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気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

きのこでなければ

2010-07-22 09:26:21 | 風景・自然

Orenjikinoko1 写真1

 四日前(7月18日)に山道で、オレンジ色の小さなモノを発見した(写真1をクリックしていただくと、中央に在ります)。ナニモノか正体の判らぬままに歩いていると、木の階段の下に良く似たきのこが在った(写真2)。

Orenjikinoko2 写真2

 中には蟹のハサミのようなものも在った(写真3)が、これもきのこ?

Kanikinoko 写真3

 そして昨日、あの小さなモノに再会した。それはきのこではなく、木の実だった(写真4)。

Kinomi 写真4


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きのこは天に向かって伸びる

2010-07-09 10:12:37 | 風景・自然

Kinoko4

 きのこの存在感は抜群だ。この時期、山の中では誰よりも目立っている。それはこの派手な衣装のせいだけではなく、土の天井を突き破るほどの生命力があるからだ。

Kinoko1

Kinoko2

Kinoko3

Kinoko5

Kinoko6


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ボウフラに同情することも有り得る

2010-06-25 17:22:33 | 風景・自然

Bouhura

 その神社は山の上にあるので、行くには石段を登らないとならない。その石段の上の方に、写真のような石で造ったものがある(スミマセン、名前を知りません)。その上部は凹状になっていて、雨が降るとそこに水が溜まり、水が溜まると、鳥がそこで羽を洗う。

 先日、その水の中を覗き込んでみると、動いているものがいる。ボウフラである。細長い形をして、全身を振って泳いでいる。体操選手が「バック転」や「宙返り」をするように躍動感がある。それが親(蚊)になると、ずいぶん動きが遅くなってしまうものだ。

 さて、雨が降らず、日照りが続くと、ここの水は枯れてしまう。しかし彼らはきっと、その前に成虫になれるだろう。何となくそう思う。

 もし、枯れる直前に覗き込むことがあり、彼らが変わりなくあの躍動感ある運動を続けていたならば、その時には近くの水を与えるかも知れない。そうしたくなる何かがある・・・


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ただ咲いている

2010-06-22 16:28:16 | 風景・自然

Photo_2 (ピンボケでスミマセン)

 いつもの山道に、突然、白い花が咲いていた。いったい何時咲いたのだろう。私が仕事をしているときか。寝ているときか。

 この可憐な花は「イチヤクソウ」といい、スズランのような形をして、下を向いている。

 高校時代の野球部の先生に頂いた色紙には、「花はひとに見られたくて咲くのではない」と書かれていた。その意味を訊かずに来てしまったが、おそらくその意味は、「花には何の意思も無く、ただ咲くだけであり、人の気を惹くために美しくしている訳ではない。」ということだろう。

 人はいつでも周りの人を意識してしまうが、もし花のように、ただ存在することができれば、それもまた花のように美しいのかも知れない。


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幼木は、ひとりで立つ

2010-06-18 17:00:45 | 風景・自然

Akebi

 山道脇に、三つ葉アケビの幼木が生えていた。葉は丸みをおびて可愛らしい。

こんなに小さな木でも、ひとりで生きていかなければならない。

 今後幾多の試練があるだろう。イノシシに根を掘られるかも知れない。

人に切られるかも知れない。影になり太陽が当たらなくなるかも知れない。

病気に罹るかも知れない。

 私は特にこのアケビを守ろうという気はないが、もしまた目に付くことがあれば、ココロの中

で語りかけるだろう。


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