ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

連休も残り2日・ヒヤリ、ハット

2005-05-07 23:32:54 | Weblog
連休になっていない方にはすみません。別の機会に休んで下さい。代休のない方はそっと交渉して下さい。この国には、まだ全く休めない方も、代休もとれない方もきっと大勢いると思います。 
 今日はとうとう職場に行きました。昨夜、電話がかかってきて、高齢の方が“誤飲性肺炎?”と連絡をもらったのです。患者さん側にとっては初めてでも、高齢者では日常的事例です。
 以前にも書いたように記憶しますが、高齢者の中には具合が悪くて食べられない。回復して元気になって、食べられるようになってきたが、時にうまく飲めなく、飲食物が気管に入ってしまう。つまり、誤って飲む→誤飲を起こすことが時は見受けられ、病院での高齢者は日常的問題です。しかし、うまく飲み込めないことを、きれいに解決する方法はありません。嚥下訓練という練習と飲食の実践練習しかありません。うまくなってきて、もういいかと思っても、次回に突然失敗し、肺炎を起こすことは予測不能です。
 危機は突然起こりうることを、記憶の片隅におきながら毎日を見ていくしかありません。冷たいようですが、持ち直すこともあれば、繰り返しが体力低下を招き、別のゴールに入っていくことも十分あり得ます(感覚的には理解し難くても)。
 明日もこの続きで出勤確定ですね。

 JR西日本、突然あの事故後のゴルフや懇親会の全貌を発表。報道に嗅ぎ出されるよりも先にと先手を打ったのでしょうね。
 マズイねってのが、多かったけど、県を一つはさんだ広島まで対象になるのではちょっとしんどそう。懇親会はまずそうだけど、送別会は内容次第を考えて、やってもよいかなとも思います。送別会に事故関連事情で出席できない方は仕方ないけど、送別会では、特に定年退職の場合、送られる方と今生の別れになる方もきっといるはずだろうと思います。事故はともかく、その別れの機会をなくしてしまうのは、行き過ぎかなと考えたからです。
 事故後に、このあたりを適切に分けていたら、こんな上塗りだらけのみっともない姿を見せることはなかったのに。
 自分たちもつい、「まっ、いいかな」と隠したくなることも山のようにありますけど。だから、“ヒヤリ、ハット”と言われるようになんて考え方がでてきたのでしょう。
 前段の高齢者の事実は年に数件以上あるのですが、“ヒヤリ、ハット”と言うべきでしょうか(誰かが24時間、側にいることは不可能ですし、そうした場合の人件費負担は膨大です)。

※ 疑問:警察の捜査令状からも“ヒヤリ、ハット報告書”は守っていただけるのでしょうか。
コメント
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