blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

反社的行為の果ては

2012-12-17 22:02:22 | 日記
中締め明けと呼ばれる今日はやはり大変な量の出荷があった。
今日を含めて今年の勤務は10日を切っていて、いよいよラストスパートといったところだ。
年末年始をにらんで押し込みぎみの注文や数字作りのためのような出荷も予想される。
いずれにしろ最後の最後まで一筋縄ではいかない日々が続くことだろう。

さて、今朝は年長のKn氏が何やらボヤいていたので横で聞いていた。
すると、これまで返品受付を担当していたK女史が今日から箱詰めのほうに回る予定であった。
しかし、部署の上司の指示を完全にソデにしてこれまでの業務にしがみついているというのである。
大変に忙しかった今日も、梱包場に出てきたのは午後4時を過ぎていた。

方向性はずいぶん前から示されていたようだが、同じ担当のKn氏やS女史に引き継ぎめいたことは何ひとつせず、自分でなければ分からない部分を残そうとしている。
そうまでして今の担当に執着して何の意味があるというのか。
日頃ロクな仕事もせず、ある意味独立したスペースでお菓子をボリボリ食べたりしているのはバレている。
それを受けて上司も担当替えの指示を出したのに完全に無視というのでは会社そのものに逆らっているのと同じで、本来は何かを担当することすらかなわない立場にされてもおかしくない。
孫までいる年齢になって何とも子供じみた人もいたものである。

これまで彼女が企画する飲み会にはちょくちょく参加してそれなりに楽しい時間を過ごさせてもらってきた。
しかし、仕事場で会っている以上、プライベートでも時間をともにしたいと思うのはその人が「仕事に前向き」であることが前提だ。
鈍感な私は、K女史にそんな面があることは知らずにバカ話にもよく付き合ってきた。
しかし、そういう面があると分かった以上はまず職場の仲間として信用することは難しくなるし、わざわざ時間をさいて飲み会などもってのほかということになる。

たとえ明日から彼女が朝からキチンと梱包場に出てきたとしても、部署のトップの指示を一度でも無視した事実は消えない。
もし今の状況が二日三日と続けば、いずれ観念して指示に従ったとしても周囲の目は冷たいままだろう。
得られるはずの協力も得られないまま毎日を乗り切っていけるのかといえば心もとない。
自分の首を絞めるだけの行為は早々に改めてもらわないことには、回るものも回らなくなるのである。

彼女に限らず、年齢不相応の身勝手な振る舞いをする人間がわが部署には多い。
さいはての部署ならではか、ここでダメならもう後がないという気持ちが、あからさまな保身など良くないほう良くないほうに出てしまう。
馴れ合いもよくないが、職場の人間を仲間ではなくいずれ自らの居場所を脅かす存在として考えてばかりだと、妙な揚げ足取りなどが横行することになる。
仮にも上場企業とは思えないような、ある種のムラ社会的な雰囲気には決して染まってはならないと日々思っているところだ。

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