T.NのDIARY

写真付きで、日記や趣味をひとり問答で書いたり、小説の粗筋を纏めたブログ

[ もうすぐ年末? ]

2014-10-30 13:22:51 | 日記・エッセイ・コラム

                                                               

                                                                                 

 明日、10月31日はハローウィーン。

 もともと、秋の収穫を祝い、悪霊などを追いだす宗教的な意味合いのある西洋のお祭りであったらしい。

 今は子供の楽しい行事で、日本でも楽しい行事になっていて、

 スーパーでも、その関係のお菓子やグッズが売られている。

 下の写真は今日スーパーで売られていた花、華やかだから、たぶん洋花だろう。

 10月までは、祭りとか、スポーツとか、生活の周りに華やかさがある。

 10月の晦日を過ぎれば、あまり好まない冬がやってくる、体調に注意しなければと思う。

 今日のブログは面白くない。文章も駄目。失敗だ。

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[ 寒気 ]

2014-10-29 11:36:14 | 日記・エッセイ・コラム

                                                                                                     

 10月23日は24節気の一つの『霜降』(そうこう)で、早朝、寒さを感じた。

 南国の瀬戸内でも最低気温は13℃だった。

 それよりも、昨日は一日中寒さを感じた。今日も同じだ。

 昨日は10月に入って初めて、朝の最低気温が9℃と10℃を割り、

 最高気温も18℃と低く20℃を割っていた。

 今日は、昨日よりも、どちらも1℃低いようだ。

 寒いのは苦手だ。腰痛も多くなるし、体調も不順になる。

 もちろん、朝はヒーターは使っている。

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[ 久し振りの山本一力 ]

2014-10-23 15:01:43 | 日記・エッセイ・コラム

                                                                

                                                              

 高知県出身の時代小説作家・山本一力がジョン万次郎の奇跡の生涯を描いた歴史大河小説。

 この後、「望郷編」、「青春編」と続き、その後もいずれ続くだろう。数年後だろうが、楽しみだ。 

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[ 日本語への注意 ]

2014-10-22 16:33:01 | 日記・エッセイ・コラム

                                                                                                              

                                                                                     

                                                                                      

 日本語は注意しないと間違いやすい。

 その例、1

    上段の写真の割引券は、1本購入では無効です。

    10円引でもよいと言っても通用しません。

    2本購入して、初めて有効です。    ーーーーーこれは、易しいねー。

 その例、2

       下段の写真の「後期高齢者医療健康診査」の右横の※印の留意文は、

    医療健康診査を受診した者は、

        人間ドックの助成対象外となり、助成申請はできません。

    既に助成申請をして助成が決定している場合に、

       人間ドックを受診する以前に、

       不注意(留意文を読まずに)で医療健康診査を受診したときは、

       助成決定が無効になります。

    ーーーー留意文は上記のようにも解釈できるようです。

 日本語、特に、行政の発行する文書は、よくよく熟読することが必要ですね。

 

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[ 「博士の愛する数式」を読み終えて !! 10/10 ]

2014-10-22 10:01:57 | 読書

                                                                                                             

10ー 博士との素晴らしいパーティーは、私たちと過ごす最後の夜となった

 ルートの11歳誕生日祝いは最も心に残る素晴らしいパーティーだった。それは、博士が居てくれたからで、また、その日が博士と過ごした最後の夜になってしまったからだ。

 私たちは3人力合せてお祝いの準備をした。私は料理の支度をし、ルートは食堂の床磨き、博士はテーブルクロスのアイロンがけを担当した。

 いざパーティーを始めようという時になって、小さな手違いと、ちょっとした出来事が起こった。

 ケーキの箱にロウソクが入ってなかったのだ。ルートが、自分が行くのが一番早いからというのでお願いした。

 [暫くすると、そんなに時間も経っていないのに、博士が、遅いんじゃないだろうかと呟いた。博士が時計を見て時間についての言葉は発したことは、今までなかったのだ。2・3分すると、また、遅すぎはしないかねと心配し、30秒おきに時計に目をやり、博士が座っている椅子の音がガタガタなっていたので、私が迎えに出た。商店街の入口でルートに出会った。最初の店は閉まっていたそうだ。]

 [二人で急いで帰ってきたら、博士が、少しでも早くパーティーが開けるように、ケーキを冷蔵庫から出して、テーブルの上にケーキを置こうとして、中のケーキをテーブルの上に落としたらしい。博士は、頭を下げたままケーキの空箱を抱えていた。]

 私は博士から空箱を貰ってテーブルに置き、ケーキは少し崩れていたが、私とルートで、できるだけ元の形に戻してローソクを立てた。そして、テーブルクロスの汚れをローストビーフを入れた皿で隠して、どうぞ博士、お掛けになって下さいと博士を椅子に案内した。

 [博士は、心も落ち着き、漸く顔を上げ、ルートに視線を向けると、かすれた声で、「君は何歳かね」と言い、頭を撫ぜながら、「名前は」と尋ねた。ルートがいつもの様に自己紹介した。]

 ルートがロウソクの炎を消し、三人の拍手が止み、食堂の灯りをつけた。その明かりで、博士は、テーブルの下に落ちていたメモに気付いた。そのメモには、未亡人に頼んで購入しておいたルートへのプレゼントを閉まっていた場所が書かれていたのだ。博士は、プレゼントのグローブを、無事、ルートに渡すことができた。ルートは博士に抱きつき、私が注意するまで、食事しながら左手にグローブをはめていた。

 ルートは博士からプレゼントをもらった後、ルートは、博士にお祝いの苦労した野球カードを渡した。

 [私とルートは、江夏のプレミアムカードを手渡した時の博士の表情は、生涯忘れないだろうと思う。博士はリボンを解き、暫くカードを見つめ、何か言おうとして顔を上げるが、ただ唇を震わせるだけで何も語らず、私たちの前で足を折り、頭を垂れ目をつぶって、両手を合わせた。私たちは二人は、差し出した以上の物を受け取っていると感じることができた。]

                                                                                                   

11ー 医療施設の博士の胸には、江夏豊プレミアムカードが揺れていた

 博士が専門の医療施設へ入ったのは、パーティーの翌々日の日曜だった。

 連絡してくれたのは未亡人だった。急ではなく、施設の定員に空きが出るのを待っていたのですと未亡人が答えた。

 私が、パーティーの時間が勤務時間を過ぎていたからでしょうかと尋ねると、未亡人は、義弟が唯一のお友達と一緒に過ごせるのは、もうあの夜が最後になるだろうと、私には分かっておりました。あなたご自身もお気づきになっていらしたでしょう? 80分のテープは壊れてしまいました。義弟の記憶は、もはや1975年から先に1分たりとも前進できなくなっておりますと言われた。

 [私はルートは1ヶ月か2ヶ月に一度゛博士に会いに行きました。もちろんルートはグローブは忘れなかった。博士の胸には、「僕の記憶は80分しかもたない」とのメモも、私の似顔絵とルート記号が書かれたメモもなく、ただ一つ、ルートがプレゼントした江夏のプレミアムカードを、未亡人がクリアーケースに入れ、ケースの端に穴を開けて紐を通し、首に下げていた。それは、博士が博士であることを証明するIDカードそのものになっていると思えた。]

(テープが壊れているので、どのように対応したのかは記述されてなく、ルートと博士が、キャッチボールを少しの時間やっている場面だけが記述されていました。しかし、3人の間には、心というテープがあったとのだと思われた。)

                                 終

 

 

 

  

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