「老いの福袋」への感想・コメント
第1章の4 ひといき300m、座れる場所を求む
世の中の街づくりや公共施設は、高齢者等に対してまだ十分には優しくできていない。
商業施設の中や周辺、駅構内、タクシー乗り場などにベンチやいすが必要です。
「共感。それ以外に、数年後は、近くのスーパーやコンビニへの買い物、
散歩に押し車が必要になるので、購入の予定だ」
第1章の6 ひところび100万円、転倒・骨折しないように
「共感。高齢者の生活の基本は転倒しないこと。傷害保険はかけ続けたい」
第1章の10 シルバーの「労働力」がゴールド(80代以上)を支える
シルバー世代がイキイキと働くことで、80代以上のゴールド世代も、ますます輝くことができる。
私は、「人材」を利用しているが、最近は地域のさまざまな団体がサービスを提供している。公的な介護保険の利用を含めて、「他人の手を借りる方法と費用について情報を集めておくことをお勧めします。
「ありがとう。ゴールド世代を輝かすために、情報収集に努める」
第1章の13 予定を入れて「老っ苦う」の連鎖を断ち切る
「おっくう」に身を任せていると、筋力や体力、そして精神力もどんどん衰えてしまいます。
老いたら、なんでもいいから、できるだけ予定を入れて「多忙老人」になり、「老っ苦う」の連鎖を断ち切りましょう。
「共感。前夜でもよいから、明日の予定を立てていると、毎日多忙に感じる」
第1章の14 笑って泣いて、楽しいデイサービスへ
さまざまなリハビリをしてくれる間、仲間と何気ない会話をするのも楽しみの一つ。
デイサービスは、いろいろな人と触れ合えるコミュニケーションの場でもあると実感しました。
「共感。施設の妻の用がなくなり、自分がデイサービスに行ける資格できたら、
話し相手ができるので、ぜひ、行くようにしたい」
第2章の22 「片づけ」は拒否していい
物の整理は大変だし、難しい。
私は荷物の処分費用を残して、ガラクタも残す。「その何が悪い」と胸を張って言うことにしました。
「確かに、物の整理は難しい。たが、自分の物だけでも何かのきっかけを作って、
例えば、一つの新品を買うときは二つの物を整理するとかして、整理に努める」
第2章の28 一人暮らしなら「お風呂コール」を
知人の老母から、毎日「お風呂の入出コール」が知人宅にあるそうです。
一人暮らしの高齢者にとって、定期の安否確認サービスは大きな意味があります。
リスク管理は自分を守るだけではなく、子孝行でもあります。
「数年後は、身体のリスク管理だけでなく、留守宅の管理もしてくれる企業の
サービスを受けたいと考えるので、情報収集に努めたい」
第3章の39 「病んだら帳」と入院セット
高齢になると、外出中に何が起こるかわかりません。これからは「病んだら帳」を持ち歩こう。そこには過去の病歴や服薬薬を書いておいたら、いざというとき役に立つからです。
高齢になったら入院の頻度も高くなるはず。下着や洗面用具などをセットにして、わかりやすい場所に置いておくといいと思います。
「よいことだ。「病んだら帳」は「延命治療を拒否」する書類と一緒に持ち歩く
ことにする。「入院セット」はすでに準備している」
第3章の45 葬儀計画に変更アリ
葬儀に関する考えも、歳を重ねるにつれて変わってきました。高齢者の葬儀になると、参列する人も一人では出席できない人もいるでしょう。コロナ禍で定着した家族葬もいいのではないか。
「共感。エンディングノートに書き留めておくことにする」
第4章の51 「ピンピンコロリ」は幻想です
高齢になると、「ピンピンコロリが理想」と言います。
それを現実に近づけるには、健康寿命と実際の寿命をどれだけ近づけるか。そのためには何をすればいいのでしょう。
医者に聞くと、高齢者の健康に不可欠なのが、「バランスのとれた食事」「適度な運動」「社会参加」の3点だとか。
「共感。社会参加は年齢により無理な場合がある。
健康においては肝臓(中性脂肪)の数値に留意することが必要。そのためには、
バランスのとれた食事で、より留意することは蛋白質(特に大豆)を積極的にとる。
適度の運動では、散歩と筋(特に筋肉が大きい太もも・背筋)トレに努める」
第5章の66 介護は情報戦、まずは地域包括支援センターへ
介護に必要な力は、1に情報力、2に人と人とのネットワーク力、3がコミュニケーション力です。
まずは「ころばぬ先の地域包括支援センター」と親しくなることです。
「よい情報ありがとう」
第5章の73 「おまかせDEATH(死)」で本当にいいの ?
私はバッグの中に、健康保険証や診察券と、私の名刺の裏に「私が生命の危機に瀕し、回復不可能で意思が確認できないときは、延命のみを目標とする医療は固くご辞退いたします」と書いて、年月日と署名をしたものを、常時携帯しています。
「私も作成し、ぜひ常時携帯したい」
第6章の83 情報力と行動力があなたを変える
ーーー ころんでも立ち上がる復元力
正岡子規の妹の正岡律から、人生は平坦ではありませんが、ころんだらもう一度立ち上がればいいのだと、私は学びました。いつの世も生き方を変えるのは情報と行動力、そして復元力です。
「復元力の継続的努力を心に留めておきたい」
第6章の87 老いてなお「アイ・ハブ・ア・ドリーム」
見果てぬ夢を見るのは、老人の特権です。未来を夢見て、夢を語れば、きっとその夢を継いでくれる人が現れます。自分たちの子や孫、そのまた子供たちがより幸福に生きられるように、老人たちよ、おおいに夢を見ようではありませんか。
「共感。歳は単なる符号だ。人間にはいつまでも夢を持つことができる」
第6章の88 老年よ、大志を抱け !
今のご時世、インターネットを通してでも、いつも刺激を受け、日々発見を求めて進んでください。
人生はまだまだ続く。
虹色の高齢期を目指して、見果てぬ夢を見つつ。
老年よ、大志を抱け !
「『百歳人生を生きるヒント』のなかで、90歳代はこれまでに培った想像力で、
時空を超えた楽しみに浸る時期である、いわゆる妄想をすすめる歳であると、
述べていたが、見果てぬ夢を見るのも、妄想を楽しむのも、
知識を求めることから始まると思う。
脳トレに励むことだ」
終