つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

好みの時代劇脚本家

2018年04月21日 | 時代劇
前回申したように、『暴れん坊将軍』で私が好きな話を並べると
結構同じ脚本家の方の回が好きな傾向がある事に気付きました。

和久田正明って方なんですが
和久田先生は『桃太郎侍』『大江戸捜査網』なんかも書いているし
『桃太郎~』でも私が好きな回を結構書いていて
結構和久田脚本が好きなんだろうなって確信しました。

和久田先生の脚本回を私が好きな理由を分析すると
・悪い男のせいで女が不幸になる作風を貫いている点
・善玉っぽい人物が悪者になったり
悪者っぽい人物が悪くなかったり意外な展開が多い点

・不幸になる人物が多い事から
痛快時代劇における主人公の怒りが増幅され、感情移入しやすくなる所

・(暴れん坊将軍限定)上様が”マジ斬り”する事が多い点
 
・暗い話を書く一方で
同じ話でコミカルなシーンが入っていてそこでちょっと笑えてしまう所

・暗い話だけでなく、コミカルな話を書かせても面白い所がある点
が理由なのかな?と思っています。

和久田先生の時代劇での代表作と言うと
やはり有名所の『暴れん坊将軍』や『桃太郎侍』辺りになるんでしょうが
少し前までBSでやっていた『お耳役秘帳』は
和久田先生の担当回が事の外多く
和久田先生の独特の作風が存分に堪能できる作品で
ある意味での代表作とも言える作品でした。

ちなみに和久田先生は、現在時代小説家として活躍されているようです。

次回はこの流れで
和久田脚本で好きなエピソードを寸評付きでご紹介いたします。

あまりにも個人的な話題ですが、お付き合い下さい。

(※ちなみに、『大江戸捜査網』には
和久田先生の脚本回は無いかと思っていたのですが
末期頃ではありますが、和久田先生の脚本回がありました。)