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気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

生きるために「立つ」

2020-08-15 07:15:02 | 「立つ」健康法
もし仮に私が死に直面したら
詩の一節や友のやさしさを
思い出すかもしれない
好きだった歌や映画に 
励まされるかもしれない
宗教や哲学・思想の中にピッタリの言葉を
見つけるかもしれない

坐禅や瞑想もよいが
私が一番救われる可能性の高いものは
「キチンと立つ」ことだ
それは気持の表層を改めるものではなく
「死にたい」という気持をもつ「からだ」ごと
変えるものである

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気分転換としての「立つ」

2020-08-09 07:18:21 | 「立つ」健康法
 気分がすぐれないときに気分転換をする人は多い。美味しいものを食べたり、テレビやビデオを観たり、風呂に入ったり、寝たり。音楽を演奏したりスポーツをする人もいるだろう。これらの方法は「すぐれない気分」をそのままにして、他のことに夢中になることによって結果的に気分の転換を図る、いわば間接的な方法である。
 私が普段練習している「立つ」は、直接的に気分を変えていこうとする方法である。「すぐれない気分」を、からだと一緒に変えていくのである。「すぐれない気分」というのは、意識が何らかの物事に執着し離れられなくなり、からだもその影響を受け、身心が「止まっている」状態である。こういうときに、イメージ(意識)を使って身心を整えていくと「動き出す」。執着が流れていくのである。完全に執着がとれなくても、気分が変わり、前向きな発想ができるようになる。
 夏はからだをダルク感じることが多いが、キチンと「立つ」ことで身心を軽く保つことができる。
 

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荘子を活かす

2020-08-01 08:23:04 | 「立つ」健康法
 先日、教室の前に川の近くで休んでいると、後ろから「何を読まれているのですか」と声を掛けられた。荘子の原文を紙に書き写したものを読んでいたので、見せると驚いた様子だった(まさか漢文を読んでいるとは思わなかったのだろう)。孔子は知っているが荘子は知らないと言うので、無為自然や渾沌などを説明しようとしたが、結局「二つの物の観方を説いた本」だと答えた。
 荘子を簡単に説明することは難しい。私は23歳の時に北京に留学し、初めて荘子の思想にふれた。自由気ままな思想に興味をひかれたが、あくまでそれは他人事であり、自分の人生に直接影響を与えるものではなかった。しかしその後の人生に於いて、必要な時にこの本から示唆を得ただけでなく、今では「立ち方」にもその思想を役立てている。「立つ」という姿勢、からだの使い方にも、意識の持ちようが関係する。普段の相対的な思考ではなく「物を一つに観ていく」ようにすると、身心が整ってくる。
 思想はアタマではなく全身の変化をもって理解し、たとえ少しでも日常で実践するものである。
 
 

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「理想の立ち方を身につける会」7月の予定

2020-07-23 16:54:41 | 「立つ」健康法
 「理想の立ち方を身につける会」を7月26日(日)に開きます。
 人は身心のどちらか一方でもバランスを失うと、上手く「立つ」ことはできません。たとえば何かにこだわり過ぎたり、悩み過ぎたりすると、緊張の形をもってからだの上に現れます。それに対して、意識だけで「こだわらないようにしよう」「悩まないようにしよう」としても、簡単に無くすことはできません。こういうときにイメージとからだの感覚を同時に使っていくと、身心が整い、結果的に「こだわりや悩み」が気にならなくなることがあります。からだはそうなっています。

 詳細はこちら 

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「理想の立ち方を身につける会」7月の予定

2020-07-23 16:52:48 | 「立つ」健康法
 「理想の立ち方を身につける会」を7月26日(日)に開きます。
 人は身心のどちらか一方でもバランスを失うと、上手く「立つ」ことはできません。たとえば何かにこだわり過ぎたり、悩み過ぎたりすると、それが緊張の形をもってからだの上に現れます。こういうときに、意識だけで「こだわらないようにしよう」「悩まないようにしよう」としても、簡単に無くすことはできません。「意識(イメージ)」だけでなく「からだの感覚」を同時に使っていくと、身心が整い、結果的に「こだわりや悩み」が気にならなくなることがあります。からだはそうなっています。

 詳細は http://www.ki-ki.sakura.ne.jp/yotei.html

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