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筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

なんでも勉強

2011-11-26 23:24:01 | 日記
今日の日中は、月末の棚卸準備のため5時間ほど会社に出た。
倉庫内のほとんどの在庫を抱える自動倉庫の在庫調査には10時間以上を要する。
平日に行うのは現実的に無理なため、年に2回のことだが土曜出勤がある。
日頃のように体力は使わないが、長時間の調査なので3名×3班制をとり、私は2班目の割り当てを担当した。
1班目ともなるとかなり早朝からの始動となるが、終わってしまえば早くに解放されるので希望者は多い。
しかし私の予定では金曜の夜に久々に友人と飲むことになっていて、早朝からの参加はかなりキツいと思い2班目にしたわけだ。

さて、その友人とお酒を共にするのは1年以上間が空いていた。
お互いに仕事を抱えそれぞれのスケジュールで動いているから、近くに住んでいてもなかなか時間を取るのは難しかったがようやく実現した。
彼自身もここ最近は「オヤシラズ」を抜くために入院までするなど大変な日々を過ごしていたが今は普通に飲食ができる状態だ。
大掛かりな事態の後でも元気な姿を見られたのは何よりだった。
話題といえば、お互いの近況に加え、共通の趣味である競馬や、彼自身も最近復活させたというゴルフのことなどだった。
出身高校がらみでのコンペも多いようで、私もどうかと誘ってくれた。
営業マンの彼らしく今後の仕事も考えての「投資」の部分もあるというが、私が最近書いているように、仕事のことを仕事の場だけで発展させることが難しいことを彼もしっかりと理解している。

私自身のその後は行きつけの市内某店の周年祭に参加する段取りで、友人も一緒に連れて行ければよかったのだが、土曜の予定が立て込んでいるとのことで1次会で帰っていった。
お店に着いてドアを開けるとメンバー全員が和服のようないでたちで揃えていた。
企画期間のためお客さんも多いことから、いつものダラダラ飲みはできず「90分・定額」の範囲で楽しんだ。
ごく近い日付で誕生日を迎えたAちゃんのためにシャンパンを入れてほしいとも言われたが、冬ボーナスまでは財政が厳しいこともあり「定額」以外の部分はヤンワリとお断りした。
もらい物とはいえワインを1本おみやげに持って行ったし、そこまでしてなおお店の「作戦」に引っかかるほど甘くはない。

一つ「ん?」と思ったのは、帰り際に送ってくれたEママの言葉である。
彼女とはまだ「お店前の食事」(いわゆる同伴)などには行ったことはないが、「私は最後でもいいから一緒にご飯行こうね」とのことだった。
確かに同店のHちゃんとはこれまで何回も行っているし、Aちゃんとはまだ行っていないが声をかけられてはいる。
そんな状況を分かった上で、他の子と一通り行った後でもいいからアタシとも一緒に行こうねと言っている。
こういう「引きぎみの押し」というのはかえって心に響く。
そう言われるならむしろ彼女と先にご飯に行きたいと思ってしまった。
結局はお店に「連行」されることには変わりないとしても、である。

人の受け止めというのは文字通り十人十色で、私のような感じ方をしない人ももちろんいる。
しかし、相手の商売上の戦略はともかくも、Eママの言葉の意味するところを考えるうち、「伝え方もいろいろ」ということを思わずにはいられず正直勉強になった。
飲み屋での会話一つも私自身のモノの感じ方を気づかせてくれるいい教材になったのだから、一日一日はできる範囲でアクティブにいかなければと感じているところである。

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