43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

やはり、先に窓貼り

2015-02-02 | Ferrari 330P4

あれ、もう2月。

日曜日、テレビを見ようと思ったらスカパーが無料開放やってて月が変わったのに気づく。特に見たい番組も無いので適当にザッピングしてたら、秋に開幕したフォーミュラEの昨年分4戦をまとめて放送していたので、ついつい見てしまった。

何これ?面白いw

ご存知のとおり、新しく始まった電気自動車によるフォーミュラ・レースです。
とりあえず見切り発車したみたいな感じで、マシンも未成熟だし運営も手探りでやっている状態なのかな、いろいろ疑問点もありますが、そうゆう部分を割り引いて考えるとコレは将来があるレースだと思いました。

300kg以上あるバッテリーを積むため900kgにもなる車重、市販車のタイヤのような細いオールウェザー・タイヤ、スピードの出ないマシン、走りにくそうな市街地コース・・・これじゃ面白くないなーと思ってましたが、元F1ドライバーたちの闘志むき出しの走りで結構激しいバトルもあるし、ワンメイクなのでマシンの性能差も少なく純粋にドライバーのテクニックによる戦いが見れますし。

このレースを盛り上げようと色々な工夫もあって、余計な演出のようにも思えますが好意的に見れば新しい形態のレースを目指す意欲が感じられるので馴染んでくれば面白いかも知れないです。
(モーター音があまりにも静かなので、DJが音楽流して盛り上げるというのはちょっと違うかもねw)

ただ、短いコースで25周ぐらいのスプリント・レースですが、バッテリーが持たないので途中で一度マシンを乗り換える、というのはちょっと・・・w
耐久レースでドライバー・チェンジというのはありますけど、マシンのチェンジってねえ。まあ、テニス・プレイヤーがラケット交換するようなもんでしょうか?

今のところまだ草レースのような雰囲気で、巨大な資本や有力ドライバーが参加している割には軽いノリでやっているようなイベントですが、神経質なまでにレギュレーションで縛りまくってレース本来の面白さを見失ってしまったF1の現状を見ると、まずは楽しめるレースにするにはどうしたらいいのか?を模索しながら少しずつ固めていくのも良いのかも知れない。

何より、現在の自動車を取り巻く状況を考えると将来的に電気自動車が主流になっていく可能性は高いし、そうなればフォーミュラも電気が主流になるかも知れない。あと10年もすればフォーミュラEがF1と肩を並べる規模のレースになっている可能性も高いなと思いました。

 

さて、ちょっと停滞してます330P4の製作ですが・・・。

スペア・タイヤ用のホイールが見当たらないので、プロバンスか何かのジャンクを組み合わせましょう。径が合わないのでアルミ板を巻いて大きくします。スポークは無いけど、積んだ状態だとそこまで見えないので。

で、所定の位置に収めようと思ったら、狭くて入らないじゃんw

タイヤを切って入るようにしても良かったけど・・・

まあ、削れば良いことで。レジンの掘削は大量の粉が出て大変です。粉はあちこちに付着すると取りにくいし、細かい粉塵は舞い上がって吸い込みそうになります。ニオイも臭いし健康にも悪そう。ただ、硬いBBRのレジンもルーターにかかればサクサク削れます。

 

バルクヘッドは簡単に作っておきましたが

フジミのプラモのインストを参考に、それらしいディティールに。透明で見えませんが、窓も入ってます。

キットの構成上、バルクヘッドを取り付けリア・カウルの窓を貼ってしまうとその間は密閉空間になり、中にゴミがあっても絶対に取れなくなるので、慎重に取り付け、ゴミが入らないように隙間をパテや接着剤で埋めました。汚くなっちゃったので画像は無しw

で、リア・カウルの窓を貼りました。画像はさらに枠も貼ったの図。

まず透明エポキシ接着剤で透明窓を貼り付け、その後エッチングの窓枠にエポキシ接着剤を付けて貼り、接着剤がはみ出すのも構わずセロテープを上から貼って抑え込み、固定するまで待ちました。硬化後、ボディー側やウインドー側にはみ出した接着剤を窓枠に沿って切り目を入れ、エナメル溶剤でゆるめながら剥がし取りました。何とも荒っぽい貼り方になりましたが、思い切ってやるしかなかったので・・・。

ラッカー塗装はエナメル溶剤に溶けませんが、少しは侵されます。エッチングの角が少し下地が出てます。
思いのほか段差も大きいので、隙間を埋めるように筆塗りでタッチアップ。

予想通り、なんとも汚い仕上がりになってしまいましたが、このあとクリアーコートすれば少しは目立たなくなる・・・かな?

狙っていたボディーと窓枠ツライチは叶わなかったけど、これツライチになっていたら窓枠の存在感が無くなってしまうので、これくらいの段差があるほうが模型的にはいいかも・・・と、自分を納得させてます。

さあ、デカールを貼ろう!