無意識日記
宇多田光 word:i_
 



正直i_は、メインストリーム路線のTiTOのプロモが中断された時「それなら云いたい事がある」となる筈だった。が、鮮烈なるSanctuaryの威光が総てを掻き消した。誰が好んで扁桃周囲炎などに罹るものかと思うが、イベントキャンセル報告と同曲の発売がほぼ同時だった事で、どうしても「ベストではないかもしれないが、光は概ね正しい道を進んでいる」と感じざるを得なかった。光本人にも"そんなつもり"はないだろう。でも、何故かそうなる。個々の意向なぞ露知らず、時の歩みはどこまでも光のrightnessのwitnessであり続ける。残りの15%(cf.071204)に寄り添える人が、必要だな。

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M1笑い飯の"鳥人"は即日伝説化する程超強力なネタだったが、具に見てみると中身は"チキン南蛮/トリシンイチ/テバシンイチ"と何て事ナイ駄洒落の連発だったりする。重要なのは世界観と文脈の構築と浸透であり、彼らの場合ソレは8年がかりだっから凄まじい威力となった。音楽の場合も同様で、何年もかけてLIVEでアーティストとファンが"共犯関係"を築く事で到達する境地もある訳だ。光が今どれ程リハーサルとトレーニングを積んでいようとコチラは何の準備も出来てない。斬新で衝撃的なパフォーマンスよりも慣れ親しんだ名曲をただ唄う方がウケがよいだろう。光がLIVEを何だと捉えてるかに依るけどもね。

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