炎(THE HO・NO・O)
別冊BURRN 1994年 No.3
この雑誌の発売当時、
職域の書店は、6件ぐらいあったように記憶しています。
これらの書店に仕事の合間、終了後に立ち寄って、
物色するわけです。
一応、表紙にプログレという文字を見つけると、
手に取るようにはしているのですが、
この雑誌に関しては、手に取った覚えはありません。
おそらく、入荷しなかったのだと思います。
本体のBURRN誌は、常に入荷していましたが、
へヴィーメタル系の記事がほとんどでしたので、
こちらの方は手に取ってみるという事もほとんどありませんでした。
この別冊では、
「プログレはかく語りき」
というのが特集記事の一つに組まれているのですが、
EL&Pとしては、ちょうど「イン・ザ・ホット・シート」がリリースされた直後ぐらいの時期という事になります。
EL&Pに関しては、
笹川孝司氏と赤岩和美氏が担当して文章を書いており、
笹川氏はリターン・オブ・ザ・マンティコアのプロモーションで来日した時の、
キースの裏話から、イン・ザ・ホット・シートがリリースされるまでの経緯についての「裏エピソード」を書きつづっています。
赤岩和美氏は、音楽業界を俯瞰しながら、EL&Pの特徴を詳細に語っています。
両者の内容は
面白くも興味深い内容となっていますね。
これを読んでいらっしゃるキースファンであれば、
誰もが知っていた事なのでしょうが、
上述の通り、今と違って20年前は、その情報に触れる事すら難しかったので、
初めて知った事もありました。
リターン・オブ・ザ・マンティコアのプロモーションで来日した時に、
キースが富田勲氏と銀座で懇親会をやっていたらしいですね。
2013年の3月、吉松隆氏の鳥の饗展の客席で、キースが、富田勲氏を見つけたときに、
「再びお会いできて嬉しいです。」
と近寄っていった言葉の意味が初めて解った次第です。
赤岩和美氏は、
解りやすいところでは、
プログレバンドをその特徴から、
著名なハードロックバンドに照らし合わせる試みをしています。
誰かがやっていそうで、やっていない事ですね。
EL&Pの場合、1人欠けてもバンドが成立しないという点が、ツェッペリンに似ているそうです。
ツェッペリンであれば、ボーナムの息子を入れたぐらいでは、バンドが成立しないように、
EL&Pも、コージー・パウエルでは成立できなかったと言う説明もあります。
それは私などでも考えつく事ですが、
イエスやキング・クリムゾン、ピンク・フロイドの、
ディープ・パープルや、ブラック・サバス、ローリング・ストーンズとの類似性の説明が、
おもしろおかしくも説得力がありました。
それはそれとして、
2名の詳細な記述を読みながら、
イン・ザ・ホット・シートは、プロデューサーのキース・オルセンが、
EL&Pという演奏家を使って、
自分を表現したかったアルバムという印象がますます強くなりました。
以上。
ランキングに登録をしています。
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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
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この雑誌の発売当時、
職域の書店は、6件ぐらいあったように記憶しています。
これらの書店に仕事の合間、終了後に立ち寄って、
物色するわけです。
一応、表紙にプログレという文字を見つけると、
手に取るようにはしているのですが、
この雑誌に関しては、手に取った覚えはありません。
おそらく、入荷しなかったのだと思います。
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へヴィーメタル系の記事がほとんどでしたので、
こちらの方は手に取ってみるという事もほとんどありませんでした。
この別冊では、
「プログレはかく語りき」
というのが特集記事の一つに組まれているのですが、
EL&Pとしては、ちょうど「イン・ザ・ホット・シート」がリリースされた直後ぐらいの時期という事になります。
EL&Pに関しては、
笹川孝司氏と赤岩和美氏が担当して文章を書いており、
笹川氏はリターン・オブ・ザ・マンティコアのプロモーションで来日した時の、
キースの裏話から、イン・ザ・ホット・シートがリリースされるまでの経緯についての「裏エピソード」を書きつづっています。
赤岩和美氏は、音楽業界を俯瞰しながら、EL&Pの特徴を詳細に語っています。
両者の内容は
面白くも興味深い内容となっていますね。
これを読んでいらっしゃるキースファンであれば、
誰もが知っていた事なのでしょうが、
上述の通り、今と違って20年前は、その情報に触れる事すら難しかったので、
初めて知った事もありました。
リターン・オブ・ザ・マンティコアのプロモーションで来日した時に、
キースが富田勲氏と銀座で懇親会をやっていたらしいですね。
2013年の3月、吉松隆氏の鳥の饗展の客席で、キースが、富田勲氏を見つけたときに、
「再びお会いできて嬉しいです。」
と近寄っていった言葉の意味が初めて解った次第です。
赤岩和美氏は、
解りやすいところでは、
プログレバンドをその特徴から、
著名なハードロックバンドに照らし合わせる試みをしています。
誰かがやっていそうで、やっていない事ですね。
EL&Pの場合、1人欠けてもバンドが成立しないという点が、ツェッペリンに似ているそうです。
ツェッペリンであれば、ボーナムの息子を入れたぐらいでは、バンドが成立しないように、
EL&Pも、コージー・パウエルでは成立できなかったと言う説明もあります。
それは私などでも考えつく事ですが、
イエスやキング・クリムゾン、ピンク・フロイドの、
ディープ・パープルや、ブラック・サバス、ローリング・ストーンズとの類似性の説明が、
おもしろおかしくも説得力がありました。
それはそれとして、
2名の詳細な記述を読みながら、
イン・ザ・ホット・シートは、プロデューサーのキース・オルセンが、
EL&Pという演奏家を使って、
自分を表現したかったアルバムという印象がますます強くなりました。
以上。
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