つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

実現していたら・・・

2018年04月07日 | 声優列伝
最近は以前にも増してリメイク作品が多く、色々と取り上げたい事がありますが
今回はちょっと目線を変えた話題を一つ取り上げてみます。

日高のり子さんがバカボンママを演じる事になった
と言う話を聞きましたが
ご存知のようにバカボンママと言えば
増山江威子さんの代名詞の一つでありました。

好きな声優に好きな役所をやってほしい
と言う安直な考えを持つ私としては
同じ増山さんの代名詞であるキューティーハニーも
日高さんでいけるんじゃないか?とふと考えてしまいました。

ただ、ハニーで言うなら
日高さんは、元来は元気で活発な女性と言う
ご本人の素を含めてのイメージもありますので
ハニーをやるとしても、増山さんみたいなハニーと言うより
『キューティーハニーF』の永野愛さんのハニーの方が
合うんじゃないか?と考えたんですよね。

ただ、近年(でもない?)の日高さんは母親役でも活躍されていて
声の感じが非常に柔らかく、落ち着いた感じにもなっていて
増山さんのようなハニーもいけるかも?とも思います。

そう言えば、キューティーハニーも新リメイクが作られるんでしたね。
デザインを見る限りだと、悪くはないんじゃないかと思うのですが
どうなんでしょうか?

特別機動捜査隊 604話

2018年04月07日 | 感想関連
604話「金と毒薬と老嬢」
次々に人間の死体が消える事件が起きる
裏には危険な商売で金儲けを続ける二人の老婆の存在が

・死体を集めて儲ける老婆二人が巻き起こす奇想天外な事件を描く
かなり異色の一編
冒頭からストーリーテーラー役の主任と言うか青木義朗さんが
「こんばんは」と登場し
今回の話の概要を一通り喋ってから本編に入る所がまず異色です。

・老婆二人がアンジェラとイヴォンヌと互いに呼び合うわ
洋装姿で銀座の町を散策するのが
特に見ていて妙な気分にさせられました。
ちなみに、アンジェラとイヴォンヌってのは
欧州帰りの二人が互いをそう呼び合って
いつの間にか定着してしまっただけで
本名は「竹林ウメ」と「菊地千代」と言うありふれた名前なんですけどね。

・アンジェラを演じるのがあの沢村貞子さんと言うのが、また驚かされる所で
いつもの沢村さんそのままに出てきていますので
この妙な芝居に違和感無く溶け込んではいますが
沢村さんほどの女優が、この仕事を受けるに至ったのは
どう言う心境で受けられたのか、興味深い所ではあります。

なお、イヴォンヌはおなじみの村田知栄子さんでして
こう掴み所の無い感じのキャラは村田さんは得意としていると思いますので
全く違和感はありませんでした。

・台詞が全般に世間の皮肉に溢れていて
特に金儲けに狂う世相への皮肉がかなり目に付きました。

・おなじみの元西本係長(鈴木志郎さん)が登場しますが
靴磨きをしていたと思ったら、あっさり死体になってしまうなんて
元西本係長とは思えない酷い扱いじゃないかと…

・現場検証シーンで「昭和残侠伝」の「唐獅子牡丹」がかかっていたのは
どう言う意図だったんでしょうか?

・あと、松長さんが突如人体解剖の権威役で怪しげな髭を生やして
講義を始めるシーンは、松長さんが面白いから楽しく見ていましたが
人体が不足しているから
鯖の解剖で代用するなんて言い出す辺りは
何度見ても、意図が全く分かりません。

直後三船班メンバーが鯖で昼食を取る伏線だとしても
理解に苦しむシーンじゃないかと…

ついでに言えば松長さんだけその鯖を食べていないのは
解剖する側だからなんでしょうかね?

・アンジェラの屋敷の下男・紋太役は安藤三男さんで
怪しげな役が得意な方だけに、モゴモゴしたせむし男みたいな感じで
持ち味を遺憾なく発揮していました。

・アンジェラとイヴォンヌは武器商人もやっていたんですが
この二人から武器を買ったものの
実は使い物にならない武器を買わされていて
ダシにされた形になるやくざ役がこれまたおなじみの森山周一郎さんで
怒ってアンジェラ達の屋敷に殴り込んできますが
ここで、アンジェラは何の為に作ったかちょっと謎な
爆弾を内蔵したケーキと言うとんでもない兵器を用意させ
それがまんまと爆発して窮地を脱します。

もろ爆発に巻き込まれた森山さん達が死んだのか?
とちょっと気になりましたが
後の描写を見る限りでは、生きていたようです。

・ところが、爆発で起きた火事がきっかけとなって
アンジェラが貯め込んでいた何百億と言う金は灰となってしまう
残酷なオチが付くのでした。

そして最後は再び、ストーリーテーラーの青木さん(主任)による
「金に執着するのは怖い」と言うまとめが入り
「おやすみなさい」と言う青木さんの挨拶で
慌しい話に幕が下ろされるのでした。

しかし、何百億貯めたのが本当なら凄い才覚ですね。

特別機動捜査隊 601話

2018年04月07日 | 感想関連
601話「悪魔のような女」
結婚式を挙げる予定だった亮一が殺される
捜査する内に亮一の婚約者、仲人と言った関係者の
隠された秘密が明らかになって来る

・亮一の婚約者だった羊子には実は別の男がいる一方
亮一の仲人を務めるはずだった藤倉(柳生博さん)にも
実は佐代子と言う若い女性(演じるは小林幸子さん)と言う
妻の房江(谷口香さん)と別の相手がいた
と言う複雑な男女関係が事件に絡んできます。

・結局真犯人である「悪魔のような女」は房江だったのですが
ラスト佐代子を殺そうとするシーンで
本性をあらわにするのは
そこまでは割と貞淑そうな妻を演じていたギャップもあって
メリハリが効いていて良かったと思います。

・しかし、中盤房江が藤倉に対して
佐代子をしきりに褒めるシーンは
心にも無い事を言ってる房江の心理を思うと
非常に考えさせられるシーンです。

・オカマバーに聞き込みにやって来た松長さん
「たくましそう」に見られたらしくオカマの人に気に入られた上
妙な精力剤(今で言うならバイアグラみたいなの?)を勧められますが
「使わなくてもイケる」と豪語し、隣の鷲見刑事を爆笑させます。

・ところが、しばらくして同じバーで事件が起き
高倉主任が精力剤を確認した所、とんでもない毒薬と分かり
別に高倉主任にばれるのを気にしていた訳じゃないんでしょうけど
何故か妙に動揺している松長さん

・と、そこに電話がかかってきますと
松長さん「ハイハイ、バーむらさき」と
普段の早川さんが滅多に出さないような猫なで声で
電話応対をします。

あの応対はダメです。
あの早川さんがあんな声を出させちゃどうしても笑ってしまいますよ。
…松長さん、非常に動揺してたんでしょうね。

ちなみに、電話の相手は係長でした。

・あと、亮一が殺されて程無い時期にもかかわらず
羊子が我慢できず男と密会しているのを目撃した松長さんが
脇にいた鷲見刑事に八つ当たりしていたのも笑えました。

・聞き込みシーンも結構あったり
待機室ではテープレコーダーの操作をしたり
マキさんが細かい所で目立っていたのは嬉しい所でした。
ただ、今回がマキさんのラストになるようで、非常に残念です。

特別機動捜査隊 597話

2018年04月07日 | 感想関連
597話「愛の屈折・銀座」
大財閥の娘婿戸山が奇妙な電話をかけてきたと思ったら
殺される事件が起きる

・殺される戸山役は入川保則さんで
この番組のゲストにしては、結構有名所なんですが
役所もちょっと酷い役所ですし、あっさり殺されますし
扱いとしてはちょっと微妙なような気も…

・長さん、松長さん、石ちゃんがクラブで
プレイボーイに扮した畑さんが情報収集している様子を伺うシーンで
何故かビシッと決めた石ちゃんが
「本当は自分が畑さんの役をやる予定だったのに畑さんに横取りされた」
と恨み言を言うのも笑えましたが
スーツ姿の石ちゃんをまじまじと眺めながら
「容姿は互角だが、中身が…」とサラッと酷く評する
松長さんにはさらに笑わせていただきました。

直後、嫌味を言われたからか、松長さんに石ちゃんが
「血圧上がりますよ」なんて言い返す場面もありましたし

・さらにもう一つ、別のシーンでは
石ちゃんが難しい詩を諳んじるのを見た松長さん
石ちゃんを「学がある」と褒めますが
すると調子に乗った石ちゃんさらに詩を延々と諳んじようとしまして
これには松長さんも呆れてか「良いの!」と止める件もありまして
今回の松長さんと石ちゃんのこうしたやり取りは
個人的にはとても印象に残るシーンでした。

・事件は、途中に怪しげに登場したおなじみの森山周一郎さんもシロで
老靴職人の甚三が真犯人と分かります。

ラストは、逮捕しようとする所までは描きますが
実際に甚三を逮捕するまでに至らないのは
この番組らしい所かもしれません。

・ちなみに、戸山の「たかが靴職人」等と罵る台詞は
当時、”靴職人への差別を助長する”と
その筋で問題になった事もあったそうです。

特別機動捜査隊 595話

2018年04月07日 | 感想関連
595話「人間標的」
会社重役の爆殺事件と会社課長の妻が殺された事件の裏には
建設会社と大物総会屋の黒い結び付きが隠されていた

・事件の黒幕である大物総会屋の石堂が富田仲次郎さん
建設会社の社長小原が増田順司さんで
重役の島崎が江見俊太郎さん
最初の事件の被害者役がおなじみの中庸介さんと
時代劇でよく見る方が多く
特に石堂と島崎が密談するシーンや
松長さんが”三条建設の加藤”を名乗って
石堂に近付こうとするシーンが個人的には見所でした。

・終盤に、島崎が自分のアリバイを証明する為
出張先の風景を収めたフィルムを高倉主任達の前に
自信満々に見せます。

ところが、科学捜査が得意の主任に
フィルムに何気なく写っていた虫が
出張先には生息していないはずの虫である事を見抜かれ
アリバイは崩れてしまうのでした。

科学捜査はあまり関係無いような気もしますが…

・直後、主任が島崎(江見さん)を問い詰めるのは
里見さんが江見さんをいつも成敗する役所だから良いとして(?)
松長さんが
「悪党なら悪党らしく往生際は良くするもんだ!」と島崎に凄むのは、
いつも悪党側の松長さんがそう言う事を言うのか…と言うギャップから
中々面白く感じられました。

・犯行はもちろん石堂主導なのですが
石堂や島崎は直接手を下す訳ではなく
実行部隊として、何人もの石堂の手下が行っていました。

・終盤で驚いたと言うか笑ってしまったのが、最初に石堂に殺されかけた
守屋俊志さん演じる伊東五郎(深い意図は多分無いと思います)や
事件を追っていた
森っちゃんの知人の記者を実行部隊が殺そうとするシーン

標的を木に括りつけて、並べて銃撃して殺そうとするってシーンでして
時代劇ならたまに見かける事もある状況なんですが
現代劇でこのシチュエーションだと、独裁国家じゃないんだから…
と本気で思ってしまいました。

・そんな処刑寸前の所に現れる、高倉主任をはじめとする高倉班メンバー
当然、石堂一味と高倉班の銃撃戦…と思ったら
あっと言う間に状況が変わり、石堂一味は刀を抜いて応戦しますが
腕自慢の高倉班メンバーによって次々に逮捕されます。

残るは島崎(江見さん)と石堂(富田さん)となりますが
石堂はお仲間(?)の松長さんに期待を裏切らず逮捕され
島崎は何と、刀を抜いて高倉主任に立ち向かおうとします!

主任も伝法寺隼人の如く、刀を抜いて応戦!
…と言う事は無く、鋭い蹴りで石堂をあっと言う間にやっつけ
短期決戦で勝負に幕を下ろすのでした。

主任が非常に格好良いから良かったですけど。

・金粉ヌードダンスを長々と映すのは、意図は分かりますが
スケベなイメージの強い(?)松長さんが顔色一つ変えないで見ているのは
何かシュールで可笑しかったです。
堅い(多分)主任が顔色一つ変えないのは分かりますが。

特別機動捜査隊 593話

2018年04月07日 | 感想関連
593話「魔性の女」
バーの女が殺される事件が起き、捜査を進める内に
同時期に若夫婦が死亡した山荘の爆発事故との関わりが浮かんできた

・事件は実は若夫婦の遺産の取り分目当てで
高松(田島義文さん)が爆殺したと言う手の込んだ犯行だったのですが…

・土壇場でさらに凶行を重ねるのを躊躇した高松に対し
愛人のハルミ(おなじみの三田登喜子さん)は高松を見限り
銃を手に、タイトル通り「魔性の女」の本性をあらわにし
暴走を始めます。

・そんな三田さんの大暴れも
珍しい松長さんの威嚇射撃によってあっさり鎮圧され
事件は無事解決するのでした。

・高倉主任と松長さんが怪しい男のアパートに着くと
男が毒で殺されかけていた件は
時代劇でよく見るシーンみたいでちょっと笑ってしまいました。

・事件関係者に「里見画伯」がいまして
特に高倉主任と関係があったのかは分かりませんが
主任が聞き込みに行くシーンがあったので、もしかしたら狙っていた?

そんな里見画伯ですが堂々とヌードモデルの絵を描くのはどうなのかと…

・今回のマキさん、容疑者の一人を問い詰めるシーンは
普段は温和そうなマキさんが凄んだ事もあってか
以前にも増して迫力があったように感じました。

今回は主任とのやり取りが結構あったのも良かったですし
マキさんが(企業の)係長に扮し
バーのホステスに探りを入れるシーンがコミカルな感じで良かったです。

・ビルの工事現場に聞き込みに行った松長さんと森っちゃんが
ヘルメットを付けながら聞き込みをしてるのが面白かったです。

・堅物そうな弁護士(おなじみのベテラン清水一郎さん)が
ラーメンを食べながらダンスのメロディにあわせてノリノリで踊るシーンは
何の意味があったのかよく分かりませんでした。

特別機動捜査隊 589話

2018年04月07日 | 感想関連
589話「浅間山慕情」
松木部長刑事の妻・文子は帰省先の小諸で
逃亡犯の佐々木を発見する

・約一年半ぶりに荒牧刑事(マキさん)が登場します。
迫力がありながらも、温和な見た目は
あまり変わっていませんでした。

捜査では、事件関係者の愚痴を聞いて
そりゃ仕方ない…みたいな表情を見せるシーンの
何とも言えない表情が良かったですね。

・子供の明と子連れで逃亡する佐々木ですが
逃亡中に別件の犯人に明を連れさらわれたり
文子さんを人質に逃走を続けたり
信州小諸を舞台に逃走を繰り広げます。

ラストは唐突に起きる工事現場の発破に巻き込まれ
あわや!?と言うシーンもありますが
特に悲惨な目に遭う訳ではなく、普通に逮捕となります。

・奥さんが事件に首を突っ込んだり、人質にされたりで
ヒヤヒヤの松長さん、事件解決後奥さんを叱りますが
高倉主任の「東京へは汽車で二人で帰って」と言う
仲介で丸く収まるのでした。

・明役は児玉裕一さん、前も書いていますが
この番組では何度も事件に振り回される子役で出ていますね。

・パトカーが走っているのに”救急車のサイレンの音”が何度も流れるのは
普通ならありえない筈です。

単なる音声のミスでしょうか?

・松長さんの奥さんって前は房枝って名前だった気がしますが…

特別機動捜査隊 588話

2018年04月07日 | 感想関連
588話「南海の復讐」
金貸しをしていた伏見が殺されるが
伏見は20数年前の沖縄戦で日本人を殺していた過去を持っていた

・雅子(白石奈緒美さん)の父は
資産家の夫・芦川(須藤健さん)と伏見によって沖縄戦で殺されていて
雅子はその遺児として復讐の機会を伺っていました。
一方で、雅子の義理の息子・敏行は伏見の娘・晶子と婚約をしていて
伏見の妻・多佳子は結婚を急ごうとしますが…

・普通なら当然雅子が伏見を殺して
次に芦川を狙おうとすると言う流れになりそうな物ですし
私もそう言う流れになるのかな?と思って見ていたのですが
そうはならなかったのは、中々凝った筋立てだと感心しました。

・雅子に変わって捜査線上に浮かんで来たのが
多佳子と晶子の母娘でした。

多佳子は夫の伏見を恨んでおり、雅子の秘密を知ると
雅子を利用し、労せずして夫を始末しようと企てた上
雅子が失敗するリスクも考慮し
銃の腕が立つ娘の晶子に雅子の振りをさせ
伏見を殺してしまっていたのでした。

これだけ手の込んだ手口を使った上
このゴタゴタを利用し
資産家の芦川の財産を乗っ取ろうと目論んでいたと言うのは
かなりの悪党ですね。

・しかも、多佳子ばあさん(?)ったら
警察に散々嫌味ったらしい事ばかり言ってまして
あれじゃ畑さんがイライラするのも分かります。

どうせなら、逮捕する時に畑さんに
何か一言言って欲しかった位です。

・ハワイロケ編なんですが、事件にちょっとハワイが関わっていると言う感じで
大半のシーンは日本国内で話が進みます。

白石奈緒美さんをはじめ、ハワイロケに出ている出演者が
以前あったハワイ編と重複しており
以前のハワイ編と同時進行で撮影された作品です。

特別機動捜査隊 583話

2018年04月07日 | 感想関連
583話「初笑い トバッチリ三船班」
三船主任をはじめとする三船班は
新春早々様々な騒動に巻き込まれる

・タイトルから分かるように
いつものこの番組とは全く趣の異なる作品です。

・主任はマンションの自室を子供と森次晃嗣さんに乗っ取られたのをはじめ
変な顔芸を見せたり、ラストでずっこけたのも面白かったですが
ホッケーで助っ人出場したと思ったら
窓ガラスを割ってしまうなんて
絵に書いた様なマンガのような展開を見せるのは
特に笑ってしまいました。

・長さんは悪酔いして、冷水をぶっ掛けられて
死んだ事にされてしまったり、赤フン姿を披露したり
こちらも普段は見られような姿をふんだんに見せてくれます。
長さんの酔っ払っての絡み方が、気のせいか
”花山の旦那”に見えたのは私だけでしょうか?

・白石、村井両刑事なんか
吉田義夫さんのやってる肉屋に行ったと思ったら
何故か冷凍庫に閉じ込められた上に
開けてみたら二人とも凍死してる!?なんて酷い目に遭います。

その上、死んだと思った吉田さんや猫泥棒の和崎俊哉さんに
証拠隠滅とばかりに死体として池へドボンさせられそうになったり
普段の地味ながら真面目な刑事ぶりとこのギャグ扱いのギャップは
凄まじい物がありました。

ついで扱いは何ですが
畑さんと石ちゃんが池にドボンしたのもある意味で大変なご難でした。

・石ちゃんは、割と普段からコミカルですので
こう言う回でも普段と変わらないとも言えますが…

ただ、ホッケーでガラスを割った主任に強引に謝りに行かされたり
そこで三姉妹に袋叩きにされたかと思ったら
三姉妹に逆に散々色目を使ったり
今回は本領発揮とばかりに出番が多かった気もします。

・主任の部屋に押しかけてくるアパートの隣人が
川合伸旺さんと藤岡重慶さんと言うのが非常に目を引く所で
藤岡さんが髭を生やし、昔の豪傑のように
いかつい感じで、藤岡さんらしい感じで面白かったのですが
川合さんが変な眼鏡をかけ、喋りも何故かナヨっとした感じだったのが
普段のイメージとのギャップもあって、中々面白かったです。

・川合さんと藤岡さんと共に主任の部屋に押しかけてくる女性がいまして
初見で見た時は誰かな?とちょっと分からなかったのですが
もう一回確認してみたら藤田弓子さんでした。

同様に、時代劇でおなじみの久富惟晴さんも巡査役で出ていたものの
普段は二枚目のちょっとワル入っている久富さんが
見た目が眼鏡と髭な上に、喋りもいつもより中年っぽく喋っていたせいもあって
初見では誰だか分かりませんでした。

特別機動捜査隊 575話

2018年04月07日 | 感想関連
575話「真実への出発」
高名な老画家木原の絵を巡り殺しが起きる
その裏に木原の贋作を巡る人間模様が渦巻く

・老画家木原は、近年精力的に活動を行っていたものの
実は本人は車椅子生活をしており
精力的な活動を行えるようには見えませんが
裏に、木原の贋作で儲けようとする欲深い企みがあったのですが…

・車椅子生活をしていた木原ですが、これは真っ赤な嘘
周囲をことごとく騙していて
自分で絵を描かないでサインだけで儲けようとしていた上
車椅子生活も嘘と言う中々食えない輩だったのでした。
ただ、「お前らを騙していたが、本当は立てるんだもーん」って
立ち上がる件は中々面白かったです。

・懐かしの桃さん(桃井刑事)久々の登場ですが
立石班時代は短髪のイメージがあっただけに
髪を伸ばしていたので、一瞬誰か分かりませんでした。

声聞くとすぐに分かるんですけど。

・高倉主任が木原邸に週刊誌記者に化けて探りに入る場面
桃さんがカメラマンに扮するものの
バレる前提でやっていたためか、すぐに正体はばれてしまいます。

ただ、直前に「カメラ!」と主任が桃さんに
ちょっと砕けた感じで指示を出すのが、面白かったです。
三船主任とは何故か相性が悪い桃さんですが
(単に共演した事がほとんど無かっただけですけど)
高倉主任とは結構相性が良さそうな感じがしたので
もっと高倉班で見たかったかな…と今になって思います。

・主任が木原邸に探りに入るならと
松長さんは銀座のクラブに探りに入ります。

こちらは土地成金のおやじ、森っちゃんがその部下に扮しますが
松長さんったらクラブの人達から、うんざりされる位
かなり下品そうな演技を披露して
森っちゃんに上手い芝居を褒められておりました。

お陰で刑事である事を気取られる事もなかったようですが
松長さんと言うか、早川さんは悪役として下品な悪役が結構合っているから
(失礼な言い方ですが凄く褒めてるんですが)
違和感が無かったんでしょうかね?

・贋作絡みの殺人事件でしたが、真犯人は
贋作事件とは直接関係があった訳ではない吉田義夫さんでした。