ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

感謝

2014年12月24日 02時55分30秒 | 日記
昨日は私ごときの誕生日にFBを含め多数のお言葉を頂戴し、感謝に堪えません。

毎年書きますが、男の誕生日ですから「放置」でも問題ありませんし、私はどなたのお誕生日にもメッセージを発しておりません。

一方通行で申し訳ない限りです。

本当にありがとうございます。

一応、全員のかたに返信したつもりですが、老眼ですから見落としもあるやもしれません。
どうぞ「俺が、私が、抜けてるでええ」とお叱り下さい。

56歳。

まだまだ青二才ですが、衰えもあります。
皆様の叱咤激励で前に進んでいる実感です。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

                 樋口誠

好不調

2014年12月23日 02時30分25秒 | ちょっと休憩
「いやあ、今日は調子ええなあ!!」って時はダジャレもサーブも気持ちよく決まりますし、スピード感が違います。

しかし、身体は元気なはずなのに気が付けばダジャレの数が足らない、って日もあります。ましてやサーブが遅れた日には落ち込むものです。(昨日は割と好調だった、と思います)

あのイチローさんやクリスティアーノ.ロナウドでさえ不調と言われる時があるのですから凡人の私には仕方のないことかもしれません。

しかし不調から短期間で脱出するからイチローでありロナウドなんですね。

先日「プロであろうが素人だろうが・・・」みたいな記事を書きました。

しかし私も含めた飲食店の人間は「お金を頂いて商品を提供する」訳です。

「不調だから」なんて言ってられません。
プロはプロでなければなりません。


何をもって不調とするかは、その人それぞれで尺度が違うのでしょうが・・・・


今日も明日もクリスマスで忙しくなると判っていますし、そむりえ亭の場合、大晦日も三が日も忙しくあって欲しいのですが「不調があっても短期で乗り越える」ことを心掛けないといけませんね。

私の場合はダジャレがポイントか、と思われがちですが、そうではありません。

足が先に動くか?
グラス拭きがスムースか?

そういうスピード感が物差しです。

ですからヒマでも歩く時は早足を心掛け、グラスを棚に収納する時はピボットフットで最短距離で動く。

そこを自分の尺度で「よしよし」となるか、「アレ?遅いな・・」と感じるか、で初心に帰るのです。


ただスポーツ選手のような、例えば野球なら打率が上がる、とかホームランが増える、とかのような結果は出ません。

答えはお客様のみぞ知る、です。

かと言って「店の望まないポイント」で喜ばれても困るのですがね・・・・・


「好不調」

これからも繰り返しです。

歳を追うごとに落ちていくものとカバーできる能力のせめぎ合いです。
兎も角、今日も好調でいられますように!!!


                 樋口誠

今日は何の日?

2014年12月22日 01時52分08秒 | 日記
今日はある意味、楽しい日です。

ワインの事でもお目出度い出来事があった訳でもありません。


えっ?と言う方もいらっしゃるかと思いますが「冬至」なんですね!!

一年で一番日が短い日。

6月の夏至から半年かけて段々と日が暮れるのが早くなり寒さも増してしました。

そこだけで考えると「寒くて暗くなるのが早い嫌な日」かも知れません。

しかし・・・・

今日が冬至という事は明日からは日が長くなっていく、という事で東洋でも西洋でも目出度い日とされていることは意外に知られていません。
私はワクワクしますよ!!

ま、暑さ寒さに関しては2か月遅れてやってくるわけなので暫らくの間は我慢なんでしょうが、あっという間に春が来ますもんね!!!!!

という事で、今日22日「今日を境に日が伸びていくんだなあ・・・・」なんて呟きながら春を心待ちにするなんてのもいいですね。

人生の考え方もそうありたいな、と思います(笑)


ちなみに一昨日から始まっているクリスマスメニュー、中々好評です。
アラカルトもありますが、坂本君のデザインも味わいの構成もバッチリかな、と思います。

また水曜日に入った本年最後になる白トリュフ、あと2、3日で無くなるかな?というペースです。
まだまだ香りまくっています。

ワインもドンドンお勧めしますね!

是非、お楽しみください!!

             樋口誠

プロ、という言葉

2014年12月21日 01時48分44秒 | ちょっと休憩
今日もまた帰宅後にテレビをつけてサッカーのクラブワールドカップを見ています。

準決勝の対戦はニュージーランドのオークランドシティとメキシコのクルスアスル。

メキシコは言わずと知れた強豪国ですね。
対するニュージーランドは代表チームの名声はほとんど聞こえてこない国。
プロが無いのです。
多くの選手は本業を別に持っているそうです。

しかし、なんとこの大会への出場は6回目を数えています。
たいしたものです。

少なくても大陸王者が集う大会で準決勝に駒を進めているのです。

チームの年間予算は5500万円。
ヨーロッパの有名選手なら一人で100億円を超えたりしますし、日本選手でも一人でこれ以上に貰っている選手は少なくない。

つまりお金ではないのだ!!と改めて思わせてもらえるんですね。


この業界=飲食業もおなじです。

長くやっていようがアルバイトであろうが、素晴らしい接客をするのは給料ではない。
素人の方でも素晴らしい段取りで癒される「おもてなし」をされます。

いいユニフォームを着て格式がある職場にいても仏頂面のスタッフの多いこと。
これはそむりえ亭にも言えることです。

金銭だけではなく人数も多ければいいものではない。
少ない人数の方が勝つ、ということも日常茶飯事。
サッカーも退場者が出た少ないほうが優勢なことが多いですものね。


やる気、ノウハウ、その見本、努力、そして何より「お客様への気持ち」

まだまだ、です・・・・・


と、書いていると先程オークランドシティが前半終了間際に先制ゴールを挙げました。
Jリーグの経験もない日本人の岩田選手も頑張っています。
応援したいなあ・・・・・


いよいよ、です。

2014年12月20日 03時09分40秒 | スケジュール
なんど経験しても12月後半になると緊張します。

今日は20日。

クリスマスメニューもスタートです。(12月20日~12月26日)
そむりえ亭では「クリスマスメニューだけ」ってのは嫌なのでアラカルトもご用意しますが、ご予約の内容を見ていてもクリスマスメニューのご要望も結構あって、この時期の「熱」を感じます。
どちらにせよ全力で頑張らないといけません。

ちなみにクリスマスメニューの内容は下記の内容です。(スマホでの表示が反転する様ですのでPC版で御覧ください)

ご予約されているお客様でメニューに悩まれている方は参考にして頂けると幸いです。

ワインはいつもの様にグラスでお勧めしていきます。

ご予約状況ですが27日までは殆どの日が「通常時間」は満席です。
但し時間によっては(特に遅い時間=22時頃以降)お取りできることもありますのでご相談ください。

28日にお休みを頂きますが、29日から正月はまだ空きがあります。
大晦日と三が日は22時LOです)



さて、昨日は北新地で火事があったようです。
大事に至らなければよいのですが知人も沢山働いていますしお客様の人出も多い時期。
心配ですね!!

そむりえ亭では開業直ぐに「水道管破裂」の事故がありましたので「無縁」とは言えません。
飲食業の私達は万全の中に万全を期したいものです。

                樋口誠


流行り

2014年12月19日 02時10分00秒 | 日記
そういえば昨日はサッカーの話題でしたが、サッカーパンツにも流行がありますね。
今はちょいと長めで、ま、バーミューダに近い感じです。

私の20代の頃、木村和司選手が活躍していた頃の日本代表はピッチピチの短いパンツ。
高校生の頃は長くも短くもなく・・・・・

野球のストキッキングの上の仕様も変遷しています。

ワインの世界も色々変っていますね。

例えば「タブリエ」-前掛けも長いのが流行った時代、短めの時代があり、今は全般的に短めかな・・・・・

我々にとって一番の道具であるティルブション=ワインオープナーも昔とは違います。

私のこの業界に入った頃=20の頃はいわゆる片手で持つソムリエナイフは貴重なもので上司や先輩(ソムリエでなくウェーター)は大きな両手式のものをゲストのテーブルまで持っていて位です。
ま、それは置いておくとして・・・・
ソムリエナイフはドイツのゾーリンゲンのヘンケル社のものを持つのが憧れでした。
手に入れるなり、ナイフやスクリューの部分をいじめる様に動かして片手で使えるように、つまり「慣らし」をして自慢していたものです。

それからスペイン製ダブルアクション式のテコの部分が二段になったものが流行り、田崎眞也さんが使っているという事でフランスのシャトーラギヨールの時代になります。
その値段はヘンケルどころではなく「早く買いたい!!!!!!!」と頑張ったんですね。

今はどうか、というと百花繚乱の時代です。

ソムリエの職場がフレンチだけでなくイタリアン、バー、和食、中華、アジア料理etcと多岐に亘り、給与も様々。
高いのを持つ人もいれば、ワイナリーのオマケ的なのを使っている人も多いですね。
またスクリューキャップのワインも増えていますから、ソムリエナイフの位置付けも低くなっているかも知れません。

ちなみに私2003年に柴田書店からでた「ワインの事典」(今は初版はありません)でソムリエナイフの研究を書いています。
高いから良いんではなく、安くてもいいものはいい。
或いは頻度によって良さは変る、的な事を書いています。

これまで100タイプを超えるソムリエナイフを少なからず試してみました結果です。

ちなみに今はシャトーラギヨールですが、理由は使用頻度が高いので「手が痛くないシェイプ」という事だけです。


自分の仕事の道具ですから最適なものを選ぶ、というのは大事でもあり面白くもあります。
沢山のものを試すことは難しいかもしれません。私は時代に恵まれていましたから出来ましたけど・・・・



そう言っている内に時代は進み「へええ。こんなのがあるんや!!!」ってなソムリエナイフが登場するかもしれません。


私の楽しみの一つです。

               樋口誠

そう言えば・・・・

2014年12月18日 02時06分35秒 | ちょっと休憩
今日は帰ってテレビをつけるとFIFAクラブワールドカップの中継をやっています。
このところ連日。
有難いことに丁度仕事を終えて帰ってきたころですのでサッカー好きには堪りません。
で、ふと思い出したのですが今年の天皇杯サッカーの決勝は元旦では無かったんですよね。

私の物心ついた頃には元旦の決勝が当り前で、正月は仕事ながらも楽しみにしていたものです。

2020年の東京オリンピックで国立競技場の改修、或いは迫るアジアカップに向けての代表チームとの兼ね合い、など色々理由が言われていますが、慣れないので驚きました。

話は変って・・・・

実は私が高校を出て2、3年後までは全国高校サッカーは大阪での開催でした。

いまセレッソ大阪、当時のヤンマーディーゼルが本拠地としている長居が決勝の舞台。

JR阪和線の堺市駅が最寄り駅だった私はよく通ったスタジアムです。

「大人は国立で元旦、高校生は大阪で三学期の最初」と言うのがサッカーとラグビーでの約束か?と思っていたので高校サッカーだけが東京に行ってしまったことはサッカー少年としてはショックでしたねえ・・・・

今は国内のサッカーに限らず世界のいいプレーがいつでも見られますから「ま、いいか」でなもんですが当時はメキシコ五輪以降の日本サッカーが国際舞台で活躍と言うのが見れませんでしたので大事な行事だったのです。


しかしサッカーが好きでワインの仕事をする、って我ながら「インターナショナルやん♪」なんて思ったりします(笑)


今はサッカーは見るだけ。
やると直ぐに心臓発作を起こしますからお若い方は決して誘わないようにしてください(笑)


今日から予約状況が混みあってきています。
昨日お知らせした状況をご参考にして頂ければと思いますが、それより少し増えています。

「さすが年末」ですね。

オーナーとしては気合いの入れどころです。


                       樋口誠

ワインの消費動向

2014年12月17日 02時14分49秒 | ワインの事
先頃、日本の成人一人当たりの年間ワイン消費量の動向のニュースがありました。

2014年は年間3リットルになるそうです。

また2017年には3.2リットルの予想。


長らく2リットル台の前半を推移していましたから「階段の踊り場を抜けたかな」とも思わせます。


私の子供の頃(1964年)の東京オリンピック、大阪での万博(1970年)などで大きな階段を上がりはじめますが、その歩みは亀の歩み。

1995年辺りから1998年までには3段ロケット的な後押しがあって一人2リットルを超えて98年に至っては2.5リットルを超えていた記憶があります。
この数年にあったことはアメリカのテレビ番組で紹介されたフレンチシンドローム=赤ワインのポリフェノールの効果をうたうもの=による「ポリフェノールブーム」、日本で開催された世界ソムリエコンクールとそこで優勝した田崎さんの雄姿、格安で一定の品質のチリワインの台頭、等々です。

しかし99年以降は2.1リットルから2.2リットルを彷徨います。

一説では98年までに増えすぎたチリワインなどの在庫過剰による輸入調整、或いはそのチリワインに「酸化防止剤無添加」が売れるからと増えた「まさに酸化したワイン」への反発、などがあったとも言われます。

消費量とはいえ、実際の口に流れ込んだワインの量は判らないわけですから「棚卸し」ベースでの発表になるのは致し方ない事です。

2011年の大震災のあとも少し増えていますが、これも不作為の在庫減からの回復ですから人の口に入った数字ではない、との見方もされます。


「3リットルを超えた!!!!」と喜びたい。

ですが、長年この世界にいると「ちょっと待てよ」と・・・・疑ってかかりたくなります。

果たして本当に伸びていくのか?

経済の動向や

高齢者亡き後の若者はアルコール消費は安泰か?

生産地の天候や雇用は?



少なくても先日の選挙で確定したアベノミクスの続編、10パーセントの消費税となった時に多くの方の賃金が見合う額まで上がって欲しいものです。
円安も大きなハードルかなあ・・・



って、書いておりますが3リットルはボトルにして4本です。
365日で4本と言う小さな数字です。春夏秋冬に各一本ずつ。

私達は「どうだ!!凄い伸び率だぞ!!!」ではなく、少しずつ、一滴ずつ、飲む機会を年に一回ずつ、上積みする事を飽きずに、気長に、「嫌がられるほど必死にならずに」進みたいですね。


                樋口誠

年末までの予約状況

2014年12月17日 02時05分56秒 | スケジュール
さて、これから佳境の年末の予約状況です。


20日、21日、27日が通常時間が埋まっています。

23日、24日のクリスマス本番は少しお席があります。

日にもよりますが遅い時間(21時以降、出来れば22時以降)は空きが出るものと思います。

26日ももう少しで満席。

他の日は余裕があります。
と言っても最大6組で満席ですからお早目にお電話頂けると幸いです。

残念ながら予約ゼロの日は既にありませんので「ブログ見たでえ!!」の年内の開催は無さそうです。

どうぞ宜しくお願い致します。


                   樋口誠