読みたいと思っていた本を探しに"BOOK-OFF"へ。
私の祖先は武家の次男坊の部屋住みだったようだ。
何故か不明だが、江戸中期、武士を捨て、
中国地方の備後から讃岐の山奥に移り住み、
農地を開拓して農民になったとのことだ。
山奥であろうと他藩で新田開拓が可能だったのか。
そんなことから、江戸時代の農民の生活を対照した小説を読みたくて探していたところ、
宇江佐真理(故人)の「通りゃんせ」が目についた。
そんなことから彼女の作品を少し読んでみたくなったのだ。
逢坂剛は警察小説などで有名だが、最近、時代物も書いている。
今度、平蔵シリーズ第2弾の「平蔵狩り」で2015年度の吉川英治賞を受賞された。
池波正太郎の「長谷川平蔵」は、本でも読んだが、ドラマでも有名。
逢坂剛はどんなふうに描いているかと、
ぜひ読みたくて、シリーズ第1弾の「平蔵の首」と併せて購入した。
5冊で2100円。半値だ。
新本だと、「平蔵狩り」だけで1,728円。
無職の者にも、2ヶ月分の趣味費としては安いと思いたい。