無意識日記
宇多田光 word:i_
 



大量収録したEPを出す』というDDのリリース手法は1stのEx04と同じだ。大きく違うのは勿論この後にツアーが控えている点で、コレはDJ帯同ライヴに向けたよき斥候、露払いとなるだろう。もしかしたらEx04EPも当初DDと同じ役割が目論まれていたのかもしれぬ。05年にもツアー計画があったのではという事だ。確かに、050223ショウケースのみの為にパーマネントなメンバーを揃えたのは如何にも不自然。当時何かの理由でツアーがキャンセルされEx04EPは宙に浮いた。その時のリヴェンジを誓って5年前と同じ形態でDDEPをリリースするのなら、コレに期す光の捲土重来の気概には並々ならぬものがある筈である。

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UtaDAはCBtMが24位、TiTOが4位と何とも評し難い順位となった。知名度からすると物足りず、種々状況慮ると健闘したな、といった具合。内容的には最初から図抜けている為ライバルは今迄の光自身となるが今回はメインストリーム路線という過去と一線を画した作風で比較自体を回避した感がある。遂に登場したSanctuaryは期待を大きく飛び越えて感動的だったがチャートへの貢献は微々たるものだったろう。ビルボもオリコンも権威が減衰していく中iTSチャートが代替となるかは懸案だが今の所その気配もない。リスナーの意識改革が水面下を潜行中な1年だったと好意的に解釈しておくか。

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