実話をもとにしたという連続殺人鬼を描いた「レイプ・コレクター」を観ました。
若い女をさらっては一ヶ月間地下室に監禁し、強姦しまくった後、殺害して食料にし、次の女をさらう、という恐るべき人肉食いにして強姦魔の自動車解体工。
ある少女がさらわれ、地下室に監禁されてみると、そこにはベッドがあり、食卓があり、キッチンがあり、シャワーまで完備された清潔な部屋。
そこで少女に前に殺した女の肉を調理させ、二人で食事しては犯すという日々。
FBIは有能な女捜査官に捜査させますが、この捜査官、なんとも間抜けです。
だいたい警察というのは最小単位が二人一組のはずですが、こやつは最初から一人です。
眼光鋭く、筋骨たくましく、頭も良さそうな、いかにもできる捜査官という風情をたたえながら、一人で犯人を追い、救出に来たはずなのに自分も監禁されちゃいます。
殺人鬼も用意周到とは言いがたく、おバカさんです。
間抜けなFBIとおバカな殺人鬼のおかしげな闘争劇で、現実はこんなものなのかな、と妙に納得したり。
あるいはコメディか?とツッコミを入れたくなったり。
多分演出が悪いんでしょうねぇ。
脚本はそこそこな感じでしたし。
むしろ最後に流れるテロップ、連続殺人鬼の85%はアメリカに住んでいる、という一文のほうが衝撃的でした。
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