ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

ラジオ出演打ち合わせ

2015年08月20日 | その他

 昨日は終業後、職場近くの喫茶店で、友人とFMさんむ出演のための打ち合わせを行いました。

 8月29日の土曜日、14時から1時間ほどしゃべることになりました。

 某大手放送局に勤め、FMさんむにボランティアとして参加している友人が聞き役となり、脱線に継ぐ脱線で話を盛り上げようということ。
 要するに出たとこ勝負です。

 FMさんむはまだ試験放送中で、山武市のごく限られた範囲でしか聞けないそうです。
 放送を継続して実績を作り、財政基盤を固めたうえでコミュニティ・ラジオとして総務省からの認可を狙おうということのようです。

 で、番組終了後には、ユー・チューブなどにアップし、広くその存在を宣伝しようということのようです。

 友人の前で、こんな感じでどうでしょうと、ひとくさりしゃべってみせたら、それで十分面白いと褒められ、こんな適当でよいならいくらでもしゃべることができると自信を持ちました。

 今日は同居人が退院して初の診察。
 9月の復職に向けて、リハビリ体制などを医師と相談することになっており、私はそれに付き合うため、休暇を取りました。

 あいにくの雨模様ですが、いっそ涼しくてよろしいでしょう。

 昨日の打ち合わせで、ぼんやりした不安が解消した感じです。

 私はじつは、本番に強いのです。

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17億5千万年

2015年08月19日 | 思想・学問

 少し前、新聞に地球上で人類が生存できる期間についての研究成果が公表されていました。

 それによると、長くて32億5千万年、最短だと17億5千万年だそうです。
 これを過ぎると、地球はホット・ゾーンと呼ばれる地帯に外れ、人類は暑くて生きられなくなるそうです。

 現代の人間が生まれたと推定されるのは20万年前とのことですから、17億5千万年というのは途方もなく長い期間で、この間に何らかの理由で人類が滅んでしまう可能性は多いにあり得るでしょう。

 しかしもし、人類がその叡智を結集し、17億5千万年を超えて生き延びたとしたら、私たちの遠い子孫はどうするのでしょうね。
 地球に代わって居住可能な気温になるといわれている火星、あるいはその他の適切な惑星への移住を試みるのか、あるいは地球と一緒に滅ぶのか。
 現代人の感覚で言うと、何が何でも生き残ろうとするとは思いますが、遠い子孫にはそのような気力が無くなっているかもしれないし、あるいは原始人のような生活に戻っているかもしれません。

 地球の滅亡を描いたSF作品はあまたありますが、どれもどこか物足りないのは、人間にとってそれはあまりに遠い未来に感じられ、切実さをもって物語を作れないからかもしれません。

 17億5千万年というのはあまりにも遠い未来です。

 しかし、その日は必ずやってきます。


 地球温暖化とかなんとか言いますが、人類のエネルギー政策によってそうなったとは、私はかけらも考えていません。
 地球は全凍結していた時代もあったし、火の海だった時代もあると聞いています。
 地球、あるいは太陽系全体の大きなバイオリズムを考えれば、人類が少々CO2を垂れ流したからと言って、何ほどのことも無いでしょう。
 己の所業で地球全体が温暖化したなどと、自惚れるのもいい加減にしなさい。

 それがいかに遠い未来であれ、少なくとも地球では人類は生きていけなくなる日が必ず来るという研究結果は、人類全体の喉元に鋭い刃を突きつけるような恐怖を感じさせます。

 宗教や哲学、芸術やスポーツと言った、人類が残した素晴らしい遺産は、いずれ用をなさなくなるのでしょうか。
 そのような黙示的な状況に立たされたとき、人類はその先にどんな地平を覗き見るのでしょうね。

 また、安易な言い方ですが、そのような未来が必ず訪れるのだとしたら、人間同士の紛争など、いかにもみみっちいことです。

 それなのに、紛争がやむことはありません。
 利益という魅力的な果実を前にすると、人間はそれに心奪われ、それを手に入れることしか考えられなくなり、遠い将来を見越した宗教的・哲学的営為を放棄してしまうかの如くです。

 それが人間というものだと言ってしまえばそれまでですが、何かもう一歩、人類が大きく前進するような、精神上の進化が起これば、紛争も減るかもしれません。
 そのことがいかに難しいか、歴史が証明していますが、人類の歴史など宇宙全体から見ればほんの一瞬です。
 これから千年、一万年と経つうちに、人類が精神上の進化を遂げる可能性なしとしません。

 既成の、また新興の宗教ではなく、新たな精神上の進化を促す運動があるのなら、それに加わってみたいという欲求をもたらしたニュースではありました。

 私がそう思うのだから、多くの人も感じることの多い報道だったのではないかと期待します。

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ロキソニン

2015年08月18日 | その他

  午前中はレッドブルで持ち上げてしのぎましたが、午後は首や肩、腰が痛み、目に熱感を感じました。
 風邪の引き始めかもしれません。
 とりあえず、引き出しに常備してある痛み止めのロキソニンSを飲んだら少し楽になりました。

 私は時折片頭痛を起こすため、痛み止めは必需品です。
 前はよくイブを飲んでいましたが、最近、より効くロキソニンSに代えました。

 早退するほどではない、もしくは出来ない場合の体調不良はしんどいですね。
 勤務時間が定められた勤め人のもっとも辛いところでしょう。
 暇な時季でも定められた時間は席にいなければならないのですから。

 明日の終業後、友人と職場近くの喫茶店でラジオ出演の打合せをすることになりました。
 友人は明日、午後から半休を取っているそうです。
 それもボランティアのラジオ活動のためだとか。
 頭が下がります。

 今日はお酒は控えめにして、早寝しようと思います。  


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レッドブル

2015年08月18日 | その他

 今朝は体がひどく重くて、職場に着いても何もやる気が起きません。
 そこで、職場の自販機で売っているレッドブルを飲んでみました。

 そうしたら、あーら不思議。
 急に何かにせかされているような気分になり、午前の仕事が思いのほかはかどりました。
 一体どういう成分が入っているのでしょうね。

 でも多分、脳をごまかす一種の麻薬のようなものなのだろうと思います。
 午後までこの効果がもつのかどうかは疑問です。

 とりあえず昼飯を食ったら恒例の昼寝をし、午後に備えたいと思っています。


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ウランバーナの森

2015年08月17日 | 文学

 昨日は奥田英朗のデビュー作「ウランバーナの森」を読みました。

ウランバーナの森 (講談社文庫)
奥田 英朗
講談社


 ウランバーナとは、サンスクリット語で盂蘭盆会の意味。

 明らかにジョン・レノンをモデルにしたと思われる主人公、ジョンとその妻ケイコ、幼い息子ジュニアが、軽井沢の別荘地でひと夏を過ごす幻想的な物語です。
 奥田英朗といえば、ユーモア小説からミステリーまで、幅広くエンターテイメントを描く作家のイメージがありましたが、今作は純文学の香り漂う上品なものでした。

 ジョンはひどい便秘に悩まされ、医者に通います。
 ストレス性だろうということで、途中から精神科に移ります。

 軽井沢の森では、靄が立ち込めると、不思議な現象が発現します。
 ジョンと関係の深かった死者が、靄の中から現れ、つかの間の逢瀬を楽しむのです。
 ジョンは困惑しながらも、関係が良かったとは言えない母親や、ひどい言葉をなげつけて傷つけてしまったマネージャーらに会い、謝罪したりして、癒されていきます。
 お盆には死者がこの世に帰ってくるという故事を念頭に置いた物語なのでしょうね。

 それは現実に出来したことなのか、精神科医の催眠療法によるものなのか、判然としませんが、ジュニアがジョンの母親からもらったというキャンディが残っているところを見ると、不思議な現象が起きていたようです。

 若すぎる晩年、ジョン・レノンは実際に軽井沢で長期静養していたそうです。
 著者は多くのジョン・レノンの評伝で軽井沢での生活がほとんど描かれていないことから、想像力を膨らませ、幻想的で美しい夏休みを描いたというわけです。
 エンターテイメントの作家だとばかり思っていましたが、「異人たちとの夏」を彷彿とさせるような、豊かな物語でデビューしていたことに驚いたしだいです。

あの頃映画 「異人たちとの夏」 [DVD]
風間杜夫 ,秋吉久美子,片岡鶴太郎,永島敏行,名取裕子
SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)

 

異人たちとの夏 (新潮文庫)
山田 太一
新潮社

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ラジオ出演

2015年08月17日 | その他

  友人からメールでラジオ出演の依頼がありました。
 ただし、FMさんむという、千葉県山武市の、立ち上げたばかりの小さな放送局です。

 友人は某大手放送局に勤務していますが、ボランティアで地元の放送局立ち上げに関わったようです。

 依頼内容は、8月末の土曜日に、30分から1時間程度、しゃべってほしいというもの。
 しかも内容はお任せだとか。
 ホラー映画ネタでも、文学ネタでも、なんでも良いというわけです。

 ラジオでしゃべること自体は何でもありませんが、ラジオでしゃべる作法みたいなものがあるなら、事前にレクチャーを受けたいと思い、友人には出演はOKだが、事前打ち合わせがしたい、と返信しておきました。

 友人とは、もう5年以上前、病気休暇の最後の頃、復職をめざして障害者職業センターでリワーク・プログラムを一緒に受けた仲です。
 リワーク・プログラムでは、リワーク・ミーティングとか、卒業プレゼンテーションとか、人前で話す機会が結構あり、その際、私のしゃべりが面白いと感じたようです。

 山武市在住以外でも聞く方法はあるようですが、どうすれば良いのか今のところ分りません。

 一度詳しい話を聞いてから、このブログでご報告したいと思います。

 何をしゃべっても良いなら、ホラーの名作と和泉式部の幻想的な和歌をからめて、とびおワールド全開でいきたいと思っています。


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冷房

2015年08月16日 | その他

 今日は晴れ間が見えたり雷雨が降ったり、変な天気でした。

 短い晴れ間に、少し散歩でもしようかと思って外に出たら、ひどい湿気で、外にいるだけで背中から汗が吹き出る不快さにおそれをなし、早々に引き上げて、冷房の効いたリビングでごろごろして過ごしました。

 結局のところ、夏をやり過ごすには、冷房の効いた部屋から出ないようにするのが一番のようです。


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崩れる

2015年08月15日 | 文学

 いつもどおり朝は6時半に床から出ました。

 私は生活のリズムが崩れることを怖れ、休みの日でもいつもどおりに起きるようにしています。

 水のシャワーを浴びて頭をすっきりさせ、納豆と明太子とソーセージをおかずに朝飯を食いました。

 その後珈琲を飲みながら新聞を丹念に読みました。
 8月15日という日ではありますが、安倍談話以外はそれほど戦争ネタはなく、少しほっとしましたね。

 続いて読書。
 貫井徳郎にしては珍しい短編集を読みました。

 
 「崩れる」
です。


 崩れる・怯える・憑かれる・追われる・壊れる・誘われる・腐れる・見られる、という8つの短編が収録されていました。
 タイトルをすべて動詞にしていますが、物語に共通性はありません。
 じつにバラエティに富んだ作品群で、いずれも日常のちょっとした恐怖や奇妙さを描いています。
 それでも、いわゆる奇妙な味というわけではなく、この作者らしい、短いながら本格的なミステリーの香りを醸し出しています。
 作者は長編をよくしますが、まるで短編の名手のような印象を受けました。
 器用な人ですね。

崩れる 結婚にまつわる八つの風景 (角川文庫)
貫井 徳郎
角川書店(角川グループパブリッシング)

 お昼は行き着けのイタリアンで葱と小柱の生姜風味パスタとサラダを食しました。
 同居人が療養中でどこにも遊びに行けない腹いせに、昼間から生ビールを一杯飲んでやりました。
 生ビール一杯とはいえ、昼酒は効きますねぇ。
 
 私が崩れちゃいそうです。

 
 正月と花見以外は昼酒禁止を誓っている私が、自ら禁を破ってしまいました。
 小さな背徳の喜びを感じずにはいられません。

 午後は小一時間ばかり昼寝して、夕餉の食材を買いに行きました。
 アジの塩焼きとフルーツトマト、それにブロッコリーをつまみに一杯やる腹積もりです。

 しかし私も毎日飽きもせず酒を飲むものです。
 きっと酒が不味くなったらそれはお迎えが近いのでしょうね。

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戦後70年談話

2015年08月15日 | 社会・政治

  戦後70年談話が発表されました。
 無駄な仕事と思いつつ、新聞で全文を読み、中身を確かめました。

 歴代内閣の談話を全体として継承する、と総理はおっしゃっていましたが、これ、村山談話の否定ですね。

 確かに、反省、お詫び、植民地支配といったキイ・ワードは盛り込まれていましたが、間接的な表現に留まり、安倍総理が主体的におわびするという内容ではありませんでした。

 また、日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気付けました、という文言や、欧米諸国が、植民地を巻き込んだ、経済のブロック化を進めると、日本経済は大きな打撃をうけました、という表現は、それが客観的事実であることを踏まえても、中国や韓国を刺激するでしょうね。

 さらに、あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子供たちに、謝罪を続ける宿命を負わせてはなりません、という言葉は、韓国のおばちゃん大統領が、被害者と加害者の関係は1,000年たっても変わらない、と豪語したことを思えば、とりわけ韓国から批判を浴びるでしょう。

 周辺諸国からの批判をものともせず、わが国の近代史及びこれからの歩みについて正論を述べたこと自体は、評価してしかるべきでしょう。
 私個人は、痛快な談話だと思っています。

 しかし、大人の態度で周辺諸国との関係を慮った場合、この談話は出すべきではなかったと考えています。

 村山談話・小泉談話を引き継ぎます、と、その一言で良かったのではないかというのが、率直な感想です。

 しかし談話は出てしまいました。

 どのような中身であれ、どうせ中韓はイチャモンをつけてくるのだから、信念に従って総理が発表した談話を、強く支持したいと思います。

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番傘

2015年08月14日 | その他

 番傘を購入しました。



 着物にはまり、煙管、煙草盆、下駄に草履、褌と、様々に和装に必要な物を購入してきて、多分番傘で打ち止めかなと思っています。

 同居人はやりすぎだと言いますが、趣味の世界にやり過ぎということはありません。


 

 雨が降るのが楽しみです。

 1人白波5人男ごっこなどをして同居人に呆れられています。

白浪五人男
鈴木 輝一郎
双葉社

 

白波五人男 (中野勘太郎一座 5) [DVD]
株式会社キャメル
株式会社キャメル




 
 近頃はBSでやっている時代劇の再放送をよく観ています。
 ファッションの参考にするためです。

 我ながら無駄な出費だとは思いますが、パチンコや競輪競馬に比べれば、なんということもないでしょう。


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墓参

2015年08月13日 | その他

 午後、実家の寺に墓参りに出かけました。

 父が亡くなって3年半、お盆も4回目となります。
 墓前で手を合わせ、息災でいることを報告しました。

 3人の甥っ子、姪っ子は、それぞれに成長し、その成長ぶりは目を見張るものがあります。
 道理で私が年を取るわけです。
 我が家には子が無いため、そんなことにすら気付きません。

 家政婦が1人増えていました。

 寺域は清潔さを保ち、まずは安泰のようです。
 世話人や総代、何人かが亡くなったことを知らされました。

 私の知らないところで、時は確実に歩みを進めているようです。

 私の職場にも新人が入り、日々悪戦苦闘しています。
 ある新人の口癖は、「仕事って難しいですね」
 有名国立大学を卒業した秀才にしても、慣れない仕事に手を焼いているようで、微笑ましくもあります。

 住職である兄は暑い中檀家をまわってお経を上げているとかで、会うことはかないませんでした。

 家運の隆盛を望みます。


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今日から

2015年08月12日 | その他

 今日から3日間の夏休み。
 土日と合わせて5連休です。

 初日の今日は、幕張の免許センターに免許の更新に行きました。
 8月生まれの私にとって、免許センター=夏のイメージです。

 8時に免許センターに到着し、講習も含め、10時には新しい運転免許証を手にしました。
 5年前撮った運転免許の写真に比べ、他人のように痩せています。

 昼は自宅マンションの向かいにあるイタリアンで釜揚げシラスのぺペロンチーノなるパスタを食しました。
 少し生臭いのを覚悟しましたが、そんなこともなく、美味しくいただけました。

 午後は眼鏡屋に行きました。
 私は普通の眼鏡とスポーツ用のナイキの眼鏡を持っています。
 で、ナイキの眼鏡のワイヤーがずれてしまったのです。
 スポーツは何もしませんが、眼鏡屋でかけてみて、かけ心地が良かったので、ナイキの眼鏡ばかり愛用していたせいでしょうか。

 ワイヤーに問題はなく、少しずれただけとかで、ものの5分ほどで直してくれました。
 しかも無料。

 その後読書。
 ミステリーやホラーの名手、新津きよみの手になる「記録魔」という小説を読みましたが、そこそこ読ませるものの、印象の薄い作品でした。
 明日には忘れてしまいそうです。

記録魔 (祥伝社文庫)
新津 きよみ
祥伝社

 夕餉には中落ちと平目刺し、フルーツトマトとブロッコリーを手に入れたので、日本酒を軽くやるつもりです。

 休みの初日はなんだか用事を済ませることに追われ、疲れてしまいました。


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お化けを殴る

2015年08月11日 | その他

 北海道の大学生がお化け屋敷に入り、お化け役を殴った、というニュースにふれました。
 びっくりして殴っちゃった、とか。

 お化け役の方にはお気の毒ですが、勇ましい大学生ですねぇ。
 普通はきゃぁきゃぁ言って逃げ回るものだと思いますが。

 私はホラー映画や怖いお話が大好きなわりに、お化け屋敷は苦手。
 二次元と三次元ではやっぱり違います。
 お化け役の人に触られでもしたら、失神してしまいそうです。
 殴るなんてとてもとても。

 昔、後楽園遊園地で赤ん坊地獄という企画があり、私は震え上がって足がなかなか進みませんでした。
 入場料を払うと、赤ん坊の人形を抱かされ、ポイントポイントで赤ん坊がぎゃぁぎゃぁ泣き出したり、凶暴に暴れたりするのです。
 よっぽど赤ん坊を投げ捨てて走って出ようかと思いましたが、それはあんまり大人げないので、余裕綽々のふりをして、ゆったりとした足取りで歩みを進めたことを懐かしく思い出します。



 もう私はお化け屋敷には入りたくありません。


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夏休み

2015年08月11日 | その他

  明日から三日間、夏休みをとりました。
 土日と合せて5連休です。
 今年は同居人が病気療養中のため、遊びに行く予定はありません。
 結婚17年目にして、初めてのことです。

 お盆の時季に合わせて休暇を取ったのも、特に予定が無いため、多くの人が休暇を取る期間に休んだ方が業務に支障を生じないかと思ったためです。

 なんだか心躍らない夏休みです。
 


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神鳴の

2015年08月10日 | 文学

  朝から大気の状態が不安定なようで、雨が降ったりやんだり。
 さっきからは雷が鳴っています。
 夏らしいといえば夏らしい天気です。

 神鳴の わづかに鳴れば 唐茄子の 臍とられじ と葉隠れて居り

 正岡子規の和歌です。
 雷を神鳴と表現しています。
 唐茄子とは、かぼちゃのこと。

 雷がわずかに鳴っただけで、庭のかぼちゃがへそをとられまいと葉に隠れた、というユーモラスな和歌です。 
 「竹乃里歌」という歌集に見られますが、上の歌の後に、

  神鳴の 鳴らす八鼓(やつづみ)ことごとく 敲き(たたき)やぶりて 雨晴れにけり

 という和歌が見られます。 
 こちらは解釈の必要はありますまい。
 字義どおり、力強くて神話的な趣を感じさせます。

子規歌集 (岩波文庫)
土屋 文明
岩波書店

 

竹乃里歌―正岡子規全歌集
土屋 文明,五味 保義
岩波書店

 病床にあっても、正岡子規は季節の移ろいを感じつつ、時にユーモラスに、時に力強く季節を切り取ってみせました。
 その執念はどこから来たのでしょうね。

 季節感を何より大切にするわが国の詩歌の世界は、地球温暖化や異常気象、また冷暖房の普及によって、もはやこの世のものでは無いような感すら覚えます。
 これを時代の進化、あるいは変化として歓迎すべきなのか、あるいは失われた世界にノスタルジーを覚えるべきなのか、私には分かりません。

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