ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

夏場所大相撲

2005-05-15 22:06:01 | Weblog
 両国国技館、今日はふとしたことで相撲を見に行ったのです。
 枡席から、ビールを飲みながら、ちょっと話して力士を見る。“あれは、引き落とし、いや、はたき込みか”とは飲みながらでは判定不十分。まわしをつかんでいるかどうかなんて、分からないよ。
 テレビで見るよりも、スピード感はあるし、土俵は狭く見えるし、力士は大きく見えるし、その間に酒を飲まねばならないし講評は難しい。
 枡席から見る相撲はスポーツ相撲ではなく、鑑賞相撲(別の言葉で言うと、スペクテータスポーツ)だろう。2階席から見る相撲はスポーツに近づく。テレビだともっとスポーツに見えるでしょう。
 この相撲の様式の中で、型と極めを見せて勝つのが真髄。これが出来なくて、強いだけの相撲では余りにも寂しい。朝青龍は速くて強い。今の周りの力士に付いてこれるのはいるのか? 
 でも、朝青龍の様式美がもう少し欲しいと思うのは私だけではないだろう。
 組み合って競い合う勝負は少なかった。
 もう少し競り合って、技を見せる相撲をも誰か、一人二人は見せて欲しかった。
 でも、久しぶりに日本的世界に身をおけて楽しかった。
 この飲みながらの観戦、鑑賞は何ものにも代え難い世界だろう。

※ “朝青龍”一枚看板、後続は未だ見えずに、これのみ寂しき。
コメント (1)
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