T.NのDIARY

写真付きで、日記や趣味をひとり問答で書いたり、小説の粗筋を纏めたブログ

「ルーズヴェルト・ゲーム」を読み終えて ! ー2/?ー

2014-04-30 08:18:48 | 読書

「第二章 聖域なきリストラ」

(1) 野球部廃部と人員整理。

 役員会で人員整理が決まったらしいという噂は、あっという間に社内に広まっていた。

 古賀は、井坂に、どこも企業スポーツは厳しいけど、ウチも例外でないんだ。笹井専務や朝比奈部長の野球部嫌いは知っているだろう。この話は当面内緒にしておいてくれと言う。

 青島製作所の野球部員は、多くが契約社員で、廃部になったとき、契約社員は会社に残れる道はない。古賀も契約社員だが、選手でないので、井坂にとにかく結果を出してくれと頼む。

(2) 融資を申し入れているメイン銀行にも野球部廃部を検討中と笹井専務が発言。

 青島製作所に、白水銀行府中支店長と融資課長が訪ねて来ていて、テーブルにはリストラの計画概要書をひろげていた。新年度に必要な運転資金として50億円の融資を申し入れていたのだ。

 細川に、支店長が、人員削減を断行されたようですね、融資の一部は赤字の穴埋めになると考えたほうが良いようですねとはっきりと言い、続けて、業績低迷の要因が明確になっていないのではないかと思いますと言う。支店長は支援と拒絶の間で揺れ動いていると、細川や笹井には思えた。

 融資課長が野球部の存続について訊ねてきた。細川は頭になかった質問だったので虚を突かれた。そのとき、笹井が、廃部の方向で検討していいますと冷徹な声で答えた。

 支店長らが帰った後、細川が、会長が何んと言うかと呟くと、横にいた笹井は、それを説得するのが社長の務めでしょうと言われ、細川は老獪な笹井の手練に巻かれるのを感じた。

(3) 製造部の解雇候補者リストの全面見直し。

 製造部から解雇候補者の一次リスト150名分が三上の処に上がってきた。総務部は、最終的に部下に仕事を振って解雇か否かの振り分けをするのだが、その前に、三上は、その正確性を判断するためにリストから数名をピックアップして検討することにしていた。

 アップした或る解雇候補者の資料を読むと、コミュニケーション能力に疑問ありとなっていて、その具体例として、以前、仕事のやり方を巡ってライン長と若手が取っ組み合いの喧嘩をしたことがあったが、そのレポートを作成したのが喧嘩相手のライン長で、そのコピーを添付していた。人事部の資料を見ると、その若手は作業態度は優秀で、ライン長にはいろいろと問題があると記録されていた。

 「三上は人事課長を呼んで製造部の解雇リストの全面見直しを命じた。その後、製造部に投げ返すつもりでいた。

(4・5) ジャパニクスから長期間の受注減と単価切り下げを要求される。

 細川は業界団体の付合いでパーティ会場に来ているのだが、頭の中は生産調整やリストラのことで一杯だった。

 「青島会長の人を切るのなら、イズムがいる。コンサルタント時代や営業部長時代は、ヒトは人件費という数字でしかなかった。今、細川が向き合っているのは血の通った人生がある生身の人である。社員1500人、派遣社員200人を預かっているのだ。だが、急激な景気悪化、取引先の生産調整、受注減、資金繰りと環境は厳しさを増す一方であり、冷徹に「聖域」に踏み込まざるをえないのか。

 突然、後ろから声をかけられた。振り返ると、ジャパニクス社長の諸田清文が立っていた。

 一般的な経済情勢の会話の後、自社も生産調整が不可避で、仮に年内に景気が回復しても当分8割程度で協力をお願いしたいので、前もって細川さんの耳にお入れしておこうと思って、声をかけさせてもらいましたと言う。

 早速、翌日、青島製作所の「豊岡がジャパニクスに呼び出され、購買部長の水上氏から、御社に提出済みの来上半期の月6億円の発注を1.2億円に、それと、単価の切り下げもお願いしたいと改版の発注計画書を渡された。豊岡が勘弁してくださいと困惑して頼み込むと、水上は、ミツワは呑んでくれた。御社ができないのであれば、全てミツワに回すだけだと、発注計画書を引込めようとした。」豊岡は一旦持ち帰らせてもらいたいと、来週明けまで返事を保留させてもらって辞去した。

 その報告を聞いた細川は体の中でギシギシと音を立てた。それは精神が立てる悲鳴のようであり、この青島製作所の屋台骨が揺らぐ音のようでもあった。

 そんな細川の胸に去来したのは、2年前、会長から社長をと言われた時のことである。笹井専務が適任と言えば、駄目だ、経理屋だと言い、君ほどの開拓精神が他の10人の先輩役員にはないと言われた。確かに細川が営業部長時代の役員会では、全てについて発言が保守的で変化を好まない傾向があった。

 2年目にして、ここまで窮地に追い込まれようとは、さすがに細川も予想だにしていなかった。その日の夕方、緊急の役員会が招集された。資料は無く、議題はただ一つ、「ジャパニクスからの受注減、コスト削減で追加のリストラ案を今後詰めていくことになると思うので、各部とも全力を挙げてもらいたい」と、短時間だが重い役員会だった。

(6) 若手エース投手への監督の異常な対応。

 社会人野球チームには、都市対抗野球と日本選手権の2つの頂点がある。関東地区では、このほかに通称スポニチ大会がある。昨夜、このスポニチ大会の激励会があって、青島からの「こんな時だから、明日、グランドで一つになろう」との熱弁は、出席者の心を打った。

 先発は萬田で、3回1点を献上した時点で、大道は猿田にアップを命じた。5回になると萬田のボールに切れがなくなり、3対0になった時点で大道はピッチャー交代を命じた。

 

                          次章に続く

 

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「ルーズヴェルト・ゲーム」を読み終えてーあらすじー1/?

2014-04-29 10:20:43 | 読書

「あらすじ」 (「  」のところは物語のポイントと思われた部分。短文のタイトル付与。)

「プロローグ」

 青島製作所とミツワ電器の社会人野球部の公式戦となるトーナメントの1回戦で、青島製作所は9回裏2死走者なし、スコアは7対0で大敗した。青島製作所の応援席はがら空きだし、監督の村野三郎は、この試合を最後に辞任するらしく、不機嫌な表情で微動だにしない。代打の北大路は興奮も緊張も感じなかった。

 試合終了後、まだらな応援席に向かうと、よくとおるヤジの声が選手各自に向けられているように思えてならなかった。青島製作所野球部は最悪の形でシーズンを締めくくった。

「第一章 監督人事」

(1) ベテラン村野監督がエースと四番を引き連れて辞任、ミツワ電器の監督に。

 3月からの公式戦を控えた2月に、青島製作所総務部長で野球部長を兼務している三上文夫が、細川社長の指示で、村野監督の辞任届を持って、日本野球連盟理事の茶屋功氏を訪ね、後任監督の推薦を依頼した。茶屋はアマチュア野球界の御意見番でもあり、村野も推挙してもらった。監督人事を頼むのに、この人を置いて相応しい人は他にいなかった。

 一週間後に彼から紹介できる後任監督がいるとの連絡があった。

(2) 青島製作所・笹井専務は、業績不振から野球部の存続の検討を発言する。

 定例役員会の席上、笹井専務は「監督人事のごたごたでは今年も期待できないし、弊社も野球部の存続について真剣に検討すべきでしょう」と発言する。

 背景にあるのは急激な業績不振。昨年暮れには、700名の派遣社員のうちの半数との契約を見送った(派遣切り)現状で、悠長に野球かとの意見も多く、野球部の維持には、選手、スタッフの人件費を含めて3億円の経費がかかるのだ。

 笹井専務は「この景気が続けば、いずれワークシェアリングも視野に入れざるを得ない状況で、今後、正社員の給与や雇用にメスを入れざるを得ない。そのような中で、3億円使っていたのでは示しがつきません」と主張する。

 野球部の存在は、今や会社のお荷物寸前で、廃部は部員の解雇に等しい措置(部員は殆どが契約社員)でもあるので、三上としては何んとしても回避したい。

 豊岡営業部長が「電子部品メーカーは社会に認知しづらく、社会人野球をやっていることで会社名が知られているという目先の損得で計り知れないメリットがある」と、発言し、青島会長が監督も替わることだし、今期の戦いに期待しようとの発言があって、細川社長が様子を見ようと、議論に一応のピリオドを打った。

(3) 新監督は高校の監督をしていた未知の監督。

 マネージャーの古賀は、猿田から連絡があった安酒場「ごんた」へ出向いた。

 猿田から新監督の経歴を聞かれ、昨年まで新設高校の監督をやっていて、横浜の実家は電設工事屋で、その手伝いもしているとのことだと伝えると、他の選手もいる中で、社会人野球も舐められたものだ、お手並み拝見といくかと呟く。

(4) 新監督は大学でスポーツ科学を専攻し、データを重視する講師歴10年の理論派。

 午後一時、古賀が、野球部棟へ向かおうとした時、三上に呼び止められ、新監督の評判を聞かれた。

 「村野監督と比較して一番気になったことは、紅白戦を見ていると、新監督の指名でレギュラーと控え組をどんどん入れ替えて使っているのが目につきました。前監督は先発メンバーを固定したので、選手が育たず新たなスターが3年間一人も出ませんでした」と答え、三上も頷いた。

 古賀は、まず、マネージャーの仕事の一つである監督との毎日の定例打ち合わせに、監督室に入った。

 ここ数日、大道は監督用の大きなデスク一杯に古いスコアブックを広げていた。今もそうで、傍らにパソコンを開いてデータを入力し、「スコアのデータベース化」をしていた。

 監督は大学でスポーツ科学を専攻し講師を10年間した後、それを実践する形で指導を請われた新設高校で監督をしていたのだ。

 大道は、ようやく正式の紅白戦のチーム分けができたと、先発組と控え組に分けたメンバー表を古賀に寄越した。

 それを見ると先発組の半分が、控えに回っていて、新たに先発組に入った選手は、前監督に冷遇されていた者だちだった。

(5) 東京モータースから最新レーザー判別センサーの収納価格の5%下げを要求される。

 青島製作所の毎週水曜の定例役員会で、豊岡部長から「東京モータースが、レーザー判別センサーの最新モデルの収納価格を5%下げて欲しいとの要求をしてきているとの報告がなされた。そして、競合他社はミツワ電器で、安い単価で見積りが出ているようで、受注そのものが見直されない経済情勢ですので、受けておくべきかと付け加えた。」 笹井専務のコストの問いに製造部長の朝比奈はコストはぎりぎりまで詰めており、ミツワと比べて遜色はなく、ノウハウで一歩先を行く当社が優位にあるはずだと答えた。

 ミツワ電器は、なりふり構わぬ販売攻勢で、値下げ競争の行き着く先は、体力勝負で事業規模と資本力で劣る青島製作所に勝ち目はない。青島製作所の年商は通常時で500億円、経常利益約40億円。不況が長引けばその体力はじわじわ失われていく。

 細川社長が最後に「全社的に、人件費を含めて一律7%程度コストダウン実現してほしい」と言った。

(6) 大道監督の始動。

 最初の公式戦、通称スポニチ大会を間近に控えた日の練習後に、大道は、例の「組み分け」を発表し、「ごんた」で慰労会を開いた。目的は「ガス抜き」だと古賀は思った。

 酒が少し入った時点で、猿田が先発組から落とされた選手の気持を代弁して変更理由を監督にきつく尋ねた。大道は、パソコンのデータベースを基に明快に返答した。

(7) 人員整理の計画。

   会社の数字にはヒトとモノの数字があり、ヒトの削減には経営者のイズムが必要。

 細川が、人件費に踏み込むことを明言してから数日後の臨時役員会で提示された人員整理は、正社員で100人規模、このほか製造部門等での派遣切りで、人件費の大幅削減を目指すことになった。解雇を言い渡す役目の三上は、深い溜息をもらした。三上が相手にするのは数字でなく人である。

 人員整理の計画は、一か月以内に解雇通知を開始し、6月末までに整理を完了することになっている。「このリストラ計画が虚しいのは、人員整理したからといって業績悪化に歯止めがかかるという保証がどこにも無いことだった。

 臨時役員会には会長も出席していて、会長は「会社の数字にはモノの数字とヒトの数字がある。単価を抑えるといったモノの数字ならいくら減らしても構わんが、解雇を伴うヒトの数字を減らすのなら、経営者としてのイズムがいる」と発言した。今の細川のどこを探してもそんなものはなかった。

 

                              次章に続く

 

 

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池井戸潤著「ルーズヴェルト・ゲーム」の概要・登場人物

2014-04-28 12:57:30 | 読書

「概要」

 「下町ロケット」で直木賞を受賞した池井戸潤氏の中堅の電子部品メーカーを舞台にした企業小説。 2014/4/27から唐沢寿明主演(細川社長)によりTBS系でテレビ化された。

<裏表紙より>

 大手ライバル企業に攻勢をかけられ、業績不振にあえぐ青島製作所。リストラが始まり、歴史ある野球部の存続を疑問視する声が上がる。かっての名門チームも、今やエース不在で崩壊寸前。廃部にすればコストは浮くが……社長が、選手が、監督が、技術者が、それぞれの人生とプライドをかけて挑む「奇跡の大逆転」(ルーズヴェルト・ゲーム)とは。

<書評家・松田哲夫による日本経済新聞記載文より>

 舞台になるのは中堅の電子部品メーカー青島製作所。先代の青島毅が町工場から立ち上げ、企画開発力を生かして、非上場ながら売り上げ500億円の会社に成長させた。

 時はいま、製造業に重くのしかかる不況を背景に、迅速かつ徹底的なリストラが求められている。一方、デジカメやスマホ人気に伴う新規需要を切り開くべく開発研究が進行中だ。コンサルタント出身の2代目社長細川充を軸に苦悩の日々が続く。そこに、ライバルのミツワ電器が合併の提案を掲げて攻勢をかける。

 一方、創業者が「会社がひとつになるように」と創設した名門野球部も主力選手が抜け、苦しい試合を続けている。それでも、新監督の下、思わぬ逸材を得てチームは起死回生の戦いに挑んでいく。しかし、状況は一向に好転しない。銀行の融資の条件として聖域なきリストラを要求してくる。企業としての存続も危ぶまれる事態に、野球部も廃部寸前まで追い詰められていく。

 窮地に追い込まれてた会社と難問を抱えて戦う野球部、二つのドラマが並行して進む。敵役を含めて、味のあるキャラクターが勢揃いし、手に汗握るシーソーゲムを展開する。そして、終盤、思いがけない救世主が登場する。胸をなで下ろしながら、気持よく読了した。

 最後に、青島が経営者の心得として語る言葉が心に残った。「いま、この会社の社員として働くことに、夢があるだろうか。彼らに夢や幸せを与えてやるのもまた経営者の仕事だと思うんだが」

<村上貴史による解説文の「二つの闘い」から抜粋>

 青島製作所野球部の新たなシーズンは激動の幕開けだった。三月からの公式戦を控えた二月、ベテラン監督の村野から辞表が届いた。こともあろうに、村野は、青島製作所のエースと四番を引き抜いてライバルだったミツワ電器の監督に就任するというのだ。

 野球部を襲ったピンチはそれだけではない。青島製作所の業績が思わしくなく、従業員への解雇通告が進められるなか、野球部を廃部にすべきとの意見も当然のように出て来ていたのだ。それだけで年間3億円の維持費を削減できる。創業社長であり、野球部に人一倍の愛情を注いでいた青島が会長に退き、野球部に何の思い入れもない細川が社長の座にあるだけに、廃部には十分な現実味があった。

 野球部の部長を務める三上総務部長は、野球部を守ろうと奔走し、一方で5年前にヘッドハンティングされ、2年前に社長に抜擢された細川は、青島製作所を守ろうと奮闘する。

 野球部と会社。二つの闘いが、しかも多面的な闘いが絶妙のバランスで配合された物語だ。

 まず、野球部についていえば、公式戦での試合という闘いがある。特に廃部の危機にあるだけに、ぶざまな試合はできないというプレッシャーの中での闘いだ。さらに監督辞任等によるチーム再建という闘いもある。また、新監督の選手掌握の闘いもあれば、個人レベルに目を移すと、怪我との闘いもあり、過去との闘いもある。そのそれぞれにドラマがあるのだ。

 青島製作所という企業そのものに置いては、大口顧客の生産調整などに起因する売上減との闘いがあり、共に真剣に仕事に取り組むが故の開発部門と営業部門の闘いもある。そして、大口顧客からの受注をめぐるミツワ電器との闘いがあり、企業存続のための暗躍もある。そうした闘いを通じて、アメリカで経営学を治め、コンサルタントとして実績を重ねてきた理論派の細川が変化していく様にも着目したい。

 野球部のドラマと会社のドラマが不可分である点も嬉しい。そして、最終的に野球部と青島製作所は危機を乗り切れるのか、ルーズヴェルト・ゲームのハラハラ感に貫かれた一作でもある。

「登場人物」

青島製作所(中堅未上場電子部品メーカー)

 青島毅: 会社の創業者で、野球部創設者。細川に社長を委譲して、今は会長。

 細川充: 野球部に思い入れがないヘッドハンチングされた2代目社長。

 笹井小太郎: 中途採用の経理屋。努力で専務に。野球部廃部派。

 豊岡太一: 営業部長。

 朝比奈誠: 製造部長。野球部廃部派。

 中川篤: 経理部長。

 神山謙一: 技術開発部長。

 三上文夫: 総務部長。兼務野球部部長。

 古賀哲: 元野球部選手。総務部人事課に所属している野球部マネージャー。

 井坂耕作: 総務部庶務課に所属している野球部選手。キャッチャーでキャプテン。

 猿田洋之助: 野球部選手。ベテラン投手。

 沖原和也: 野球部新人選手。エースピッチャー。

 大道監督: 大学でスポーツ科学を専攻し、10年講師をして、高校の監督をしていた

 長門一行: 梱包課長。野球部応援団長。

ミツワ電器(上場の電子部品メーカー)

 坂東昌彦: 営業部長時代に実績を上げ、若くして抜擢された社長。

 如月一磨: 野球部エースピッチャー。高校時代、後輩の沖原を苛めて沖原から暴力を受ける。

 村野三郎: 野球部監督。前年まで青島製作所の監督。有力選手2名を連れて辞任。

ジャパニクス(青島製作所の重要取引先の総合電機会社)

 諸田清文: 社長。経団連副会長。

東洋カメラ(国内最大のカメラメーカー)

 大槻真之: 購買統括役員。

大株主(青島製作所)

 城戸志眞: キド・エステート社長。青島会長実母実家の当主。

 竹原研吾: 城戸志眞の遠縁のサラリーマン。

 

                          次回のあらすじへ

 

 

 

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花水木!

2014-04-27 17:08:20 | 日記・エッセイ・コラム

 

Hanamizuki02copy

 

 花水木 空に舞ひ翔つ ばかりにて (平成10年作句)

 

 我が家にもあった花水木、今は枯れてしまった。

 今日、親戚の法要に行き、裏の庭にて発見。

 花水木、いつ見ても感動を与える木だ。

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山も平地も衣替え!!

2014-04-25 13:03:19 | 日記・エッセイ・コラム

 

Fulawa208copy

 

Fulawa201copy

 

Fulawa204copy

 

 山は新緑に、平地もいろんな色に衣替え。

 あと10日もすれば、初夏に。

 月日が経つのは早いもの。冬も春も過ぎ去っていく。

 好きな春は、もうすこし立ち止まって欲しかった。

 庭の雑草もどんどん伸びていくので、早く抜かなければと、心は急くばかり。

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