LIVE出演者以外の固有名詞は使わないつもりだったのに抗い難く出してしまったのが英国のロックバンド、ピンクフロイドの名前だった。他界者が居る為最早再始動も望めぬ20世紀人類文化を代表するこの男4人組と光を比較したくなったのは、その圧倒的な包容力、赦しの力に通ずるものをみたからだ。死すら万物の風景として許容する深い懐。ヲタクの集まりに過ぎない彼らから何故か立ち昇った幻想の母性は、幻想であるが故に生身の女性にない神秘性を醸していたのだが、光の身体性感覚を鑑みれば彼女なら同様の神秘性を音楽に宿せるのではと期待してしまう私だった。
| Trackback ( 0 )
|