブログを書くのも良いですが、googleレビューなどに投稿する方がより効果があると思います。
↑のレビューでもある通り、人によってかなりの対応の差があるようですね。
残念ながら、一定水準位以上になるには、まだ時間が掛かるでしょう。
返信する
いつも改善を願っています (藤沢市民)
2018-03-23 00:10:17
ふと、藤沢市民病院との訴訟について、調べものをしている際に拝読いたしました。
家族を亡くした医療過誤、差額ベッド代の不正請求に関して係争となり、早や20年近く。私の半生になるのだな、と思うこの頃ですが、当時よりは多少の改善が見られるものの、未だに差額ベッドの不正請求があるのではないか、と疑わしいことがありました。
大半の方は真摯に医療と向き合っている一方で、一部の人間が患者との関係を悪化させている現状を嘆かわしく思います。
返信する

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