ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

レイプ・コレクター

2011年09月10日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 話をもとにしたという連続殺人鬼を描いた「レイプ・コレクター」を観ました。
 若い女をさらっては一ヶ月間地下室に監禁し、強姦しまくった後、殺害して食料にし、次の女をさらう、という恐るべき人肉食いにして強姦魔の自動車解体工。
 ある少女がさらわれ、地下室に監禁されてみると、そこにはベッドがあり、食卓があり、キッチンがあり、シャワーまで完備された清潔な部屋。
 そこで少女に前に殺した女の肉を調理させ、二人で食事しては犯すという日々。
 FBIは有能な女捜査官に捜査させますが、この捜査官、なんとも間抜けです。
 だいたい警察というのは最小単位が二人一組のはずですが、こやつは最初から一人です。
 眼光鋭く、筋骨たくましく、頭も良さそうな、いかにもできる捜査官という風情をたたえながら、一人で犯人を追い、救出に来たはずなのに自分も監禁されちゃいます。
 殺人鬼も用意周到とは言いがたく、おバカさんです。
 間抜けなFBIとおバカな殺人鬼のおかしげな闘争劇で、現実はこんなものなのかな、と妙に納得したり。
 あるいはコメディか?とツッコミを入れたくなったり。
 多分演出が悪いんでしょうねぇ。
 脚本はそこそこな感じでしたし。
 むしろ最後に流れるテロップ、連続殺人鬼の85%はアメリカに住んでいる、という一文のほうが衝撃的でした。

  レイプ・コレクター [DVD]
キム・ベース,ショーン・マーレイ
アルバトロス

にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしいすごいとても良い良い


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 故障 | トップ | 草間弥生展 »
最新の画像もっと見る

ホラー・サスペンス・SF等の映画」カテゴリの最新記事