ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

インベーション

2014年01月13日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 朝っぱらからまたもやDVD鑑賞です。

 観たのはゾンビ物の亜種とも言うべき「インベーション」です。

 金持ちの倅が、親が所有する湖畔の別荘に友人を招待し、大学生の男女6人が集まって大はしゃぎ。
 
 しかし、奇妙な犬を発見します。
 犬は目を血走らせながら、全く動きません。
 おかしいなと思っていると、音がした途端、今度は猛ダッシュで襲いかかってきます。
 慌てて別荘に逃げ込む6人。

 そこへ、別荘の持ち主である父親から電話があり、別荘が建っている場所からほど近い町にミサイルによるテロ攻撃が行われたらしい、というのです。
 ラジオでは、別荘の一帯が封鎖されたとのこと。
 ミサイルには生物化学兵器が積まれていたらしい、と言う怖しい情報がもたらされます。



 やがて人間にも感染者が。

 特徴は目を血走らせていることと、音を立てない限りただ突っ立っているだけなのに、音を聞くと凶暴に襲いかかってくること。
 その様子はゾンビそのものです。

 ただ、狂犬病の激しいやつみたいなウィルスなので、感染者といえども特別力が強いわけでも足が早いわけでもなく、頭がおかしくなっているので知略をめぐらせるわけでもなく、ただ凶暴なだけなので、殴れば倒れるし、首を締めれば死ぬし、倒すのはわりと簡単です。

 封鎖地帯の大学に建つあるビルの屋上に毎日正午、救助のヘリコプターを飛ばすので非感染者はそこを目指すように、とのラジオの非常放送を聞いた6人は大学を目指しますが、一人、また一人と感染者に襲われ、感染していき、目的の場所にたどり着いたのは二人だけ。

 ヘリコプターはやってきますが、なんとも後味の悪い結末を迎えます。

 はしゃぎまわっているシーンでは目が覚めるような明るい映像、逃げ回っている場面では一転して暗く分かりにくい映像に切り替わり、カメラワークも別の映画を観ているように緊迫感を盛り上げるように変化します。

 ストーリーは単純ですが、緻密な作り込みで、飽きずに観ることができましたねぇ。

インベージョン [DVD]
サラ・バトラー、アシュリー・ブライアン、ブリトニー・アルジャー、マイケル・ウェルチ
東宝

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