気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

自分らしくなるために「力」を抜く

2019-06-22 10:17:46 | 「立つ」健康法
 20代の頃、自分で作った歌を録音して聴いてみると、なんとも言えない感じがした。それは自分の声を客観的に聴いたからではなく、また下手だからというわけでもない。同様に、中国語を録音して聴いてみても変な感じがした。そのときには分からなかったのだが、「力」が入っていたのである。無意識に余分な「力」を入れていた。
 日常生活では少しくらい力が入っていても支障はなく、力が入っていることに気がつくことは稀だ。しかし力が入っていると、各方面において実力を発揮することができない。惜しいことである(20代の私に力の抜き方を教えてあげたい)。
 「力が入っている」ということは、本来の身心の状態ではないのだから「自分らしくない」ということができる。それが慢性になったり過ぎれば、正常な思考・判断ができずに、好きでもない仕事をしたり、不本意な生活をしかねない。
 力の抜けた身心の状態が「本来の自分」なのである。私は「本来の自分」からの「ズレ」を調整するために「キチンと立つ」ことをしている。

 余談。一昨日、今季4回目の鮎釣りで初の「つ抜け(10匹超)」。初心者の域を抜け出せず、下手さを自覚しているから、数匹釣れるだけでも本当にうれしいのである。


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