常に現役で新曲を作る歌手はツアーの度新曲の割合に頭を悩ませる。光の場合ボヘサマは曲不足、ヒカ5は卑近の新曲COLORSから1年という逸機の為、何れも"新譜を伴うツアー"の雰囲気はなかった。UU06は漸く新譜UB後の興行となったがコンセプトが"集大成"だった為選曲はベストヒットであった。ITF10は、その意味でボヘサマに最も近い位置づけになるが、DDをシングルカットするとなると俄かに新譜TiTO中心の雰囲気に移行する。このダイナミズムが齎す影響は大きい。今迄ライブといえば"スペシャルなもの"だった光が、曲作りと同じ"日常の感覚"で今後ツアーに取り組んでいく可能性が出てくるのである。
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