厚生労働省は日本脳炎ワクチンをやめるように勧告。
昨年の強い副反応症例から決めたようだ。よく見ると、この10年以上国内での日本脳炎患者は年間数例止まり。
これは、ワクチン効果か、蚊の駆除によるものか、どっちが優位かわかりませんが、いずれにしても発症患者が少ないに越したことはない。
日本脳炎は薬がなく、対症療法(症状に対して出来る範囲で対応するだけで、根本を治療することは出来ない)でじっと我慢の疾病です。
それで予防のワクチン接種により、カに刺されても病気が発症しにくいように考えていたのが今までの国の方針です。
しかし、年間の患者数と副反応が対比される位の数になると、ワクチンを本当に推奨すべきかどうかは難しくなってきたのでしょう。
インフルエンザも確かに重篤な副反応もあります。ですが、発症患者数が圧倒的に多く、特に老人で発症すると死亡率は高い。
これを自然淘汰と考えるのも一つですが、いざ自分の身内となるとそうもいかず、インフルエンザではワクチンをさせる方を選ぶのでしょう。
然るに、日本脳炎はもう分母たる発生患者が年に数例と少なくなっており、昨年度でも患者数より副反応の出た人数が多いとの逆転になってしまっている。
それではもうワクチンの有用性が怪しくなってきたのでしょう。
できるなら、ポリオの程度まで確認できたら良いのだろうけど、ポリオと違って相手が蚊なので撲滅宣言は不可能に近いでしょう。
厚労省にしては良く決断したと感じます。
これから数年の日本脳炎発症患者数をみて評価するのが現実的選択だろう。
ちなみに私は医学部入学以来、今日まで日本脳炎患者はたった一人も診たことがない。これは来ても頭に浮かばないかもしれない、診断不能かもしれないという位のレベルなのです。
※ ヘルペス脳炎患者は何人も診ている。治る方もいれば、そうでない方もいる。
ヘルペス脳炎は早いと薬が効きます。私は日脳ワクチンはしていません。もし罹ったら流れに任せます。
昨年の強い副反応症例から決めたようだ。よく見ると、この10年以上国内での日本脳炎患者は年間数例止まり。
これは、ワクチン効果か、蚊の駆除によるものか、どっちが優位かわかりませんが、いずれにしても発症患者が少ないに越したことはない。
日本脳炎は薬がなく、対症療法(症状に対して出来る範囲で対応するだけで、根本を治療することは出来ない)でじっと我慢の疾病です。
それで予防のワクチン接種により、カに刺されても病気が発症しにくいように考えていたのが今までの国の方針です。
しかし、年間の患者数と副反応が対比される位の数になると、ワクチンを本当に推奨すべきかどうかは難しくなってきたのでしょう。
インフルエンザも確かに重篤な副反応もあります。ですが、発症患者数が圧倒的に多く、特に老人で発症すると死亡率は高い。
これを自然淘汰と考えるのも一つですが、いざ自分の身内となるとそうもいかず、インフルエンザではワクチンをさせる方を選ぶのでしょう。
然るに、日本脳炎はもう分母たる発生患者が年に数例と少なくなっており、昨年度でも患者数より副反応の出た人数が多いとの逆転になってしまっている。
それではもうワクチンの有用性が怪しくなってきたのでしょう。
できるなら、ポリオの程度まで確認できたら良いのだろうけど、ポリオと違って相手が蚊なので撲滅宣言は不可能に近いでしょう。
厚労省にしては良く決断したと感じます。
これから数年の日本脳炎発症患者数をみて評価するのが現実的選択だろう。
ちなみに私は医学部入学以来、今日まで日本脳炎患者はたった一人も診たことがない。これは来ても頭に浮かばないかもしれない、診断不能かもしれないという位のレベルなのです。
※ ヘルペス脳炎患者は何人も診ている。治る方もいれば、そうでない方もいる。
ヘルペス脳炎は早いと薬が効きます。私は日脳ワクチンはしていません。もし罹ったら流れに任せます。