気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

感情を抜く

2023-06-25 15:27:10 | 「立つ」健康法
 人は身の回りのものに、愛情や特別の感情を持つことがあります。たとえば家具や洋服、小物やペットなど。
 仮にすでに抱いている「愛情」や特別な感情を消していくと、どうなるでしょうか。愛情が薄まると「関心」になり、最終的には「淡々とした意識」になります。モノ(生物)を愛情をもって見ないということです。
 私は、この感情の入らない「淡々とした意識」を重視しています(感情が✖️で無感情が○ということではありません)。感情を通さないからこそ、できることがあります。健康法として「キチンと立つ」練習をするとき、自分と周りのモノがつながっているとイメージしますが、それらに対して極力感情が入らないようにします。もし感情を入れてしまったら、どうしてもそう思えないものに対して無理に感情を入れるような不自然な感じになってしまうからです。感情を抜いた「淡々とした意識」だからこそ、イメージがどんどん拡がるのです。
 日常生活は感情と共にあるものですが、身心を整えるときには、あえてこのように感情を使わないこともあるのです。
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