T.NのDIARY

写真付きで、日記や趣味をひとり問答で書いたり、小説の粗筋を纏めたブログ

1858話 「 母の命日 」 11/28・土曜(晴・曇)

2020-11-29 12:52:18 | 日記・エッセイ・コラム

                             

 母親は柿が好きだった。

 その母親は昭和47年(1972)11月28日、死亡し、今日は命日だ。

 母親が死亡したとき、私は東京で勤務し、家族と千葉の船橋に住んでいた。

 そんなことから、母親が死亡した年に、1回だけ広島へ出張したときに、

一日かけて見舞いに行った。

 いまでも、はっきり記憶に残っているのは、昼過ぎに着いて2時間ほどいただろうか、

午後3時ごろ、「もう、そろそろ出張先の広島に帰るは」と言うと、

腹膜炎を起こしていた母親が、ぼそりと「もう帰るのか」と寂しそうに言った言葉だ。

 それが、母親と交わした最後の言葉だった。

 弟から危篤の電話をもらったのは、出勤したすぐだったと思う。

 妻に連絡をとり、学校に行っていた子供を帰らせて、

家族で母親が入院していた高松の病院についたのは、

同年3月、山陽新幹線が開業していたが、夜遅くなり、死に目には会わなかった。

 葬儀は翌々日だったと記憶しているが、

死亡した翌日、40台前半の男の私は一日棺のそばで泣いていたことを、

今でもはっきりと覚えていて、命日のたびに思い出す。

 

 

 

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1857話 「 ようやく抽選に当たる 」 11/26・木曜(晴・曇)

2020-11-26 12:47:02 | 日記・エッセイ・コラム

                             

 6月に注文して6か月して抽選に当たり、今日、手元に届いた。

 「SHARP」のネームが浮き出ているしなものだが、少しも喜びがない。

 一昨日、ミズノからも、申し込みのあったマスクが抽選に当選したから

購入しないかとのEメールが届いた。

 先日、ユニクロの白と黒のマスクを各々1袋買ったばかりである。

 マスクは店頭に溢れている今になって、このような通知が来るのは、

在庫を早く無くすためだろうか。

 我が家の在庫も、治療薬まで出来るだろう2年後の分もある。

 ミズノのものは高価なものだが、記念品になるだろうと、

1枚だけ注文した。

 

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1856話 「 いい夫婦の日 」 11/22・日曜(晴・曇)

2020-11-22 13:10:17 | 日記・エッセイ・コラム

                                                                                                                                  

 夫婦の年齢を合わすと、174歳になる。

 結婚して62年。この間、喜怒哀楽、いろいろな事があった。

 妻は、いまは体調を崩しているが、俳画のように、サンタさんが幸せか福を

もたらすだろう。

 私は先日18日、免許証更新のための認知機能検査を受け、

12月4日は運転講習を受けることになっている。

 来年3月末には免許更新を予定している。妻のためにも必要なんだ。

 今日も3店のドラッグストワーを回り、高カロリーのゼリーを購入して、

ホームに持参した。

 今朝は、口から少し飲食できたようだ。

 ホームの都合で、今日、2階に部屋を移動するとのこと。

 サンタに、少しでも良くなることを祈るばかりだ。

 

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1855話 「 ダイヤモンド婚+2の記念日 」 11/20・金曜(雨・曇)

2020-11-20 13:06:35 | 日記・エッセイ・コラム

                    

 上掲写真の俳画の中の俳句は春のものです。

 昨日は晩秋でありながら当地の最高気温は24.6℃ だった。

 今日の最高予想気温は22℃だ。平年より10〜7℃高いようだ。

 今日昨日の気温からすれば、春の掛軸もおかしくない。

 私は春が好きだ。

 昨年の11月19日も夏日の最高気温で暖かい日であった。

                                                                                                                

 私が結婚したのは、1958年11月20日(木)で好天の暖かい日であったと記憶している。

 新婚旅行はその日の夜遅く宇高連絡船に乗り、長崎に向かった。

 当時は当然のことながら寝台列車もなく、特急でありながら、いまの普通列車と変りなかった。

 だのに、まったく寒さを感じなかった。

 翌日も長崎市内を見物して回って、雲仙に向かった。

   その翌日、博多を経由して夜遅く帰宅したが、暖かい新婚旅行であった。

                                                                                                          

 なぜ、達磨に春の句を添えたかというと、

達磨大師は禅宗初祖であり、

何事にも動じない「不動」が座禅の心といわれている。

 永い人生には、苦楽があるのが当然なので、

それに一喜一憂せず、

のんびりと春の日を過ごす気持ちで過ごしましょう、

という意味で添えました。

                                                                

 一昨日、老人ホームに入居している妻に、花の絵が満載のカードを持参した。

 喜んでいることだと思う。

 

 

                                                                

 

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1854話 「 多忙の日 」 11/15・日曜(晴)

2020-11-15 14:21:05 | 日記・エッセイ・コラム

                                   

 昨日、今日と晴天で温かく、

紅葉狩りか、午前中から道路は郊外への車で混んでいた。

 しかし、私といえば。

 昨日朝9時ごろ、ホームの生活相談担当の方から電話があり、

妻の歯を治療してよいかとの問い合わせがあった。

 先日、2日に面会したときに、声が変だなと思ったが、そのせいだったのだ。

 ぜひお願いしますと回答した。

 そして、当方からも、面会を取り止めることを連絡した。

 電話が済んだ後、妻はなぜ歯の治療について遠慮していたのか?

 ホームの人はなぜ早く気づいてくれないのか、と気になった。

 その後、妻の生活用品が数日後には不足する気がしたので、

それを購入して昼前にホームへ持参した。

 明日は、住職から、昼前に御講参りに来宅されるとの通知をもらっていたので、

今日午前、お花やお供え物、茶菓子を購入して、仏壇や部屋を掃除し、

お茶の道具の準備をした。

 思ったより時間がかかった。

 お盆がどこにあるのか、どれを使ったらいいのかと。

 いままでは、掃除は私の分担で、お茶の道具の準備は当然妻まかせだった。

 

 

 

 

 

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