新宿三丁目の奄美大島の店「たかぐら」にて、たかぐら水割り×アオサの天ぷら。日曜の晩に新宿遠征して飲むなら、店名銘柄の黒糖焼酎と島ならではの海の味覚の、このコンビが似合う。
初夏の蒸す日の口開け早々に、ビールの後にさっそく島焼酎。渇きを癒す水割りで攻めれば、黒糖らしいまったり重さが島酒の存在感を醸し出す。天ぷらの海藻はもったりのさっくりな鈍重さ。厚い衣の後から、潮の香り炸裂な青い旨さが追って来る。煽る度に腑に落ちていく、心は奄美のエメラルドな海と手つかずの原生林な一期一会。
島んちゅが集う店らしく、隣席列席する客は皆、奄美に熱い思いを有する方ばかり。杯をあおり、将来の提言を議論し、世界遺産認定前の観光資源に、内外の思惑が交差するひと夜。一献一献一品の小さな酒宴、マガウタミョーロ天下泰平なり。
初夏の蒸す日の口開け早々に、ビールの後にさっそく島焼酎。渇きを癒す水割りで攻めれば、黒糖らしいまったり重さが島酒の存在感を醸し出す。天ぷらの海藻はもったりのさっくりな鈍重さ。厚い衣の後から、潮の香り炸裂な青い旨さが追って来る。煽る度に腑に落ちていく、心は奄美のエメラルドな海と手つかずの原生林な一期一会。
島んちゅが集う店らしく、隣席列席する客は皆、奄美に熱い思いを有する方ばかり。杯をあおり、将来の提言を議論し、世界遺産認定前の観光資源に、内外の思惑が交差するひと夜。一献一献一品の小さな酒宴、マガウタミョーロ天下泰平なり。