昨日、珍しくSFアクション映画を観るため、シネコンに足を運びました。
「ウルヴァリン:SAMURAI」です。
「Xメン・シリーズ」の番外編と言ったところですが、日本が舞台になっています。
これがまた、突っ込みどころ満載です。
主人公である不死身の米国男が、長崎で捕虜として収容されていた際、原爆投下のときに命がけで助けた日本人将校が、現在巨大財閥の長となり、死の床にふせっています。
最後に礼と別れを言いたいと、部下に命じてはるばる米国から恩人を連れてくるのですが、欲望渦巻く財閥やヤクザの抗争に巻き込まれるという単純なお話ですが、芝の増上寺で葬式を行っている際に争いが起き、ちょっと走ったら秋葉原、さらに走ったら上野と、明らかに距離感覚が奇妙です。
さらには長崎から車でちょっと走ったら東京に着いたり。
日本刀を片手で振り回すのもたいそう違和感があります。
この映画、主演男優が日本ヲタクで、本人の強い希望で日本を舞台としたそうですが、少々勘違いしているようです。
それでも、日本への愛に満ちた、良く出来た娯楽作だとは思います。
明日になったら忘れそうですが。
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