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気を感じながら暮らす

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休めない「休め」

2016-01-29 09:36:40 | 「立つ」健康法
 小学生の頃、「気をつけ」に対して「休め」という号令があった(朝礼などで使っていた)。しかしこの「休め」の姿勢、実は「休む」ことは出来ない。私たちの学校では、片足に重心を掛け、もう一方の足を少し前に出し、軽く着く(左右対称に開くやり方もあるらしい)。しばらくすると、姿勢を変えたくなってくる。長く続けることが出来ない姿勢は、偏っているからである。腕を後ろに組むのも休めない原因だ。筋肉の緊張が続き、鳩尾(みぞおち)の力が抜けず、頭が緩まないのである。
 私なら、およそ左右対称に足を開き(人によって骨盤の開き具合や重心が違うから、きれいな対称にはならなくても良い)、腕を垂らし、余分な力を抜く立ち方をする。姿勢という外形を整えることよりも、力の抜き方が大事だ。
 高校生の頃、授業とは別に講堂で、瞑想の様に目を閉じる時間があった(月に1回位?)。どういう目的があったのか知らないが、多くの学生は寝ていたようだ。どうせやるのなら、毎朝10分程度やった方が身心がリセットできていい。立って出来れば尚いい。