つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

赤い衝撃の真の主役

2024年09月28日 | 懐かしテレビ

大映テレビ製作で一世を風靡したドラマ『赤い』シリーズ
『赤い疑惑』『赤い運命』『赤い激流』等々の名作が作られ
最近、BSで何作か再放送されていました。

その中でも私が特に熱心に見ていたのが『赤い衝撃』です。
山口百恵さんと三浦友和さんの黄金コンビで送る一作ですが
実は、結構前に地方局の再放送で後半の山場の辺りを見て
見出したら非常に面白いと思っていた作品で
通して見たいなと思っていたので、先だっての再放送では楽しませていただきました。

『赤い衝撃』の大筋は
新田秀夫(三浦さん)のミスで下半身不随になった大山友子(百恵さん)
だが、敵同士とも言って良い関係だった筈の二人は惹かれ合ってしまい
様々な困難を乗り越え、結ばれると言う感じですが
この作品で一番存在感があってある種、陰の主役と言っても良いのが
中条静夫さん演じる友子の父(実父ではない)の大山豪助です。

豪助は、ワンマンで厳しい人物ではありますが
単に横柄なだけでなく
対立する人間でも認める所は認める筋が通った所もあるし
友子や草笛光子さん演じる妻の鈴代への愛情を見せたり
厳しい雰囲気を見せていても、中条さんの持ち前の雰囲気で
憎めないどころか、かなり魅力ある人物に描かれていたと思いますし
(本当は実の息子である)秀夫と何度か殴り合いをしたり
スーツ姿でプールに豪快にダイブする等
体を張っていた所も魅力だったと思います。


アニメで大災害を伝える

2024年09月21日 | 懐かしアニメ

1989年に製作されたアニメ『伊勢湾台風物語』は
タイトルから分かりますように
今から65年前(1959年)の今の時期に東海地方等に非常に甚大たる被害を与えた
伊勢湾台風の悲惨さを後世に伝える為に作られたアニメでした。

小山茉美さん、戸田恵子さん、杉山佳寿子さん、戸谷公次さん、鈴木富子さん等々が
声の出演をされていましたが
このアニメは伊勢湾台風が関係しているため
先ほどお名前を挙げた方々を含め、愛知県出身者が多くキャスティングされているのが特徴で
実際に劇中の台詞も愛知地方の方言で話されるシーンが多かったようです

あと、エンディングが小山さんの歌と言うのも個人的には気になった点です。

DVD化はされておらず、現在は公的にはVHSでしか視聴できないので
中々見る事が難しい作品の一つですが
機会があれば見てみたい作品の一つです。


隠密同心対Gメン対・・・

2024年09月14日 | 懐かしテレビ

昭和50年代、土曜9時のテレビはTBS系では『Gメン75』を放送され
12ch(今のテレ東)では『大江戸捜査網』を放送されて
刑事ドラマと時代劇と言うゲスト層が重なる作品が競い合っておりました。

さらに昭和53(1978)年にはフジ系であの田宮二郎さんの『白い巨塔』
日テレ系では太陽にほえろ!のキャストを数多く起用した『姿三四郎』が放送された時期があり
テレ朝系の『土曜ワイド劇場』もありましたので
当時、どのドラマを見るのか頭を悩ませた方もいたのではないかと思われます。

そもそも今もテレ東系が無いので仮定の話になりますが
当時のチャンネル環境だったとしたら、私の場合ですと
玉竜姐さん大好きですから『大江戸捜査網』一択と言いたい所です。

でも、田宮さんの白い巨塔も見た時は非常にハマってましたし
Gメンだって見ると引き込まれてしまいますし
単純に選べと言われても困りますね。


篠原恵美さん死去

2024年09月11日 | 訃報関連

声優の篠原恵美さんが亡くなられました。

篠原さんと言うと色々と出演作がありますが
やはりセーラームーンのセーラージュピターが代表作と言えるでしょう。
また、ご主人が
宇宙刑事シャリバンの渡洋史さんだったと言うのを少し前に知り、驚かされたものです。
闘病中だったとの事ですが、年齢からいってもまだまだ活躍が期待されていただけに
亡くなられた事は非常に残念です。

謹んでお悔やみ申し上げます。


狂乱のエマニエル

2024年09月07日 | 懐かしテレビ

土曜ワイド劇場の名物シリーズだった美女シリーズは
天知茂さん演じる明智小五郎が活躍するシリーズでした。

その中の一作、「エマニエルの美女」を少し前に拝見しましたが
期待以上に見応えのある作品でした。

まず、タイトルになっている”エマニエルの美女”が
夏樹陽子さんなのですが、その魅力が全開な点が良いです。
当時は暴れん坊将軍のおそのさん(女お庭番)を担当されていた頃でもありましたから
尚更魅力的に感じたのでしょう。

・・・と真っ当な感想を最初は述べておきますが
この作品の夏樹さんは、とにかく体を張り過ぎていて驚かされます。

詳細としては、軽く5、6回は濡れ場シーンがありましたし
しかも濡れ場自体も普通のベッドでの濡れ場シーンのみならず
風呂場で男と激しく濡れ場をするシーンがあったり
挙句には女優(吉岡ひとみさん)との女性同士の濡れ場まであったり
しかも濡れ場シーンもほぼ裸体を惜し気も無く見せていて
(最も、正面からのご本人の裸体シーンは上手ーく避けていましたが・・・)
力の入り具合には圧倒されてしまう位です。

ラストは、明智探偵をまんまと殺そうとするものの
(同族嫌悪からか)極端に恐れているカマキリが大量発生して
気が触れてしまい、逮捕されると言う幕切れに至ってしまいます。

ちなみに、劇中エマニエルって文言はほとんど出てきませんが
例のエマニエル夫人でおなじみの椅子で夏樹さんがポーズを決めるシーンが
劇中とラストカットで登場します。