「西寧」は前に訪れた敦煌や蘭州と比べると、空気に湿気がある。調べてみると、西寧市は海抜2275メートルのところにある高原都市であった。
道端でヨーグルトを食べるLちゃん。横に立つヨーグルト売りのお姉さんは、恥じらいのある表情を浮かべている。
「西寧」では白い帽子を被った回教徒をよく見かける。私の軽い足取りと違って、彼らのそれは、信仰心の深さを現していた。
Lちゃん情報によると、私たちはモスクを参観しようとして、知らずに土足で入ってしまい、関係者に叱られたらしい(私はこの事件を忘れている・・・いったい人の記憶とは何を残し、何を捨てるのだろうか・・・)
さて、我々は「青海湖(琵琶湖の6倍もある)」へ行くためにタクシーをチャーターしようとしたが、その料金が高額だった。そこで、同乗者を探し、一人当たりの旅行費用を軽減しようと考えた。同ホテルに泊まっている日本人をフロントで教えてもらい、彼らの部屋を訪ね、同意を得た。そして、我々+3名の5人で青海湖を目指すことになった。写真はLちゃんと一日限定・3人の仲間。旅先では、ココロが開いているのか、すぐに仲良くなれる。
お世話になった車の運転手とその車。草原に良く映える。
草原の中の一本道を走る。
よく観ると、遠くに羊がいた。
(つづく)