EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

インフェルノ アナログ フランス盤

2013-04-11 15:22:25 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
インフェルノ アナログ フランス盤

サントラ「インフェルノ」のアナログ盤は、
以前、英国盤を取り上げた事がありますが、
それは内側にキースの顔がドーンと写っているダブルジャケットでした。


画像① ジャケット
これはシングルジャケットですね。
裏は日本盤のアナログと同じデザインです



画像②
斜めに貼られあるシール
これって最初から貼られているようでもありますね


サントラ「インフェノ」に関しては、
CD盤はいろいろな形で販売されていますし、
アナログ盤も数年前にリリースされていますので、
キースが担当したサントラの中では、
特別な位置を占めていると言えるのかも知れません。

とりあえず、
このフランス盤はオリジナルではない事は確かだと思います。

ただ、未だによく解らないのが、
「オリジナル」という言葉の意味するところですね。

頭脳改革の場合、
アナログ英国盤は高値で取引されているわけですが、
それは「英国オリジナル」という表記がされる事もあります。
EL&Pのメンバーは3人とも英国の出身という事もあり、
マンティコアレーベルも英国に存在していたわけですから、
英国盤がオリジナルであると受け止めるのが普通だと思います。

インフェルノはイタリア映画なのですが、
イタリアのアナログ盤をオリジナルであると称するべきなのか、
どうかという事ですね。

これを日本に置き換えて見ると、
「幻魔大戦」や「ゴジラファイナルウォーズ」のサントラは、
やはり日本がオリジナルでしょうから、
仮に他国が独自の仕様でリリースしたとしても、
「日オリジナル」であるとは思うのです。

となると、
仮に英国アナログ盤や日本アナログ盤のインフェルノのサントラのジャケットが、
イタリアアナログ盤のジャケットより豪華であったとしても、
「伊オリジナル」という事になるのでしょうね。

この辺りの解釈は微妙なところもあるようで、
カナダ出身のバンドであるRUSHのCDを、
日本で紙ジャケット化する際に、
カナダ盤のジャケットを模しているような記述を読んだ事があります。
しかし、「加オリジナル」という表現はしていなかったですよね。

では、
最初にそのミュージシャンの音楽をレコード化した国の製品を、
「○○国オリジナル」と称するのかと言うと、
そうでもないようです。

1つの物が製品化されるまでは、
様々な事情も絡んでくるでしょう。
それによって、お国ごとの違いも出てくる事だけは確かですね。

以上。

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2013年4月11日 yaplog!

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ミュージックライフ 1974年 2月号

2013-04-10 17:46:52 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1974年 2月号


画像① 表紙


画像② 表紙をめくったところ

EL&Pに関する主要な箇所は、
画像②の通り、表紙をめくったところに、
3人がカラーページで登場するというところですね。

ミュージックライフ誌は、
毎年、数ヶ月に渡って人気投票を行っていたのですが、
3月号において、
その最終結果が発表されるわけです。

これは2月号なので、
中間発表が載っていますね。

EL&Pはバンドそのものの人気は、
まだトップをとっていないのですが、
ベーシスト、ドラマー、キーボードプレイヤーの3部門で、
それぞれが第1位の位置についていますね。

そんな誌上の背景もあって、
表紙をめくるとメンバーが颯爽と登場という感じかも知れません。

本誌の特徴としては、
EL&Pの文字がいたるところに散見されるという事ですね。

ストレイ・ドッグのモノクロ写真もありますが、
EL&Pと共にツアーをしているとかの説明が添えられています。

また、
PFMへのインタビューが、もったいぶった見出しで、
掲載されているのですが、
影響を受けたバンドの一つとしてEL&Pが登場します。
(これはちょっと微妙ですね。
なぜなら、影響を受けたバンドを述べる時に、
クリムゾンやイエス、ジェネシス等が先に挙げられて最後にEL&Pが出てくるのです。
レーベルでお世話になったので、取って付けた感じが否めないですね。)

ミュージックライフ誌は、
カラーグラビアが多い音楽誌ですが、
表紙に記載されている特集記事等は、
カラー頁とは限らないので、
表紙にEL&Pの文字がなくても、
メンバーが登場する事があるという事ですね。

以上。

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2013年4月10日 yaplog!

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オムニバスCD ART ROCK LIVE

2013-04-09 15:48:49 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD ART ROCK LIVE


画像① どんよりした感じのジャケット
ペラ紙は一応二つ折り



画像② プラケース裏
曲目が載っています


プログレ系のミュージシャンのライヴ音源を集めたオムニバスアルバムです。

収録アーティスト

1.ジェントルジャイアント
2.グレッグ・レイク
3.EL&P
4.ルネッサンス
5.リック・ウェイクマン
6.GTR

ジェントルジャイアントは2曲
グレッグ・レイクが1曲
EL&Pが1曲
ルネッサンスが2曲
リック・ウェイクマンが2曲
GTRが1曲

全9曲が収録されています。

グレッグ・レイクのヴォーカル曲が2曲あるのですが、
「グレッグが歌っていればEL&P」と大雑把に選曲したとすれば、
GTRだけが1曲ということになりますね。

ペラ紙の中に、合っているかどうかは別として、
ライヴ音源の場所と年月日が記されています。

グレッグ・レイクに関しては、
「Parisienne Walkways was recorded at the Hammersmith Odeon in London,England on November 5, 1981」
とあります。

EL&Pに関しては、
「Tiger In a Spotlight was recorded at the Coliseum in Wheeling,WV on November 12,1977」とあります。

他のアーティストはいかにもプログレっぽい曲が選ばれているのですが、
グレッグとEL&Pはなぜかこの曲。

でも、アルバムタイトルがアートロックライヴなので、
特に問題はないわけです。

この曲で聞かせてくれるゲイリーのギターも芸術的ですからね。

EL&Pの曲としては、
「孤独なタイガー」の演奏を聞きたいと思っているEL&Pファンってあまりいないかも知れません。

但し、「孤独なタイガー」に関しては、「作品第二番」の音よりは、
ライヴ音源の方がクッキリした演奏がきけるので、これはこれで良いと言えます。

以上。

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2013年4月9日 yaplog!

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ファンクラブ会報 Progressive vol.8 昭和49年7月15日発行

2013-04-08 18:52:47 | ファンクラブ等の資料Emerson,Lake&Palmer
ファンクラブ会報 
Progressive vol.8 
昭和49年7月15日発行


B5判サイズ
表紙を含めて26頁


画像①
表紙


私が入会する以前のファンクラブの会報の一つですね。

会報のタイトルは、「Progressive」と称されていたようです。

以前、紫色の表紙の会報を取り上げた時にも書きましたが、
この時期のファンクラブの会報の特徴の一つとして、
和文タイプないしは活字を用いたオフセット印刷である事があげられます。

ファンクラブの会報としてそれは珍しい事ではないのでしょうが、
私が入会時に頂戴した会報が手書きでしたので、
サークルの会報は手書きが普通なのだと思い込んでいましたね。

もっとも会報の仕様は、
ファンクラブに加入されている方の人数により、
それによる予算によって決まる事もあると思うので、
私が入会した頃よりは加入者が多かったのかも知れませんね。

盛り込まれている情報量は、
77年以降のファンクラブの会報に比して、
そんなに多いわけではないのですが、
一つ一つの情報を格調高いものにしようとするスタッフの意気込みが感じられますね。

内容は、
クリス・ウェルチによるキースへのインタビューの翻訳。
グレッグへのインタビューの翻訳。
これに大きく誌面を割いていますね。

キースへのインタビューは、
「BRAIN SALAD SURGERY」をリリースする前ぐらいの内容なのですが、
アルバムは完成しているが、タイトル等がまだ決まっていない頃のものですね。
引っ越し先の近所にロジャー・ダルトリーがいて、彼はとてもいいやつだとか、
そんな内容もあります。
会報が出た時には「BRAIN SALAD SURGERY」は既にリリース済みなので、
少し前のインタビューを訳して掲載したのでしょう。

グレッグへのインタビューは、Jamemes Johnsonによるものです。
「BRAIN SALAD SURGERY」リリース直後のインタビューなのですが、
その内容は「衝撃のロックトリオ伝」に記載されているのと同じですね。

面白いところでは、
ファンクラブ・オリジナルグッズの通信販売があります。
マンティコアスカーフとマンティコアハンカチ。
希望の色が選べるようになっています。
会報もこの部分だけカラー刷り。
とても親切です。


画像②
丸ごとカラー刷りの印刷物より、
面白みがありますね


今日のように、オリジナルグッツを個人がPCでホイホイと作れるわけでもなく、
アーティストのグッズそのものも多くはなかった時代でしょうから、
ファンクラブに籍を置いている事の有り難みが増すような企画ですね。

ニュース欄には、
多くのグレッグファンをガッカリさせる「グレッグ結婚」の話や、
イエスをリックが脱退した話など、英国系の他のミュージシャンの事にも少しだけ触れていますね。
それと、
EL&Pのニューアルバムがライヴ3枚組になると決定した事が、ファンにとって最大のニュースだったかも知れません。

EL&P最盛期真っ只中の頃の会報です。

以上。

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2013年4月8日 yaplog!

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映画「デモンズ3」チラシ

2013-04-06 15:09:27 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
映画「デモンズ3」チラシ


画像① 表側
ホラー映画のチラシは、
キース等のスタッフの名前が小さくて、
いかに怖く見せるかが大事なのでしょうね



画像② 裏側
お盆過ぎの上映ですね
残虐なシーン
苦手な人はサッと見て済ませましょう


「デモンズ3」に関しては、
レンタル落ちのVHSを取り上げた事がありますが、
これは映画上映年の告知チラシです。

ウィキによると、
映画が上映されたのは、1990年との事。

この年の8月といいますと、
私は埼玉県から都内に移り住んでいたのですが、
就職浪人をしていましたね。

貯えの底がつきないように、
キースのインタビューが連載されているキーボードマガジンを立ち読みで済ませていました。

9月頃に就職ができたと思いますが、
当時、
キースがその一部とはいえ、
「音楽を担当している映画が上映されている」との情報を入手する事ができなかったのです。
映画の趣味があるキースファンで、幸運な人は、劇場でこの映画を鑑賞できたかも知れませんね。

ただ、
キースが参加しているバンドの、
「ザ・ベスト」の来日に関しては、
就職が決められなくて、気分転換に帰省した折りに告知が新聞に載ったので、
情報を逃さずに済みました。

キース本人が来るとあっては、
貯えがどうのこうのと言っているわけにもいかず、
チケットゲットに精力を傾けた事は確かです。
(この時は意外と簡単に電話がつながったのだと思いますね。)

振り返ってみますと、
キースはこの音楽の担当から、
「ゴジラファイナルウォーズ」まで、映画音楽の仕事から遠ざかっていますよね。
91年からEL&P再集結に向けての水面下の動きもあり、
EL&Pが再開された事もその一因ですよね。

キースはロックミュージシャンですから、特に問題はないのですが、
EL&P再開によって、
「映画音楽家」としてのキャリアを継続的に積めない結果になった事も確かですね。


以上。

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2013年4月6日 yaplog!

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レディーズ&ジェントルメン 国内初CD盤

2013-04-05 17:40:24 | 「レディーズ&ジェントルメン/Ladies and G ~」
レディーズ&ジェントルメン 
国内初CD盤



画像① プラケース&3つ折りリーフ、解説用紙
シュリンクは破けて消えました
帯も経年でプラケースから剥がれ落ち、
紛失しないようにプラケースにはめ込みました
ジャケットを再現したカラーの用紙が入っています



画像②
それぞれの裏側から撮影


秋田に戻って間もない頃は、
車で1時間以上もするところまで出かけると言うのは、
全く考えられない事でしたね。

けれども、
もともと秋田から離れていない友人にとっては、
普通の事であったようです。

自宅を訪ねて来て、

「青森市まで行かないか?」

と言うわけです。

自分が運転するわけでもないので、

いそいそと彼の車に乗せてもらって行きました。

青森市までは高速を使わずにおよそ2時間の距離ですので、
今であれば家族を乗せて時々でかけたりはしていますけどね。
高速だと運転時間が短縮できますが、正直、苦手です。

友人は「船橋のららぽーと」をかなり小さくしたような、
ショッピングモールのようなところへ連れて行ってくれました。
イオンのお店だったように思います。

このレディーズ&ジェントルメンは、
そのCD売り場で見かけたCDです。

キーボードマガジンで紹介されていたので、
「あのレディーズ&ジェントルメンもとうとうCD化」されたという事は、
頭の片隅にあったのですが、

実際手にとって見てみると、
2枚組でケースに厚みもあったので、
フォーエバーヤングシリーズのCDより、
豪華な感じがしましたね。

しかし、
この時は、「レコードを持っている品物をCDで買う」などという事は、
私の中で全く習慣化されていないのに加えて、

「廉価盤でもないし、しかも2枚組!¥3900-」

なものですから、
購入の対象物から逸脱しておりましたね。

そんな自己抑制も働きまして、
CDショップを後にして、
彼と共に外に出て車に乗りました。

ですが、

車に乗ってから、
後ろ髪が引かれてしまい、
友人に謝って出発を待ってもらい、
再度CDショップまで引き返し、
購入した次第ですね。

当時の私は、今の会社に勤務して1年も経っていなかった事もあり、
CDを買う事すら節制していたわけですが、
先の見えない秋田生活を送るなかで、
やはり一筋の光明としてEL&Pが存在していたように思います。

先の見えない秋田生活は、
それ以後今日にいたるまで、全く改善されておりませんし、
年齢と就業年数に基づく給与のアップなど、
「全くなかった」
と言ってよいほどの薄給生活を送っておりますが、
それでも、生活の中にEL&Pが存在していた事により、
心の潤いは保ち続けているのであると思います。

先般、
月収の事でQ&Aに問いかけをしている若い男性がおり、
その少なさ(?)に対して、
「甲斐性がない」と言って、
多くの回答者が非難をしていました。

私なんかよりずっと多いのですけどね。

それに基づいて秋田を見た場合、
秋田の男性のほとんどは甲斐性がない事になるでしょうね。(笑)

ちなみに、
このCDの2枚目は、
何年もCDチェンジャーに入れっぱなしにしていますね。

以上。

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2013年4月5日 yaplog!

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ストレンジデイズNo.5 マンティコア・レーベル研究

2013-04-04 17:36:10 | マンティコアレーベル
ストレンジデイズNo.5 
マンティコア・レーベル研究



画像 表紙
ラダーリリース時の、
クリスとジョンへのインタビューもあるよ


マンティコアはEL&Pのレーベルであると、
恐怖の頭脳改革を購入した時に帯に記されていたわけですが、
ELP四部作を購入した時は、
マンティコアの絵柄がラベルから消えていました。

すなわち、
私がEL&Pに出会った時は、
既にマンティコア・レーベルは消えた後だったという事ですね。

77年、
カールだったか、グレッグであったかは忘れましたが、
FMラジオのインタビューの中で、

「マンティコア・レーベルはヒット作が無かったので、店をたたむしかなかったのだ。
企業としてはヒット作が続いていかない限り存続はできない。」

というような発言をしていました。

但し、それ以後、マンティコア・レーベルからの作品が全てストップしたというわけではないらしく、
それ以後に発売されたPFMのアルバムは、マンティコアのラベルになっていましたね。

その辺りの諸事情なんて、
私には解るわけもないわけですが。

本書には、
このマンティコア・レーベル成立以前の背景から始まって、
77年頃に雲散霧消するまでの簡単な経緯、
当時所属していたアーティストの紹介、
そのアーティストがマンティコアからリリースしたアルバムの解説、
リリースされたシングルのデータ等、
出来る限り詳細に記してありますね。

冒頭のカラー・ページには主な作品群のジャケットがカラーで載っています。
見開きものは内ジャケットも収めていますね。

また、この雑誌が出た1999年の8月に、
PFMを始めとするマンティコア・レーベルの初めての紙ジャケットが、
何点かビクターエンタテイメントからリリースされたようです。
表紙の裏にカラー広告が掲載されていますね。

90年代以降のインタビューにおいては、
マンティコア・レーベルに主に関与していたのは、
グレッグ・レイクである事が述べられていたように思います。
この雑誌の研究を読むとさらに具体的な詳しい事が少し解りますね。

レーベルとしての存続はできませんでしたが、
これもまた、EL&Pの勢いを象徴していた痕跡と言えます。

とはいえ、
EL&Pが70年代を乗り切れなかったのは、
このマンティコアというビジネスに足を突っ込んだ事も原因の一つかも知れません。

マンティコアビジネスではなく、
EL&Pのバンドとしての音楽作りに集中する事ができれば、
本来ソロアルバムになるべき作品を合体させたアルバムではなく、
新たなる展開も待っていたかも知れませんね。

以上。

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タルカス レコード アトランティック米国盤

2013-04-03 14:58:43 | 「タルカス / TARKUS」
タルカス レコード 
アトランティック米国盤



画像① ジャケット 
透明なジャケット保護袋の中に、
シュリンクを折りたたんで入れてあるのが見えます
シールが見えるようにしてありますね
スッカリ忘れていたわ


先日、
輸入盤を買うと透明なジャケット保護袋が付いてこない話をしましたが、
これを求めた秋田駅のレコードショップでは、
付けてくれたのでした。

高校時代、
部活動の試合で、
秋田市に行く機会が何度かありました。

その時に、
秋田市の中心駅である秋田駅で降りるわけですが、
駅ビルのようなものに、
百貨店みたいなのがくっついていました。

その中に、
レコードショップもありまして、
輸入盤が置いてあったのです。

ここで、
2回ほど輸入盤を購入しました。

一度目は、
頭脳改革のカテゴリーに入れてある「アトランティック米国盤」。

このタルカスが、
確か二度目だったと思います。

とにかく、
ジャケットを見た時に、
自分が中学3年の5月頃に求めた、
国内盤のタルカスの色と明らかに違っていた事、
加えて、
その時の自分の目には、
このアトランティック盤のタルカスのジャケットの絵が、
国内盤のそれよりも、かなり鮮明に見えたのです。


画像② 砲門部拡大
「砲門部」と「うろこ状の背中部」にある水色の、
水彩画みたいな筆のタッチがたまらない。
この写真では解りづらいですね


高校時代は、
今みたいにミュージシャンの同じレコードを何枚も買ってしまう習性なんて全く無かったのですが、

この目視から購入にいたるまでのプロセスは、
今にして思えば、
明らかに、

「ジャケ買い」ですね。

「ジャケ買い」の動機って、
いろいろな場合があると思いますが、
この時は単に、

「既に所持しているものより色具合が良かった」

という動機で所持金を投入しました。

これをきっかけとして、
CDのタルカスジャケットを見る時は、
このアルバムジャケットと比較していますね。

以上。

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2013年4月3日 yaplog!

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GREG LAKE MANOEUVRES アナログ米国盤

2013-04-02 13:38:21 | Greg Lake関連
GREG LAKE
MANOEUVRES アナログ米国盤



画像① ジャケット
シュリンクそのまま



画像② 価格
これは渋谷のタワレコで購入しました。
先般のベストリベンジの購入時と違って、
本当にタワレコです


そもそもどうして、
このサランラップみたいな透明な覆いをそのままにしておくのかと言うと、
一番の原因は、
輸入盤を購入した折りに、
透明ビニールのLPジャケットの保護袋を付けてくれなかったからであるという事を、
思い出しました。

年月を経てみると、
そのお店の姿勢が逆に功を奏しまして、
国内盤よりジャケットの劣化が少ないですね。

このマヌーヴァーズがリリースされたのを知ったのは、
EL&Pファンクラブのスタッフが教えてくれたからですね。

そのスタッフと打ち合わせか何かで待ち合わせをしている時に、
セカンドアルバムがリリースされている話を聞き、
そのまま渋谷のタワレコに向かいました。
そのスタッフの方も同行してくれました。

新入荷の売れ筋商品は、
けっこうな枚数が置いてあるのですが、
マヌーヴァーズは在庫は既に1枚しかなくて、
新品にしては、ジャケットの角がやや潰れた感じになっていたのですが、

「ここで購入しておかないと、次はいつ入手できるかも解らない」

と思い、即、購入しましたね。

国内盤であれば、店員に説明して新品を取り寄せしたのでしょうが、
まだ、国内盤のリリースは未定でしたので、
買わないという選択はできませんでした。

この時に、
もう1枚、別の新作LPを購入したのですが、
それはまた近いうちに書く事になると思います。

この時のEL&Pファンクラブのスタッフの話によると、

「セカンドアルバムが出たものの、バンドは既に解散しているみたいです。」

との事。

「やれやれ、ファーストが思いの外売れなかったのが原因かな?」

などと思いながら、

エイジアに関して入ってくる情報も、まだ順調でしたので、

「グレッグの先がまた見えなくなった。」

とやや落胆していたのを覚えています。

針を落としてみると、
音の方は、練られている割には、ファーストほどの勢いがない。

正直、そんな印象を受けましたね。

後日、このセカンドアルバムは、
録音時期はファーストと同じというような話も聞いたような気がします。
つまりファーストに入れなかった分のテイクになりますね。
それでも、捨て曲と称してもかまわないような曲が一つも無い事が、
このアルバムの長所と言えましょうか。
(あくまで、私見ですけどね。)

キースは幻魔大戦のサントラをこの年の春にリリースしていましたので、
EL&Pの再集結など、EL&Pファンの脳裡をよぎる事すらなかった、
1983年の夏から秋頃でした。

以上。
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「少年易老学難成」のジャケットの写真家関連

2013-04-01 13:01:12 | Keith Emerson THE NICE関連
少年易老学難成を撮影した写真家が
関わった書籍
Chapters of Gold:
The Life of Mary in Mosaics



画像① 書籍表紙

この書籍は、英国の作家であるRachel Billingtonの作品です。
受胎告知、キリストの誕生等、聖母マリアの人生が説明されているのですが、
教会のモザイク画の場面がその説明に使用されています。

そのモザイク画の写真を撮影しているのが、
英国の写真家のGered Mankowitz(ジャレッド・マンコーウィッツ)
という人ですね。
モザイク画はウェストミンスター大聖堂内部のもののようです。

私は全く存じていなかったのですが、
ジャレッド・マンコーウィッツは、
60年代後半のローリング・ストーンズを撮影した写真家として著名であり、
(オフィシャルカメラマンだったようです。)
海外ではその写真集も出版されていますね。

作家のお手伝いをするような仕事は、
ほとんどしていないと思われますが、
マンコーウィッツと著者をつなぐ何かが存在していたのでしょう。

写真そのものは、
普通に考えた場合、
人物写真と違い、
特にマンコーウィッツが撮影しなければならない理由はないのかも知れませんが、
被写体に対する想いは、信仰によって当然異なってくるでしょうから、
見る人が見れば同じモザイク画を撮影した写真であっても、
言葉にならない何かを放っているもの、
そうでないもの、色々でしょうね。

今回、マンコーウィッツが関わった作品を取り上げてみたのは、
ザ・ナイスの「少年易老学難成(The Nice Ars Longa Vita Brevis)』のジャケットの撮影も担当していたからですね。
また、この時期に幾つかのナイスのメンバーを写真に収めたようですね。

2011年にジャレッド・マンコーウィッツの過去の作品の展覧会が、
日本において開催されました。

その時のマンコーウィッツへのインタビューがあるのですが、
インタビュアーの
「過去の作品で誇りに思っているものを3つ上げてください」という質問に対し、

ローリング・ストーンズの『アウト・オブ・アワ・ヘッズ』、
ケイト・ブッシュの『ライオンハート』、
ザ・ナイスの『少年易老学難成(The Nice Ars Longa Vita Brevis)』

と答えております。


画像②
持っているアナログ盤はこれだけ


レントゲン写真みたいだという以外は、
あまり意識した事もなかったのですが、
あれは、ナイスの3人のメンバーの写真だったのですね。

以上。

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