数日前に「高尾山インター」が開通した。しかし利便性と引き替えに喪ったものは少なくない。高尾山に穴をあけて(トンネルをつくり)、何も問題が起こらないことはないだろう。「裏高尾」で川虫が取れなくなったのは、おそらく「蛇滝」下の工事の影響に違いない。川虫が居なくなれば、それを食す渓魚も居なくなる。魚の居ない(住めない)川ほどツマラナイものはない。これは釣り人の視点ではなく、魚の居ない川には生命力を感じないのだ。
今まで庭に来ていた鳥が、来なくなればそれは寂しいことである。「裏高尾」の野草は、今年もそこに生じるだろうか。ミミガタテンナンショウはそこで花を開かすだろうか。アカゲラは木を突くだろうか。もし彼らにとって高尾山が魅力的で無くなったのなら、他所へ行ってくれた方が良いとも思う。