湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

停滞するスポーツジャーナリズム

2015-08-21 12:20:39 | Weblog
昨日の高校野球決勝の興奮が、まだ残っています
久しぶりに高校野球を堪能しました
プロ野球に無い魅力が、そこにあります

ここで言う”高校野球”とは”甲子園大会”のことです
我が国の伝統の大会であり、スポーツイベントです

今回、新聞記事や放送で
違和感を感じたことが一つありました
試合を終えた選手や監督から
相手チームへのコメントが聞かれなかったことです

これは当人達の問題であるよりも
スポーツジャーナリズムの問題であるように思われます
記者達は、そうした質問をしないのです
どうして、そうなったのでしょう?

スポーツというものは、相手があることですから
相手のことを当事者に聞くというのは
スポーツジャーナリズムの基本です

さらに言えば
敗者が勝者を称えるのは
そして、勝者も敗者を称えるのが
スポーツマンシップの常識です

そして、今回、つくづく思ったのは
50年間全く進歩しない野球解説です
いつの時代も変わらない、解説者のつまらなさです
野球解説を面白くする方法を真剣に考えている人はいません
スポーツ放送は独占ですから、競争原理が働かないためでしょう

スポーツジャーナリズムは進歩せず
一部で退化し、多くの部分で停滞しています
もっもっと、スポーツを面白く見せる工夫はできるはずです

決められたルールの中で、少しでも進歩しようと
努力を重ねるスポーツマン達の姿を、よりリアルに伝え
感動を呼び起こすスポーツジャーナリズムの誕生を期待します




コメント
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