無意識日記
宇多田光 word:i_
 



HMV渋谷が8月に閉店するらしい」「ん~、まだタワーレコード宇多田店、もとい、タワレコ渋谷店が残っているとはいえ、いよいよという感じだね」「何しろ、日本有数の広さを持つCDショップが渋谷のど真ん中に居を構えてたんだ(よく通り抜けたなぁ)、近年のヒカル作品の扱いに関してはまぁ忠太サンに稿を譲るとして、例えば01年の時なんかDistance何万枚入荷したの!?という規模だったよ」「2010年の今って、その当時のタワレコ渋谷やHMV渋谷1店舗の売上数でオリコン1位が取れてしまうっていう時代なんだよね」「世の中が変わってしまったからとはいえ、やっぱり寂しいもんだね」

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そのまんま"今、ステージの上に立っている才能達を確率上確実に生み出す事の出来る規模"であるのが理想だな、と人波広がるライブ会場でいつも思う。テクニカルな定義付けになるが、その聴衆の数と方向性がライブという空間の性質を決めるのだ。いわば素朴集合論的定義だが、そのセンでいくとヒカルの聴衆規模は如何にも不釣り合いだ。天井知らずに動員数が増えてもよさそうなものを抑えつけているのは現実には単純にライブの評判なのだろうが、ポテンシャルとしては1度のツアーで100万人動員したって足りないだろう。余程の事がない限り、暫くそんな事は起こらないだろうけれど。

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