窓貼りはいつもしんどい作業なので、ここで手が止まってしまうことが多い。
しかし、進めないと終わらないので比較的疲れていない連休中に済ませてしまいましょう。
透明プラ製の窓は、こんな風に枠にピッタリの大きさです。前方だけ、少しだけ糊しろがありますが・・・。
タブを残しておいたので、位置決めしたらここを少量の瞬着で固定します。
窓はツライチでなく、リア・ハッチの面より一段落ち込んでいます。前方より後方のが段差は少ない。微妙な位置を指先で押して調整します。
ピッタリの嵌め合わせなので、一箇所接着してあるだけでちょっとやそっとじゃズレない程度に留まります。
あとは、裏側から透明エポキシを全周に塗りこんでガッチリ固定。
表からフチを黒塗りしてあるので、多少のはみ出しは見えません。
窓の擦り傷が消し切れていなかったり、透明度イマイチなのはスルーしてくだされ。これでも頑張ったのだ。画像見てアレレ・・・と思ったけど、もうやり直せないので・・・w
ハッチ両サイドの窓は、断面が斜めカットしてある状態で同じく斜めカットされた窓枠に外から貼れるようになってます。
つまり、接着面が丸見えになるので、貼り方にも気を使いました。
まず、ごく少量の美透明接着剤(弾性系)を二箇所にチョン付けして位置決め。
固着後、木工ボンドを水で薄めたものを全周に流し込みました。
木工ボンドは強度の面でやや不安があるものの、流し込み出来てはみ出しても乾燥後は透明なり、体積も小さくなるので理想的な接着剤です。
ハッチ両サイドの窓も本当は一段落ち込むのが正解なんですが、ほぼツライチになってしまった。これを調整するのは自分のスキルでは無理と判断し、受け入れます。
運転席助手席の窓も、やはりツライチでなくかなり段差があります。
ここはタブがあったので比較的簡単に位置決めできました。
一番重要なフロント・ウインドー。貼り方は、リア・ウインドーと同様にタブの部分を瞬着で固定後、透明エポキシで全周を接着。
ごらんのように、ほぼツライチ。多少スキマは出来ましたが、エポキシ接着剤がうまく埋めてくれてます。
エレールのプラモを作ってて嬉しいのは、この窓のピッタリ具合なんです。
レジン/メタルの43キットの場合、窓のバキュームが残念なことが多いですし、バキューム自作したとしてもフチまでピッタリ・・・というのは、相当難しいと思います。
エレールも全てのキットが窓ピッタリという訳ではないですが、古いキットでも驚くぐらいきれいに合ったりします。
もちろん、すり合わせなど多少の手間は掛かりますけどね。
というわけで、窓貼り終了。
一気に完成が見えてきました。
次は、ここまで手を付けてなかったタイヤ/ホイールを仕上げます。
もちろん、そんな簡単には事は進まないのであった・・・・・・・・。
良く出来たキットなら、ピッタリ合うのが当然ですからガレキのような苦労はいりませんよね。
エレールは、そこまで信頼できるキットではありませんが・・・曲面が出来上がっているのでよほど狂っていない限り、なんとかすり合せ出来ますね。
かなり慎重に脳内シミュレーションして作業に掛かったので、接着は比較的スムーズに出来ましたが、モールド削り落としたり形状修正などで表面を傷つけまくったので、完全な透明仕上げできなかったのが残念です・・・。
海外プラキットの透明パーツは樹脂の性質なのか、国産に比べて柔らかくて傷が付きやすく消しにくいように感じます。
飛行機のキャノピーも同じですよ、貼る時は苦労しますね。
キットごとに貼り方も違うしコツみたいなのもそれぞれ必要ですから、クルマ、飛行機という違いではないと思います。
木工ボンドの薄め方も色々試行錯誤中です。あまり薄めると接着力が弱くなりそうだし乾燥に時間が掛かりすぎたりもします。難しいですねー。
>ワタナベさん
昔は1/24のプラモデルでも窓が合わなくて苦労した覚えがありますが・・・エレールのキットは古いのに結構頑張ってるんですよw
バキュームっていうのはエッジが丸くなりやすいし、BBR式は3D曲面の再現に難がありますし、やはりガレキには限界がありますね。
それでも上手な人が手がけると、実に美しい窓貼りが出来るんですけどね・・・そこが43の面白さなのかも知れませんけどね。
まぁ、作り手が上達すればいいんでしょうけど、これが私にはなかなかできないっすねぇ・・・
飛行機のキャノピーなんか接着ですが(それでもフィットさせるのはそれなりに大変)、こんなたくさんバラバラのものを全部貼らないといけないなんて。で、それをキレイに貼るとはすごいです。
木工用ボンドは薄めて流し込むんですね、なるほど。そのままベタベタやってました(汗
今度やってみよう。