私は家に居るときにもよく「立ち読み」をする。その方が本の内容がスーッと頭の中に入ってくる。椅子に腰掛けたり、寝っ転がって本を読むと、つい他のことを考えたりと雑念が湧き易い。
姿勢と集中力(脳のハタラキ)は関係がある。立っているときには、全身が使える。たとえば異性に告白するときなどは、立ってした方が、本気さがより強く伝わるだろう(結果がともなうとは限らないが)。逆に口論になりそうなときには、椅子に腰掛けて話したほうが、激しくなりづらい。
「立って読む」と言っても、同じ姿勢でずっと居る必要はなく、時々歩いたり、膝の屈伸をしたり、捻ったりと、自由に身体の欲するままに動いて良い。その動きは野口整体の「活元運動」と同質である。正坐に比べて足が使える分、全身を統一的に動かせるので、私にとっては、より自然に動くことができる。
下の写真は、今年獲れたミツバアケビ