つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

心の問題

2013-11-29 | Weblog
そもそも私たちは虚空に生きるものである。
天界に生きる六道にあるものではなく、その上という天上の世界である。
それは無に等しくありながら有という空間、由るべき何ものも無いというところである。
絶対といい自由にあるところである。
それは究極にしてあるために誰でもというのではないが、
菩提心に気づけば往けるところである。

どんなに肉体を苛めても(鍛えても)無常にあるものであるために、
空しいものである。空虚にして過ぎ去るだけで何も得ないが、
求めるところを心にして描くものである。容に残るものである。だから、
鍛えるのは心である。それもみがく(摩る)という形容である。
悩める般若の心をみがくうた(摩訶般若波羅蜜多心)に学び実践することである。すれば、
六道から脱却して虚空に生きるものとなれるのである。如実より来れる者、如来となるのである。
先ず気づけ、心の問題であると心経は訓えている。
コメント
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