無意識日記
宇多田光 word:i_
 



Passionの"中心"とは「あらゆる点(=個々の音楽)から等距離の場所」、即ち特に"球体の中心"の事だ。音楽的に抽象度が高く感じられるのは目指した場所の特別さ故。一方同じキンハ曲の光は"頂点"で、コレも"ソコから光が広がってゆく源泉"のイメージで特に"光円錐の頂点"の事。そして"心"といえばハトステだがコレは振り幅の中央だから"重心"が適当か。そして"初心"即ち"原点"はやはりぼくはくまだ。中心頂点重心原点何れも結局同じ点"宇多田光"を指す訳で、要はどの観点からみるかの差しかない。同じ点でも光の当て方次第でカラフル且つ多彩な音楽が生まれてくる訳である。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




05年12月14日、シングル「Passion」がリリースされた。後に"集大成"として敢行されるUU06のオープニングを務めた事からもわかる通り光本人にとっても重要な曲だが当時は散々な数字だった。後にその散々さは"最高傑作"ぼくはくまに塗り替えられてしまうが、"童謡だから"という言い訳も通用しない市場に真正面から突っ込んでの数字なだけに印象はより強い。然しソレはあクマで稀代のヒットメイカー基準に照らした場合の話であって、他のアーティストがこんな曲をココ迄売れさせる事は叶わなかっただろう。あらゆる運命の歯車がこの曲を"中心"にして回り続け、ソレは今でも変わらない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )