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気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

滝の写真を撮る人

2012-09-20 17:09:38 | 風景・自然

 以前、滝の写真ばかり撮っている人に会ったことがある。どの写真もとても美しかったが、具体的に何処の何滝なのかは憶えていない。その頃私はまだ渓流釣りをしていなかったので、滝は身近ではなく、遠い存在だった。渓流釣りを始めると、必然滝に出会う。沢を歩けば滝が現れる。奥多摩・川苔にある「百尋の滝」、奥多摩・海沢にある「三ツ釜の滝」「ネジレの滝」、檜原にある「払沢の滝」「天狗滝」などに行った。有名な滝には気品と存在感があるが、小さな沢にも名は無いが素晴らしい滝が幾つもある。これは現場(沢)を歩いた人間にしか味わうことのできない喜びなのである(ちょっと優越感)。

  滝は、いつも同じ顔をしていない。季節によって周りの木々や草花、岩が色を変える。降雨量によって流れ落ちる水量が変わる。時期・時間によって太陽光の向きと明るさが変わる。写真家にとってそれは魅力的な被写体に違いない。

 今ならば、その人と、滝について色々と話ができるかなと思っている。

 写真は「御岳山・七代の滝」

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御岳山・綾広の滝

2012-09-14 11:03:17 | 風景・自然

 野口整体の創始者である野口晴哉氏が、少年時代に修行されたという「御岳山・綾広の滝」を訪ねた。その滝は静かな山の谷間にあり、葉の生い茂った木々、苔の生えた岩、清流が一つの空間を形成している。中国の五行で言えば、「木」と「土」と「水」が調和している。

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 修行とは、生命の「火」を滞りなく燃やすことで、「金」を目指す。しかしそれは「木」・「土」・「水」とのバランスを壊してまで修行をすることではなく、「何か」を得ることでもない。野口氏は、何を目指していたのだろうか。

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 山道の傍に、咲いていた花

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山百合

2012-07-19 15:18:50 | 風景・自然

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 ヤマユリは、その大きさと派手さに驚かされるが、よく観ると控えめな花である。個をアピールすることなく、周りの木々と同じ存在であろうとする。それでも目立ってしまうのは、青春が放つ光のせいだろう。

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クワガタはどこから入った

2012-06-24 19:44:50 | 風景・自然

 台風4号のアノ日、家の中にクワガタのメスがいた。

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 なぜ家の中に居るのか?どこから入ったのか?考えてもわからないので、とりあえず箱の中に入れて置き、翌日に裏山に逃がした。勢い良く木をよじり登る姿を観ながら、きっと「台風が嫌だったんだなあ」と思った。


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裏山散歩8

2012-06-21 14:59:21 | 風景・自然

 一昨日の台風で、「山の神様」の後ろにある木が折れた。虫か小動物にやられたのか、弱くなっている処があり、そこから折れていた。

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 一ヶ月前にここで写真を撮ったとき、無意識に後ろの木を一緒に収めようとしていた。その「存在」を感じていたのかも知れない。

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 折れて残った方の木を、虚心に眺めたら、清々しい表情をしていた。長年痛んでいた虫歯を抜いたような、そんな感じにも観えた。

 

 さて、「イチヤクソウ」は、台風など「どこ吹く風」で、いま「満開」である。

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