ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

時代錯誤

2013年12月27日 | 社会・政治

 昨日の安倍総理による靖国神社参拝を受けて、予想どおり中国・韓国は反発し、他のアジア諸国はほとんど反応していません。

 アジアで孤立しているのはわが国ではなく、中国・韓国であることは明らかでしょう。

 意外だったのは、米国が「失望」を表明したこと。
 共和党政権下ではそのようなコメントは有り得ませんでした。
 何が何でも中韓と協調してほしいということでしょうか。

 しかし米国大統領がアーリントン墓地へ出向くことを非難されれば、米国は激しく反発するでしょう。

 韓国政府、「嘆かわしく怒りを禁じ得ない」と非難する声明を発表しましたね。
 さらには「時代錯誤」とまで。

 時代錯誤なのはむしろ韓国のほうでしょう。

 わが国には思想信条の自由や信教の自由が認められており、韓国も同様であったはずですが。

 不快感を感じるのは、致し方ありません。
 感じちゃうものは。
 でもそれを表明すれば、今度はこちらが不快感を感じることになります。

 例えば9.11テロの犠牲者や遺族は、イスラム教徒がモスクでお祈りしている映像を見ただけで不快感を感じるかもしれませんが、モスクへ行くなとは口が裂けても言いません。

 毛沢東語録などをふりかざす中国の田舎のおじさんや少年少女を見ると、私は虫酸が走りますが、毛沢東語録を読むなとは、絶対に言いません。

毛沢東語録―付・奪権闘争を論ず (1971年) (角川文庫)
竹内 実
角川書店



 不快なことを数えれば、世の中には溢れかえっています。

 思想信条や信教の自由など、内心に関わる問題に関しては、不快でも、相手がそれを良しとしている以上、何も言わないのが現代の常識で、そう言う意味で韓国政府は時代錯誤の誹りを免れないでしょうねぇ。

 日中関係・日韓関係の悪化を危惧する声がありますが、笑止千万。

 これ以上悪くなりようが無いほど、とうの昔に関係性は破綻しています。


 政府レベルが険悪でも、いやだからこそ、企業同士の交流や文化交流、学術交流、スポーツによる交流を活発化させるがよろしいでしょう。

 政府レベルがいがみ合っていても、そこは人間同士。

 直に接すれば、中国人も韓国人も1人1人は概ねまともな人々だと認識を新たにするでしょう。
 また、中韓も日本人が軍国化を推し進める悪魔ではないことに気付くでしょう。

 時間はかかりますが、地道に草の根交流を推し進める他ないでしょうねぇ。

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