神泉でもはやおなじみの「土濱笑店」にて、龍宮甕出し×パパイヤの漬け物。奄美料理をあれこれ楽しむ中での箸休めには、熱帯果実の漬物を実力イチオシの島酒で傾ける、このコンビが似合う。
島の仲間の集い飲みには、忘れてならぬ銘柄がある。ここを愛した写真家先生の、愛してやまなかった蔵の酒。グラスを傾けた瞬間、グッと引っ張り込まれる馨しさに、よぎるは地平線まで続くサトウキビ畑のざわめき。角の取れたまろやかさに包まれ余韻がひき、ハッと我に返るの繰り返しが、夢とうつつの行き来を思わせる。軽く漬かったパパイヤは、果物ではなく島野菜。薄めでパキッと歯ごたえよく、銘酒のサポートがさりげない。シンプルだが酒の旨さ際立つ、いつかの宴を思い出す一期一会。
この酒飲む時のお約束で、蔵元に直電しながら告げるオーダー。久し振りの挨拶を交わしながら追加するグラスを、かの先生に献杯しながら思い出千々様々。一献一品の小さな酒宴、今宵も天下泰平なり。
島の仲間の集い飲みには、忘れてならぬ銘柄がある。ここを愛した写真家先生の、愛してやまなかった蔵の酒。グラスを傾けた瞬間、グッと引っ張り込まれる馨しさに、よぎるは地平線まで続くサトウキビ畑のざわめき。角の取れたまろやかさに包まれ余韻がひき、ハッと我に返るの繰り返しが、夢とうつつの行き来を思わせる。軽く漬かったパパイヤは、果物ではなく島野菜。薄めでパキッと歯ごたえよく、銘酒のサポートがさりげない。シンプルだが酒の旨さ際立つ、いつかの宴を思い出す一期一会。
この酒飲む時のお約束で、蔵元に直電しながら告げるオーダー。久し振りの挨拶を交わしながら追加するグラスを、かの先生に献杯しながら思い出千々様々。一献一品の小さな酒宴、今宵も天下泰平なり。